二日連続西の森釣行

二日連続西の森釣行

「全然たりねえがや!」

「申し訳ございません!」

「全然たりねえがや!」

「申し訳ございません!」

「全然たりねえがや!」

「申し訳ございません!」

「全然たりねえがや!」

「申し訳ございません!」

「全然たりねえがや!」

「申し訳ございません!」

クリエイトクラブ、新規入会者募集中です。先日の記事で良かれと思って部長ボイスで再生したらリアルな感じになるかなと思って濃厚な名古屋弁を書いてみましたが、ご本人にばっちり読まれていました。しまったなあ…。新メンバー募集にますます力が入っているそうなので、ぜひぜひご検討ください。勢いはめちゃくちゃあると思います。ちなみに、冒頭のやり取りは勧誘ノルマ890人未達である私が罪悪感のあまり、セルフ詰めをやってみたあれなので、大丈夫です。私は元気です。

人気急上昇中の西の森釣り場

少し前までどちらかというと温泉前のほうが話題になることが多かったが、この頃は西の森のほうがよく話題になる。実際よく釣れるので、隣接する温泉前より500円高いにもかかわらず値段にうるさい県民性の割にこの頃は人気の釣り場となっている。

短竿で底に届くポイントが多く、8尺の底釣りも楽しめるが、もちろん中層表層の釣りも面白い。しかしなんといってもここならではの楽しみといえば、線路の土手の際を狙う長尺の底釣りといえるだろう。16~18尺くらいがちょうどよさそうだ。

さて、先日多忙ではあるが土日連続で線路向きの底釣りを楽しんできた。

底釣りを積極選択するという発想

初日はチョーさんこと親方と久しぶりの釣行。詳しくは省くが、まあよく釣ること!70枚くらいになっただろうか。私は風がある中、途中で中尺の浅ダナセットを試すなどして数が伸び悩んだが30枚ほどだったかと記憶している。なぜあえて12尺の浅ダナセットをやったかは、激渋の状況への対応を想定した実験としてである。セット=10尺までという固定観念だけでは釣り切れないシチュエーションで見事勝ち切る関西の刺客の釣りっぷりを見ていて気になったのだ。

とはいえ、普通に釣れている状況で試しても得られる経験は限定的だった。かえって釣りにくいことは間違いないし。一応、ちょうどいいウキの判断は大いに役立った。

朝は8尺の底釣り、ラスト2時間は12尺の底釣り。この日は12尺のほうがよく釣れた。

さて、一日を通して競う例会では、どんな釣り方が強いか、という話題がある。メディアや風潮から、どうも浅ダナセットが一番数釣れるイメージが強い人も多いと思う。確かに、ずっと釣れる状態をキープする力が強い人なら最も最短距離を進めると思う。一方、チョーチンや底釣りは時間がかかる釣りである。物理的に浅くてチョーチンができない釣り場もあるが、比較的浅い釣り場であれば底釣りもトライしやすいし釣れる状況にあることも多い。深いタナが釣れる状況であるかどうかは結構状況に左右されるが、ある程度底に魚がいることが期待できる状況なら「攻めの観点で底釣りを選択する」のもアリだなあと思った。大きな穴が開きにくいというのは、長丁場において大きなメリットだからだ。

ありがちなのが、「上のタナで釣れない”から”底でじっくりやる」という消極的選択である。自分もついついやってしまいがちである。普段あんまり底釣りの訓練をしていないくせに、である。しかし現実はそんなに甘くないということは、そういう選択をするたびに突き付けられるのである。時間がかかる代わりに仕上がったら時合いが崩れにくいというメリットを最大限に生かすには、単純に考えるとやはりその時間を最大化すべきであって、スタートから積極選択するのが一番期待値が高いことになる。そのおいしい時間が来るまで時間が持たないかもしれない。

追い込まれて底釣りに移行するというのは、その時点で色々崩れてしまっているわけで、その後は挽回できたとしてもある程度限界があるだろう。

もともと浅い野池から始めたへらぶな釣りなので、底釣りのほうがもともとは多かったのだが、いつの間にか上のタナの釣りのほうが回数が増え、そちらのスキルは少し伸びたかもしれない。が、底釣りのスキルはほとんど伸びていない。だからこういう釣行の時こそしっかりやっておきたい。実際メンバー内にも底釣りが卓越した人が数名いて、しばしば上位になっている。見習いたい。

それにしても少人数釣行で得られる経験の重要さよ

最近、釣行といえば例会という状況が続いていて、例会慣れはするかもしれないが実際腕が上がっている感覚が全くなくて苦しんでいる。基礎力が育っていないのだ。だから本番でも動けない。これまでの成績を振り返ると、比較的ましなのが「勝手がわかっている釣り場」である。やはり釣り場のこともよく知らないといけないし、それに合った釣り方をいろいろ試したりしたい。8尺で釣れなかったけど12尺でよく釣れたのはなぜだろう、とか、そういうのを深堀していく作業の一つ一つに意味がある。

そういう観点から見ても、この二日間は学びの多い時間だった。

書くの忘れてたけど2日目は兄弟子と釣行。彼の得意な長竿両グルテン底釣りで良く絞っていた。

種目は違うが、ニシダテツヤさんに問いかけられた、
「たくさん釣りたいの?それともうまくなりたいの?」。

うまくなりたいから、いろいろ試す。釣れないとわかってても必要ならやる。やみくもにじゃなくて、狙いをもっていろいろやる。積み重ねは裏切らないと信じて。

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