2021年4月19日

富山湾夏フカセ遠征記

富山市に東北からはるばるまだ顔を見ぬ友人がやってくるらしい。富山にはすでに何度か顔を合わせている友達がいるが、その二人に会いたいのと、釣りがしたいのとで、このお盆に富山湾に出かけてきた。

氷見周辺からチヌ狙いでスタート

氷見周辺の漁港で紀州釣りとウキフカセ釣りのどちらも行ける準備にてスタンバイ。まずは堤防内側で紀州釣り。ダンゴは紀州マッハとオキアミ、激荒、糠だ。すぐに細長い魚影がダンゴに群がってくる。氷見湾名物マルタウグイである。ついでにフグ。底まで丸見え…タナ取するとまさかの水深2.2m!この透明度でこの浅さではチヌどころではない。しばらく様子を見るがフグしか釣れない。そこで堤防外側のテトラからウキフカセに変更。

ダンゴ餌だが、パラパラとまくことはできる。沈みテトラの少し前を狙って流してやると、ほどなくしてウキが抑え込まれる。文章で書くと短いが、ここまでが長かった。チヌ…というか、チンタが釣れた。

初めての場所での本命なら小さくてもうれしい

タイ焼きサイズだが一応本命らしく堂々たる引き味だった。続けてもう一枚釣ったところで終わり。その後何をやってもフグ。

富山の友人と楽しいオフ会

蛮族丸出しの釣り終わりなのにこのようなカフェでドラマチックな夕日に夏の終わりの始まりを感じるなど
北陸新幹線が走る現代的な駅舎と対比する路面電車。最新式のLRTも走っているがこのミスマッチは面白かった
雰囲気あっていい街だ。

現地で知り合いと落ち合い、これまたはるばる仙台からやってきたまだ見ぬネットで知り合った仲間とあうつもりが、家族連れ仙台おじさんが渋滞にはまってホテルに戻るのが遅れてしまう。お土産である当店自慢のラーメンセットも渡したいし、滞在しているホテルの前に押しかけてどうにか一目会えないか、と図々しくも食い下がったら出てきてくれたw

10分ほどの立ち話だったが超楽しかった。お互い「本物だ!ネットの中の人だw」と盛り上がる。
お疲れのところ時間割いていただいて本当にありがとうございました。

さて、楽しいオフ会も終わったがこの釣果では帰れない。

怒りの車中泊からの翌朝トライ

氷見周辺は水深が浅く、今度はもう少し釣りやすそうな富山新港周辺にアタックすることにした。いくつかの漁港や埠頭を候補にいろいろ考えたが、ここだな、という場所へ。

ウキフカセにてチヌを狙うも

チヌ用のコマセとしてチヌパワー激重とオキアミ、米ぬか、チヌパワーを配合したものを作ったが、とてもエサがタナまでもたない。表層でサヨリ、中層でフグの猛攻を受け、オキアミはもちろんコーンやさなぎもだめ。頼みの綱の練りエサも一瞬で持っていかれてしまう。時々ウキが消し込むが針がかりしない。このままではらちが明かない。

そこで、場所を堤防の先端に移動し、仕切り直し。コマセをパラパラとまいてエサ取りを見下ろす。

予想通り、太いサヨリと木っ端グレの乱舞だ。これではたまったものではない。暑いけど帰るには餌が残りすぎ、困ったなあとやる気なくコマセをまいていたら、黒い木っ端グレの魚影の近くでやや遅れて浮上してくるブルーグレーの魚影。あ、20センチオーバーおるやん!

急遽グレ釣りに変更

疲れて熱中症もあるかもと思うようなグダグダも一気に覚める。仕掛けを棒ウキから3B円錐ウキに変更、おもりも3Bでハリは競技グレ5号。オキアミをつけてキャスティングすると、すぐに大きなサヨリが食ってきた。グレ針だからよくかかる。

まずコマセをまいてサヨリと木っ端グレを集めて、その向こう側にキャスティングしてやると道糸がシュッと走る。掛けると地波止としてはまあまあのグレが連発。15センチ前後のグレが沸いたのちに少し大きいのがやや遅れて浮いてくる。

しかしそれらは水面までオキアミを食いに上がってきて反転するたび水面がばちゃばちゃと音を立てる。めちゃくちゃ活性が高い。ここで仕掛けを0号ウキ、ガン玉なしの完全フカセにして水面まで浮かせたグレを狙う作戦に変更。

釣れた瞬間のこのセルリアンブルーが美しすぎる

コマセワークの試行錯誤

コマセをまず一杯、二杯と足元近くにまく。するとエサ取りが一気に集まってくる。それを遠巻きに見る本命が見え隠れ。そこで沖に仕掛けを投げ、数メートル巻きあげてから潮になじませる準備をする。そこですかさず食わせエサ付近にもう一杯コマセをまくと、待ちかねた本命グレが一気にウキを海に引っ張り込む。

なるほど、こうやって釣ればいいんだ!

このサイズを狙って釣れるようになってきた!

面白いくらいにウキが濃緑色の海に吸い込まれ、道糸が走る。あわせてやると、その海を所狭しとギュイーンと突っ走るグレのパワフルさが銀狼1-53にほどよいスリルをもたらす。このパターンをつかんだらギリギリ抜きあげられるくらいのグレが面白いように釣れるようになる。

さあ、盛り上がってまいりました!というタイミングでオキアミを使い果たし、終了。ほかに良型のサヨリも交じり、最終的にはとても楽しい釣行だった。


選別中。小さいのはリリースしました。それでも即リリースした小物も入れると30匹くらいは釣った。

これ以上やったら熱中症になりそうだったし、エサ切れ強制終了は神の思し召しか。ヘロヘロになりながら道具を片付け、コンビニで氷と昼食を買い込み、地味ーな旅行の締めくくりランチとなった。

よくよく考えたら、この2日間、富山らしいものといえばコンビニで買った鱒寿司おにぎり一個のみだ。あとはなか卯、ジョイフル、コンビニ。うーん。釣りに特化しすぎて我ながらどうかしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.