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NHC関西シリーズ2021第2戦つつじ池に参戦!

大好きなNHCがまた中京にやってくる!

ということで、先日つつじ池で開催されたNHC関西シリーズ2021、第2戦に参加してきた。親方もお誘いしたけど所用のためやむなく見送りということで、Twitterでもお世話になっているhiro兄さんと現場で合流。HBS東海のW会長にFさん、錦へら研のK会長も参加ということで、去年のひだ池大会を思い出させるような面々が集まった。

参加の手続きを済ませ、hiro兄さんに席番を聞きに行くと「奇跡ですよ!」。みると、第1ステージ第2ステージともに隣どうしを引いた!42人参加で、席は桟橋先端側と手前側を2つで2グループに分け、午前午後で入れ替えということになっていたので、確率的にはどうだろう。ちゃんと計算したらいいけど適当にざっくり考えて1ステージで隣になる確率を計算すると21人マイナス1人(自分)で、両隣のどちらでもいいということだから2/20として計算すると10%なのでまあまああり得るとしても、これをもう一度繰り返し両ステージとも隣になる確率は試行回数2回ということで0.1^0.1となり、1%くらいじゃないだろうか。すごい。

「これは盛り上がりそうですね!」

早速道具を取り出し桟橋へ移動。

満員でぎっちぎちの桟橋、予想以上に食い渋る!

まず12尺チョーチン両ダンゴで行く予定だったので、やや食い渋りをイメージして月光12尺、餌は凄麩200+ガッテン200+バラケマッハ100+水200からスタート。が、まーったく触りもアタリもない。2つ右には関西勢、名手のひだ池ハンバーグゲットできなかったおじさんMさんが得意の長竿でポツポツ釣っていく様子が見えるが、こちらは全くダメダメ。さすが名人!

hiro兄さんは8尺浅ダナ両ダンゴ、最も得意とする釣り方で苦しみつつも時折竿を絞っていく。親方から聞いていた両ダンゴの安定感を真横で拝見したがさすが「夏男」!謙遜しつつも、しっかり枚数を重ねていく。ちなみに親方いわく、「team Hyper 2 go」という概念があって、牌派2号さん、hiro兄さん、親方、そして私(兄弟子は最近のひだ池大会も帰宅時間を守れなかったので謹慎な(2ヶ月ぶり4545回め))というメンバーによる共同体、例会の枠を超えてお互いをリスペクトし合う関係性の中で情報共有や交流を深めている。どなたも社会的にも尊敬すべきビジネスマンで、釣りも上手で、それでいて穏やかで心優しく尊敬できる先輩方。自分のような不安定な気性の人間でも暖かく接していただいていていつも感謝しています。

↓牌派2号さん転勤ということで企画した(一時的な)送別釣行会

https://www.youtube.com/watch?v=YsyvNpd6Co4

まさかの第1ステージ2時間経過で釣果ゼロ!地獄の釜の蓋が開く!

時計は10時に差し掛かる。まずい。12尺を諦め8尺チョーチンセットをやってもたまにちびがスレがかりする程度。まずい。死ぬ。てかもう涙目。24歳の頃、ほぼ無収入のくせに適当に入った焼肉店の料金にビビり、じゃあせめて味わうかと思っても料理の味がしない。うつも手伝って微妙な気持ちのまま身の丈に合わない金額を支払う運命にある、でも今はただただ味わうしかない、あの感じだ。もう運命は決してしまって、もうどうしようもない、あの感じ。涙目。楽しみにしてたのにこれか。。。となりかけたが、最後の手段がまだ残っている。

W会長が後ろを通りかかり、「どう?釣れてる?」。「いやー全然だめで、まだゼロですよwwww」と返すと「マジかあ・・・」と絶句w面目ないw

そして取り出すのは8尺メーターウドンセットである。これは自分の中で最も得意としていて本気で釣果を引き出す最終手段である。じゃあ最初からやれよって感じだけども。

ややもたせるバラケにして、タナボケを避けつつハイスパートに打ち込んでいくとようやくいい動きが出始める。10時を回って残り45分、ようやく1枚釣れる。そしてその後一気に3枚を釣り上げ、無条件でフラシの中へwもはや軽いだの言っている場合ではない。残り15分であと一枚釣ればリミット達成というところで、焦りからかなかなか釣れず、結局4枚で時間となってしまった。(NHCサイトによると5枚釣ったことになっているが実際は4枚)

あまりのシビアさに、ついついぼやきをSNSに投稿。

休憩と席替え

1時間半の休憩で席替えと食事を済ませる。SNSでもつながっているヒゲさんとは初対面のため挨拶へ。唐揚げ弁当を楽しみつつ第2ステージへの作戦会議だ。

第2ステージが始まると、さっきの苦しみが嘘のようにウキが動く。それなりにシビアであることには変わりないが、立て続けに2枚釣る。「さっきの苦しみを考えると安全策にでちゃうんすよねー」とhiro兄さんと笑いながら二人で送りバントを決めていく。しかしそこから一気に食い渋り、そして向かい風。大変に難しい状況。そこにW会長がまたやってきて、肩をとんとんとたたき「肩の力抜いてけよ~」と一言声をかけてまた他の方と話にいった。これがすごく精神的に救われたし、ありがたかったです。さすが、全部お見通し。

そして3枚目辺りから慎重になるw明らかに小さいと思われるヘラブナは即リリース。これは、と思ったものを入れて4枚。

残り1時間に勝負をかける。残り時間20分で釣れたのが微妙に小さいが、、、4枚で終わるわけにはいかないのでチキった。フラシイン。問題はその直後にキロ超えの一枚が出たことだw

「あ~~~~!もったいねええええええ!」

でもしょうがない。無事5枚揃っただけでも良しとしなければ。

表彰式

「えっ!?動画撮ってへんの!?うそやろ!?」
「いやー、あまりの難しさにそんな余裕がなくて」
「一言喋りたかったやんか!うわー残念」

このくだり、数回あった。出たがりが多いのも関西勢の特徴??好きw

今回はいつもより多いという43人の参加。その中で中京からはW会長、K会長がそれぞれ準優勝、4位と上位に入り、hiroさんは12位と地元勢の存在感をきっちり見せつける結果に。まずい、クリエイトのボトムズとはいえ、自分も中京から参加した人間なので、なんかしら景品もらって帰りたいwwww

と思っていたが、まあ前半4枚で終わったし、厳しい。せめて飛び賞の梅沢富美男チューハイをもらって晩酌しようと思っていたが、飛び賞も次々読み上げられ、梅沢富美男チューハイはSOLD OUT。ああ、手ぶらか。まあ楽しかったからいいや、と思っていたら

「えーフナ賞、大林さん!」

「えっ!?」

ドブちゃんの本名が高らかに読み上げられ、

「おいおいYoutuberが自らもらうんかい!」
「ええなあ~」

とガヤが飛ぶ中、まさかの鳥取産高級巨大スイカ8kgをゲット!

うれしいなあ、うれしいなあ。

フナ賞ってなんだ!?と思っていたが、「27位だからってことだよ」と教えられ、たしかにリストを見たら「ラッキー27位賞」と書いてある。やった!これは嬉しい!

終わりよければすべてよしですわ!わはははは!

カニピースするドブちゃんの後ろにすげーうまい人達が写ってる

スイカなんですが、オリンピックの開会式を見ながら味わいました。一口目の衝撃的な甘さ、爽快感と言ったらなかったね。すごくきめ細かい肉質で、瑞々しく、そしてヌケ感のある強い甘み。自分のお金で買う勇気はないレベルのやつですねこれは。

錚々たる顔ぶれだけどめちゃくちゃフレンドリーで楽しい

今回も集まった関西勢、中京勢ともに名手と名高い方がたくさん集まっていた。メディアにもよく出るような方も多く、大会自体は結果的にすごくハイレベルだったと思うが、運営としては初心者やちびっこにも参加してもらえる大会ということでもっと認知されたいという。実際親子で参加される方もいらっしゃるし、ベテランでなくても5枚検量制のゲームは十分リミットメイクし楽しめるチャンスが有る。本気で初めての大会としてもおすすめできるので、これをお読みの中京地区のビギナーの方は来年のつつじ池大会、そしてこんどのひだ池大会にもぜひご参加いただければと思う。

そして思うのは、NHC関西シリーズはとにかくにぎやかで華やかで明るい場。上手い下手なんか全然関係ないし、同じヘラブナ釣りファンとして楽しい一日を共有しようという雰囲気がきちんとできあがっていて、おひとりさまで参加しても全く問題なく溶け込める。私が思う今後のヘラブナ釣りの姿は、こういう場がもっと増えること。本心からNHCを尊敬し、楽しんでます。運営スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。楽しい一日でした。hiro兄さん、またへらでも海でも楽しみましょう、よろしくお願いします!

さて一応少しだけ撮影した動画は近く公開するが、私のコメント撮りをしてくださった方はかの有名なあの方。お楽しみに!

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