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若手に混じって勝賀大池、ええとこ発見!

ようやく少し時間がとれるかなと思ったら、トシMGが勝賀大池に開拓しにいくけど一緒にどうかとお誘いがあり、出かけることにした。といっても、寝坊して到着は昼。正午をかなり過ぎてから釣りを始めることにした。

勝賀大池は以前から気になっている釣り場だったが、自宅からは高速道路利用が前提になる距離なのでタイミングを見計らっているうちにかなり時間が経ってしまった、というのが正直なところで、そういう意味では今回のお誘いは渡りに船である。寝坊したけど。

この勝賀大池、自治体管理の池で一日500円と聞いていたので、正直そこまで期待のハードルを上げずにでかけたのだが、実際に行ってみると釣台は必須だが車横付けですぐに釣りができるし、魚影も想像を遥かに上回る濃さだった。これほんとに500円でいいの?

小便用トイレは簡易式としてはまあまあきれいな方で、中には放流情報やら、注意事項やらの掲示物が貼られている。大をもよおしたときはまだ見てないから知らない。コンビニがそれほど遠くないところに数軒あるので、お菓子や飲み物でも買いに行くといいだろう。ちなみに、周囲のコンビニは笑っちゃうくらい当池を囲むようにして分布している。池自体はあくまでのどかな田園風景そのものなのだが、意外だった。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップと各チェーンが揃っていて、半径2キロに6軒も建っている。最も近いのはセブンイレブンで、500メートルほど北にある。

料金は見回りの方が集金に来る

釣り場についたら好きな場所で釣りをしていれば良く、料金徴収の巡回が来るので、そのときに入場料を支払えばよい。係員の方も感じがよい方で、動画撮影しているのを見て、あれこれと情報を教えてくれた。近くに飲める井戸水がある、というので立ち寄ろうと思ったが、片付けていたら日没すぎてしまったのでまた今度にしよう。

皿状の池で手前はゴロタ石が沈んでいる

こうした池に来ると底釣りがやりたくなる人も多いだろう。実際に、周囲をみると底釣りの人が多かった。長さまでは把握できなかったが、おそらく12尺以上が安全圏であろう。8尺程度の距離は底にゴロタが入っていて非常に釣りにくい。短竿で遊ぶなら浅ダナ釣りが無難である。

「両ダンゴで普通に釣れると思うよ」とMGが言うから両ダンゴでやってみたが、まだパラパラとしか釣れないのでセット釣りに変更した。結局、バラケが抜けた直後に食わせが入る、みたいなタイミングを合わせていかないといけない程度には気難しいのだが、魚影の濃さ故に「掴む」と連発するような感じではあった。

朝から来ていたトシMGは適当にやってて115枚と大暴れ。2号君も60枚ほど釣ったようだ。かく言う自分は12時過ぎから日没までやって20枚そこそこだった。適当に来て適当にやっていたらそんなものであるが、それでも楽しい。毎回必死にやっててもね。

動画でのお楽しみ、2号君に悲劇が…w

池には鯉もいるし、ヘラブナたちも引きが強いのが揃っているので油断ならない。サイズは8寸9寸といったところだが、いわゆるメジャー管理釣り場のものと比べても初動のパワーがワンクラス上である。アタリ方もひったくっていくことが時折あるので、穂先を抜かれたり、高切れしないよう注意が必要だ。2号君どんまい。

最近のびのび釣りができて気分が乗っている

先日公開したひだ池の動画が、久々に初動一日で500再生を超えた。チャンネル登録者470人の弱小チャンネルではあるが、嬉しい結果だ。楽しく、心地よく、学びや発見がある動画と、自分らしさが大事なのだな、と改めて思った。例会の動画も、身内には喜ばれているので続けていくつもりではあるが、例会とか大会の動画ってのは本当に僅かな、ローカルな世界の中のさらに一部しか見ないことがデータで示された。やっぱりな、という感じだ。

トーナメントに出場して優勝するまでのドキュメンタリーを撮ったらどうか、というありがたいご助言も頂いたことがあるが、やらないときっぱり即断却下したのは間違ってないと思う。ちょっと間違えると自分が何キロ釣った、みたいな動画はただのマスターベーションにしかならないし、自分で撮影して自分が演者になるところまではいいが、ええところ持っていく、というのはなんか気持ち悪いし、自分にとってトーナメント云々を「目的」にするのは全く興味のない話である。腕試しの手段として出ることはあるにせよ、だ。興味がないのに動画コンテンツなど作ってもいいものが作れるはずがない。断言するが自分がそのようなコンテンツを作ることはありえない。経験上それが高い評価につながったことはないし、まず前提として動画として見たときに、内容が単調でつまらない。

色々見ていて気づくのは、驚くような魚が釣れたとか、驚くような場所や方法で釣ったとか、お悩み解決とか、演者が視聴者と向き合っている動画が伸びている。演者ではあるが、脇役なのだ。主役は動画視聴者である。視聴者の知的好奇心や感情に好影響を与えられるかどうか。ここすごく大事。俺優勝したイエーイでは、視聴者をみたすことはできない。なぜなら自分のファンなんて、視聴者総数からしたらほんの1%未満しかいないのである。

これもよく例えるのだが、ボウリング場に来るお客さんのなかにセミプロ、プロとして大会で勝ちたい、と思ったり、それに憧れる人というのはごくごく僅かな割合で、ほとんどは他の娯楽と比較した結果レジャーとして来ている人たちである。しかし、マーケットを支えているのはこうした一般の人達である。釣りも同じだと思う。

いくつかあるレジャーの選択肢の中から釣りを選んでもらって、釣りの中でもいずれはへらぶな釣りやチヌ釣りにトライしてほしい、というのが自分の願望で、俺がどうのこうの、みたいなことはどうでもいいのである。自分はこんな体験をしたよ、あなたもぜひ、というスタンスは変えない。

それで、憑き物が落ちたような動画が撮れるようになってきた。間接的にニシダテツヤさんや黒河さんの考え方や助言の影響を受けているおかげである。やはり、突き抜けた人からしか得られないものがある。他人の顔を伺って萎縮したりアホのフリをする必要なんてどこにもない。そんな時間の無駄より、集中して自分の強みを全開にして、やることをやっていこう。

まあやりたいように自分らしさに蓋をしないで、自分をコントロールしようとしてくる外的な物事を遮断して、没頭していくよ。

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