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血抜きをさぼったアジをリカバリーさせる南蛮漬け

調理前の写真を撮り忘れたのでアイキャッチ画像は以前のものです。すみません。

さて、先日久々に海釣り、そしてさらに2年ぶりくらいのかかり釣りに出かけてきた。広々した海の上で筏に揺られながらの釣りは、お金はかかるけど楽しい。そして難しい。釣行記はまた改めて書くし、動画も出すけど、結論から言うとチヌは釣れなかった。ただし渡船屋さんの名誉のために言うと、自分たち以外のお客さんはみんなチヌを数枚上げていた。悔しい!!!!

親方の撮影。左の画像はひだ池新桟橋外向きに見えなくもないが、違う。

あたりエサはアケミ貝。しつこく誘って食わせるのが攻略法だったようで、我々は誘いが足りなかったのだという。ISSEN by NSRの動画を見て予習していったのだが、久しぶりで簡単に釣れてくれるほど若狭のチヌは優しくなかった。

今回お世話になったのは若狭本郷「はやし渡船」。大変さわやかな接客に、ほかのお客様のマナーや雰囲気もすこぶるよく、気持ちの良い一日だった。また来ます。

さて、チヌはあかんかったが、まあまあのサイズのアジと大きめのコノシロが釣れたのでこれを持ち帰ることに。お魚を譲ってくださった親方、ありがとうございました。

釣りに没頭していて血抜きを忘れたアジを唐揚げに

やっぱり、なんとなく血なまぐさい。おいしいといえばおいしいのだが、「やっぱり釣りモノは一味違うねー」とはならない。惜しい。そこで南蛮漬けに変更。

材料

アジの唐揚げ
西友皆様のお墨付き「ツンとしないお酢」→アジが漬かるくらい必要
昆布
玉ねぎ
にんじん

タッパーに「ツンとしないお酢」をなみなみと注ぎ、昆布をひとかけら沈めておく。ちなみに最近販売されているツンとしないお酢系統の商品は最初から砂糖類が入っていたりするので、そのまますし酢感覚で使える。玉ねぎを3ミリ厚にカットし、にんじんはスライサーで千切りにしておく。たっぷり作ろう。唐揚げになっているアジはいったん電子レンジで加熱し、十分脂が爆ぜるくらい熱が通ったら一気に酢に漬け込む。そしてカットした野菜とアジを交互に積み重ねていく。粗熱をとって冷蔵庫へ入れて一晩寝かせる。

15センチサイズが多かったので骨ごと、というわけにはいかないが、生臭さも消えアジ本来の旨味と野菜の甘味が昆布酢に溶け込んでおり実に美味!やってよかった!

一口つまめば、昆布酢のタレをたっぷり吸いこんだ衣にアジの旨味もじわっと染み出す。冷たさと甘酸っぱさがうれしい。夏の釣りで疲れ気味の体に優しい味なので、ついつい手が止まらない。保存性もよいので、ぜひひと手間かけて作りたい。

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