2021年4月19日

数カ月ぶりの加福フィッシュランドでセット釣りの成果披露【へらぶな釣り】

非常勤講師というのは、3月後半になると平日に休みが発生する。ただし収入とトレードオフである。

その分自由を謳歌しようということで、当初猫ヶ洞池にでも出かけようと思っていたが、タイミングよく前日にマネージャー氏から連絡があり、加福に目標変更。ゴミ出しとか仕事とかもたもたしているとラッシュアワーに巻き込まれるタイミングになってしまい、加福に到着するまで110分も運転するはめになってしまった。名古屋高速で一気に縦断したはずなのに。くそ!高速料金1500円も使ってしまった!ワンコインオアシスとはなにか(哲学)

西側の常連桟橋に集合

なんか約束した覚えがなくてもちょくちょく釣り場でばったりする人たちと、これから大学生活を控えている若手アングラーと、加福フィッシュランドの脇にあるログハウスから就職先付近に引っ越しを控えているマネージャー氏と並んでの入釣。当然のように全員メーター前後のタナでセット釣りをしている。もちろん自分もセットでエントリー。マネージャー氏は9時時点でもう7枚も釣っているらしい。これは期待できそうだが??

この日は釣り場全体ではいつもよりやや人が少ないと言うが、それでも30~40人近く入っている。ここは平日も休日もあまり差がない。故に平日でも例会を想定したトレーニングができるのだという。

「ドブさんタバコ吸わないし、お酒もほどほどだし、おねーちゃんも全然でしょ」

「うるせえな、最後のやつは余計だ!ほっといてくれ~!」

「そうじゃなくて、そういう店行かないでしょって」

「まあね~」

セッティング

竿:へらS8
道糸:PET0.8号 ハリス:フロロ0.6号 7cm ナイロン0.3号 50~70cm
ハリ:プロスト6号 へら玉鈎2号~リグル2号
ウキ:クルージャンASAボディ4cm
バラケ:元餌 粒戦200 細粒150加水200後 セットアップ100 バラケマッハ100
これを小分けし、状況によりBBフラッシュ、バラケマッハ、サナギパワー、浅ダナあたりで調整を加えていく

幸先よくヒット!

ふふふ、久々の加福で9時半スタートだけど幸先よく一枚目。力強い明確なズバッとくるあたりでヒット。春先の抜きセットはなじませてからしばらくしてバラケが効いてくるとこういう強いあたりが出るのが楽しい。

それから10分くらいして二枚目も間違いない強力なあたりでヒット。誰とは言わんけど尊敬するアングラー、未だ沈黙。先日隣でトリプルスコアでボッコボコにしてくれたのに、一体これはどうしたことだ!と思ったが、席が離れているので煽りにくい。というか、静かすぎて話しかけづらい。

強烈な食い渋りタイムを戦いきれ

11時に差し掛かると加福名物昼の食い渋りタイムだ。ハリスを70センチに伸ばし、バラケはペレット中心で落下が速いものだったのでバラケマッハと浅ダナ一本を思い切って差し込んでやり、ペレットの落下にて崩れた粒子がゆっくり漂うイメージを作った。ハリスが長くバラケの粒子拡散がゆっくりになるが故に、アタリが出るまで時間がかかる。しかし、これだけ食い渋っているのだから仕方ない。バラケが抜け、クワセがウキに乗ってから1分、2分と待つ。2分くらいして触りが続かなかったら打ち直し。それくらい地味な時合だ。

「これ、魚が明らかに寄ってないよね。たまに動くのもヘラだと思うけど単独か、2枚くらいしかいない」

とつぶやくと、マネージャー氏も

「そう、全然魚が遠い。あと薄い」。

それでもマネージャー氏は時折竿を絞る。さすがである。貫禄である。右の方のおじさんは存在感がステルス状態だったり、カワウが飛来したら何をするでもないがわざわざ現場に行って追い払おうとするスタッフに指図したりしている。それにしてもこの日もカワウがうっきうきであちこち潜水しては釣り人の膝下に飛び出す。まるで挑発するかのように。

マ「ドブさん久しぶりに来たのを歓迎してるんじゃないの。運動会だ!」

そんなアトラクションいらねえ!もし捕まえたら兄弟子に「高級七面鳥」とか適当なこと言って送りつけようか。生で。ジビエ流行ってるし。

釣れないなら釣れないなりに、ワンチャンを拾えるようにセッティングやエサを見直してじっと耐える。これでなんとか12時頃1枚追加。バラケが抜け、じとーっと軽いバラケがクワセの周囲を通過するタイミングを待つ。ふわっと返し、むずっと入り、もどって一拍止まり、スパッ!である。

お気の毒に。。。こういうのを見るたびに自分たちのやっていることの業を感じ、せめても、自分の釣り方を見直してスレがかりを減らしたい。

ゴールデンタイムは来るのか?

2枚ほどのスレをかいてから、14時台。周囲の常連さんが引き上げていく。5枚釣れたら御の字だ、という声。やがて人的プレッシャーが薄くなったからか、ウキの動きが4人とも一気に変わる。

「これ、明らかに変わったよね」

大学デビュー予定アングラーくんもスレに苦しみつつ釣果がついてきたようだ。彼の動きを頭の中でライバル設定してペースを観る。

自分の釣り方もそろそろ見直さないとまずい。ハリスを今度は45センチに縮め、バラケは元餌にマッハを足した「素早く抜けるけどマッハの粒子があとからちょろちょろ降り注ぐ」感じの配合に修正。魚が集まってきた感じがしたからだ。強気のセッティングで強いあたりに絞る!

狙い通り、1枚、また1枚。6枚を釣り上げたところであがりベラ狙い。ところがここでカラツン地獄に突入。おそらくバラケのタッチを再調整する必要がある・・・と思ったが、すでに16時半。一応アタリは毎回でる。乗れ~!

駄目でした。一日通して6枚で終わり。とはいえ、周りの手練の皆さんと比べても遜色ないと言ってもいい釣果だったのと、落ち着いて自分で釣り方を工夫し、結果に近づけた結果になり大満足。天気も良くて最高。花粉も死ぬほど飛んでてこれを書いている金曜日、ほんとしんどくて何もできなかったけどな!ハハハ!

加福やっぱり楽しいな、うん

あ、そういえばあまりに静かで誰だか忘れるレベルだったけど、先輩おつかれっした。たまたま?倍釣っちゃいました。プライベート釣行とはいえ俺に負けるとか周囲に情報が漏れたら大変なことになるのではないかと割とマジで心配しています。心配で食事も喉をいい感じに通過してますます天高く豚肥ゆる春であります。ああ美味しいなあ。酒もうまい。あ、どうか、お元気でお過ごしください。

てかね、真面目な話、先日「いま大事な時期だから集中して釣れ」とか、うまく釣れなかった時の様子を見ててくれて的確なアドバイスをくれたこと、本当に感謝しています。ありがとうございます。

そういえば加福はリスタートの地

ちょうど一年前、加福でへらぶな釣りを数年ぶりに始めた。完全に色々忘れててバラケの配合もまったくわからない。そんな中での釣だった。もっと釣れなかったイメージがあったが、15枚釣ってたんだね。レンタル釣具のカップルに時間単位釣果で負けた(ひょえ~!)からその印象が強いのかも。

まる一年経ったら、自分の中にあるへらぶな釣りの姿は大きく変わったし、それを取り巻く環境も変わった。めちゃくちゃ変わった。2020年3月時点の自分は、実はすでに「へらぶなを通してなにか仕事をしよう。こんなに面白い釣りを埋もれさせてはいけない!」とシナリオを巡らせていたのだ。その時想定していたものはだいたい一年で実現した。妄想していた予定より2年くらい早かったのは、2020年がどういう年だったかを振り返ると見えてくる。みんなが何かを模索する一年だった。転がるように。自分がアピールする、売り込む、というよりは、誰かが手を差し伸べてくれた。帰りの車の中でこの一年を色々振り返った。失敗もあるけど、やってみてよかった。

新進気鋭の例会に所属し、ツイッターや釣り場で色んな人と繋がりができ、ひだ池で仕事をし、さらにはYouTubeまで。そして読者投稿とはいえ雑誌に顔が載った。これらはすべて人の出会い、お互いに分かち合える関係が連れてってくれた景色。

生きててよかった。

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