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名古屋港~河口五目前打ち

仕事終わりにふらっと出かける海釣りスポットと言うと、池下で働いてる私の場合はもっぱら9号地である。日清製粉の倉庫からなびいてくる香ばしい穀物の香りと排気ガス、干潟の有機物の混ざったなんとも言えない匂いをかぐと、都会の海でたくましくも生きる魚たちに出会うのは今か今かとテンションが上がるのである。

どメジャーすぎて秘匿もクソもない潮見橋

潮見橋周辺は満潮もいいし、干潮も面白い。ただし潮位に合った釣り方を

さて超混雑ゾーンである潮見橋を上から撮影。平日でも夕方からそれなりに混雑する超有名ポイントである。実際、ここは河口と水道がリンクするため潮流が比較的くっきり出るし、ボトルネックということもあり、タイミングによって必ず大きい魚が出入りすることが確実視される。ただし、それなりにスれていて実際に釣果に恵まれる人はちゃんと釣り方を理解している人だろう。

電線が絡む場所でルアー投げるのやめろ?

潮見橋の電線にはこのように雑多にルアーが絡まっている。そもそも、この電線は橋の中央部、海面からそうとう高い場所にある。15メートル以上あると思うが、堤防からキャスティングするとよっぽどのことがない限りここに絡まることはないと思う。橋の上から投げたか、大暴投したかのどっちかだろう。私はそういう人を「釣り人」だと思わない。普通に考えてまともに釣りをしようとしたらこんなところに絡まるわけがない。初心者でもサイドスローで十分な場所だ。釣りそのものが環境破壊である自覚を持って節度ある釣りをしてもらいたい。

釣り禁止ポイントが増える前にちょっと考えてほしい。

岸壁上からの釣りはノーヒット。日没後のゴロタ場へ

カメジャコで前打ちをやってみたが明るい間にアタリはなく。潮が引く日没後まで休憩し、以前よく立ち込んでやってたゴロタ場に入る。小さなスナメリの死体が転がってて鼻をつくニオイが漂っているゾーンを通り抜け、少しでも流れのある場所を探す。

まずはウロハゼがご挨拶。でかい。

5.3メートルの前打ち竿に道糸は2号、ハリスは1.75号を一ヒロ。ハリはボケ専用6号と大きめだが、これはセイゴ対策だ。チヌ針を思いっきり飲まれると後が大変だからだ。これにカメジャコを刺し、ゆったりとスイングして沖目のカケアガリを転がしていく。

すっかり日が暮れるとセイゴのボイルが足元付近まで来る。そういえば最近はフカセ釣りが多くてすっかりセイゴの顔を見ていない。そう思っていた矢先に小ぶりだがセイゴがヒット。ハクとカメジャコの欲張りセットかよ。

30センチ位。

その直後、その日一番のぐい、と一瞬引き込んでからの猛ダッシュ。キビレだ!しかも40センチはあるぞ!と竿を立てるが、セイゴの取り込みで傷がついていたか、ハリスの真ん中から切れてしまい、バラシ。ここのところ、この日一番のアタリをバラすことが多くて悲しい。基本に忠実に、しっかり仕掛けを確認してやらないと。。。。この前もキンクに気づかずグレをばらしたばかりだ。

その後、川筋には食い頃の流れが出ず、ダラダラと時間が過ぎていった。

ボケボケだが良型のカサゴ

その後、いつまでたっても川に流れができないので水道側に移動してしつこく流していくと開けた場所でこのサイズのカサゴが出た。これでカメジャコは残り3匹だがほとんど死んでいる状態だったので納竿とした。

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