名古屋港チヌのウキフカセ釣りサナギ釣法のまとめ【3.エサとポイント選び】(2019年版)

前回の続き。(→前回)今回はいよいよエサとポイント選びについて述べる。

サナギ釣法というテーマではあるが)サシエはどうしよう

2019シーズンは春先はオキアミ一本、5月以降はサナギに徐々にシフトし、テスト的、コスト削減的な目的で梅雨から9月頃までサナギのみでトライした。実際、夏場はサナギだけで十分にチヌを寄せて、食わせることができた。下手くそゆえにばらしてしまったチヌも含めると、8割位はサナギに食ってきた。秋が深まってきた最近はサナギで食わなくなるのかもしれないと思い、オキアミとサナギをローテーションしているが、やはりオキアミではすぐにサバなどに先行され、チヌが釣れたのはサナギが多い。オキアミ一本でもサバを釣っているうちにやがてチヌの時合いが来る、というのもあるが、今年はエサのローテーションを行いサナギで結果を出している。

練り餌という選択肢もあるが、仕事帰りの短時間釣行で三種類もエサを用意するとコスト的に厳しいので今は使っていない。ただし、練り餌も有効であることは予想できる。1日通して釣る場合激荒一袋ではちょっと心もとないこともありうるのでその場合は持っていくこともある。

したがって、サナギを基本としてオキアミや練り餌でローテーションするという認識で臨む。冬場、春先はオキアミでよい。

コマセの考え方 低予算でも仕上げることはできる

いろいろ試してみて、2019年秋次点ではベースは米ぬか、粘りと比重のために「チヌパワー激重」を追加し、混ぜものとしてオキアミ、激荒を入れてよく練っている。オキアミは凍ったままでも、マゼラーでどんどん1~2センチ幅くらいに削っていき、夕方の釣りなら2割位を残してコマセに混ぜていく。激荒は釣り始める前に解凍しておくのがベスト。カチコチに凍った激荒サナギを当日購入して持っていくなら、私は釣り場について準備する前に食事を車の中でとり、また道具を準備している間に激荒はエンジンルームの空きスペースに置いて解凍するという荒業を使うwそれである程度解凍は済む。

しかるのちに、激荒を開封し、コーンとサシエで使えるサナギの粒を取り分けてからコマセに混ぜ込む。サシエで使えるサナギの基準は、まるごとの形が残っているということにこだわらず、半分くらいにクラッシュしていても中身が詰まっていて手で持ってコロッとしている感じならとっておく。それが一番食いが良いからだ。黒くて硬いジューシーでないサナギも入っているが、これはあまり食いが立たないのでコマセに混ぜる側でよい。サナギはジューシーなものを、これテストに出します。

粉モンの考え方

名古屋港に限って言えば釣り場の水深は2.5~4m程度であることが多く、またそれほど強い流れのポイントで遠投することもない。したがってそこまで遠投性にこだわらずともよい。ただし、中程度の比重はほしい。しかし粉エサを大量に使うのは不経済である。そこで私は米ぬかをベースにしたコマセで程よい比重と投げやすさを求めていろいろ試した結果、米ぬかに追加する粉エサは重量と粘りを重視したものにしている。チヌベストからVSP、チヌの道、チヌパワー、日本海などいろいろ試したが今の所ヌカの比率2にチヌパワー激重1くらいの割合で十分まとまりよく程よく沈み、程よくバラけるコマセができる。

ということで、

米ぬか2.5kg+チヌパワー激重2kg(量的には米ぬかのほうが倍以上ある)をベースとし、

混ぜものとして激荒ミンチ、オキアミを入れ込む。麦などは流れが早いポイントなどで使うかもしれない。ちなみに最近は使っていない。

ポイントの考え方

さあコマセを担いでポイントへ向かおう。本記事は名古屋港でサナギ餌を使ったフカセ釣りに絞っているので、それを前提としたポイント選びとなる。

名古屋港で釣りができるエリアは限られているが、この釣りに適しているのは9号地、横須賀埠頭、貯木場周辺の岸壁、鍋田避難港あたりになる。ポイント候補を満たす要件としては、

ある程度の水深があり、

潮流が強すぎず、

チヌの移動ルートに届き、

足場がよく取り込みやすい

場所になる。そうなると、9号地などは入れる場所はたいていポイントとして成立する。それでもチヌの濃い、薄いはあるし、ポイントごとに釣りやすい釣りにくいもあるだろう。それは各自で色々試してほしい。

ちなみに場所に限らず名古屋港でチヌのウキフカセに適したポイントというのは概ね上図のような断面となる。基本的に駆け上がりの下側に沿ってチヌが移動するからそれに備えてコマセを打ち込んでいくという考え方でよいだろう。

足元にゴロタ石が入っているポイントはすれていない魚が多数ついている可能性があるし、満潮時は明確にチヌの好むポイントができるので面白い場所だが、高切れが怖い場所でもある。入れるようなら、干上がってから干潮でエントリーしても釣れたりするので頭に入れておきたい。ただし、バッカン、竿をもって移動するのは危険を伴うので十分気をつけたいし、スパイクブーツ、帽子、手袋は必須である。

桟橋などストラクチャー絡みの場所

当然、なにもないよりもストラクチャーが絡む場所のほうがチヌが集まっている。以前はその構造物の近くにエサを流し込む釣り方をしていてたくさんのチヌをばらしてきた。30センチ前後なら余裕だが、いがいとあっさり45センチ級が食ってくるのが名古屋港なので、75%前後の確率でバラしてしまった。これはもったいない!

ストラクチャーから離れると寄りが悪いのではないかと思い、ついついそうした釣り方をしていたし、実際に際に寄せるとあたりが出るのが早い。しかし、ウキフカセ釣りにてキャッチ率を考えるとストラクチャーから10メートル以上は離れたいが、全く何も足がかりがないようなオープンスペースでも釣れるときはちゃんと釣れる。チヌが潮位によって移動していくから、そのルート上となるカケアガリでその時を待つようなイメージだ。

最近はその2つの要素が絡むポイント、つまり桟橋からやや離れたカケアガリを狙うようにしている。桟橋の下に入るためにやってきたチヌ、桟橋の中からエサの気配につられて出てきたチヌを待ち受けるというわけだ。そこでチヌがヒットしても、落ち着いてゆっくりと取り込む余裕ができるのでキャッチ率は明らかに改善した。

ここも有力な場所だが時間を選ぶ

その他、流れが程よくあるポイント

その日の潮の利き方や風向きで選ぶ。あて潮が強すぎると寄せにくい、釣りにくい。その日の釣り時間のプランに合わせて、満潮、下げ潮が変わっても釣りやすいポイントを重視するか、片方だけならその状況に合わせて決めればよい。9号地では当て潮や横に流れる潮が多く、送り込んでいくような流れは限定的だ。

いずれにしても、強い流れが予想される日はやや奥まった場所に、潮があまり流れないと思われる日は川に絡むポイント、ミオ筋に近いポイントが良いだろう。あまり流れが強くないほうがチヌには良いが、全く流れないという場所はあまり向かない。

次はいよいよコマセワークと釣り方を紹介する。

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