3 thoughts on “奥深い餌づくり、gyottosaiはこうやってる【ダンゴ編】

  1. へらのエサ使いについて、素人ながら疑問に思っている事があります。皆さんバラケ性とか比重とかの話ばかり盛んにされますが、それは「釣り人サイド」の使い勝手についての話であって、「魚サイド」から見た話は置き去りになっているのではないか?と思うのです。他の釣りでは、ミミズよりブドウ虫が釣れる、とか今日はセミパターンだよ、ワカサギパターンじゃないよとかそういう餌の「素材」自体の話で盛り上がる事の方が多いと思うのですが。(エラソーなこと言ってすみません。にんにくの「野釣りグルテン」を偏愛している私としてはダンゴエサにおいても「にんにくダンゴ!」とか名打ってメーカーから発売されないかな~と思っているだけです笑)

    1. へらぶなの餌の素材に注目したらどうかというのは、私も考えたことがあります。
      現状、大きく分けてへらぶなが餌と認識して食べているだろう主だった素材は「麩」「グルテン」「マッシュ」「サナギ」「魚粉(ペレット)」あたりかと思います。グルテンは魚の寄りが遅いとか集魚力がないとかいう意見が根強いですが、グルテンがそもそもたんぱく質なのとグルテンとして売られているエサに含まれるマッシュポテトがアミノ酸を含んでいるため、なんかしらのうまみをヘラブナが感じ取っている可能性は否定できないと思います。しかし相対的にサナギとかニンニクより刺激が弱いのだろうと思います。ちなみに麩はそれ自体がグルテンを焼いたものなので、アミノ酸が含まれています。したがって魚の寄りさえよければ「浅ダナ一本」や「ガッテン」のようなほとんど麩でできたエサで釣れるのだと思います。

      集魚力という意味でヘラブナ釣りではもっぱらサナギが用いられますが、粉砕されたサナギを使うと基本的にはばらけやすくなります。この性質を生かすか、殺しに行くかは釣況によりけりというわけです。また、力玉などそれ単体ではヘラブナを誘引しない素材をサナギ粉に漬け込んで締めたものがトーナメンターを中心に好んで使われます。

      で、ざっくり言ってしまうと生エサがスタイルの都合上使えないヘラブナ釣りというゲームの中での集魚力は、アミノ酸含有量と臭いの強弱で決まるのであって、素材の種類はより釣りやすくしたいという人間の都合によって使い分けられるという感じではないかと思います。確かに、素材の比重やタッチの話は多くても集魚力の「内側」についての話題は薄いですね。サナギかペレットが最も強烈なので、たいていはその二種類を入れるか入れないかで話が終わってしまうんだろうと思います。

  2. 麩やグルテンにはアミノ酸が含まれており、それ単体でも十分に餌としての魅力を備えているという事ですね(ノ◕ヮ◕)ノ*.✧アミノ酸含有量の事までは考えが及びませんでした💧流石、主様の視点は私のはるか先を行っています…!

    とすれば多くのへら師が集魚剤の種類の事よりもやはりそれ以外の、持つ持たない、開く開かないetc…といった事の方に関心が重点的に行くというのも納得です。

    また一つへら釣りにおいて理解が深まりました。ありがとうございます。
    ふっ……〇キューも分かってないな、なんでどの餌にもにんにく入れないのよ?!とか思っていた昨日までの自分が情けない(T_T)

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