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春先恒例の飛島五目前打ち

そろそろ飛島でウキフカセやろうと思っていたが、明徳屋の大将いわく「カメジャコだろうなー」とのことなので、予定変更。なんでもありの五目前打ちをやることにした。前打ち竿を出すのは半年ぶりくらいだ。そういえば同じポイントで去年もいいサイズのタケノコメバルが釣れた。これはこれで楽しそうということで日没と同時にポイントに入った。

https://twitter.com/gyottosai/status/1107915720342405120

海藻が繁茂するポイントを狙え

春先は岸壁付近にびっしりアカモクやわかめが生えてくる。前打ちスタイルでこの藻の向こう側をダイレクトに落としていく。ワンキャストでアタリを待つのは底にエサが落ち着いてから待ってもせいぜい20秒。2m位の間隔で横移動しながら落としていく。

足元なのに竿抜け!があるのがこのシーズン

私が使っている竿は5.4mなので、竿一本分よりやや余分に糸を出して振り込んでやると大抵の名古屋港ポイントではちょうどゴロタ石の奥のカケアガリとか、岸際に生えた海藻の奥の付け根にダイレクトに落とし込むことができる。短い竿では特に藻の付け根付近を狙うのは水面付近まで伸びた藻が邪魔するので難しい。ここがぶっこみ釣りやルアー釣りでは狙いきれない竿抜けポイントになる。この時期はそのゾーンを重点的に狙うのがいい。

しばらく打ち返しながら進んでいくと、穂先にビビッと二度反応。もしかしたらチヌの前アタリ?と思い、少し聞いてみると重み。すかさず合わせると横ばしりはしないがゴツゴツとした根魚特有の抵抗。これは・・・そこそこでかめのタケノコきた!!

足元でこのサイズが出る

大潮干潮でほとんど干上がるようなところでもOK

おそらく、この名古屋港周辺一帯の足元で釣れる根魚は満潮と干潮で居場所を変えている。あるいは何かしらの穴に入り込んでしまうのだろうか。とにかく潮位が高い時間帯は足元で釣れるが、潮がある程度引いたところでびっくりするくらいアタリがなくなる。これを知っていないとどうにもならない。ビギナーの方は特に「潮汐なび」のアプリを活用するなどして岸壁付近の釣りなら満潮前後で釣行計画してほしい。(ゴロタ場に立ち込むとか川筋を狙うとか、干潮じゃないと成立しない釣りもあるがそれはまた別の話)

続けて連発

少し小さいが釣りごたえは十分
ピンぼけしてしまったが太ったクロソイも出た

大潮ゆえの時合いの短さ、パーリータイムは一瞬

上記の魚に混じっておなじみのマイクロカサゴも数匹ヒットし、20匹買ったカメジャコ2匹を残したところでパタリとアタリがなくなる。ここが引き際だとはっきりわかる。これでいい。ストリンガーにつけておいたキープ分を下処理して納竿。仕事帰りの釣行でかかったエサ代は900円ほど。これだけ楽しめれば十分だ。

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