通常の仕事で火曜日はクライアントに出張、水曜日から木曜日は講義からの夜間は動画編集とクライアントワーク。金曜日は2時間ほどしか眠れないまま7コマの講義。一応19時には帰宅できたが、翌土曜日は5時おきでひだ池のイベント運営。
全部終わったら泥のように眠った。道の駅で車中泊だ。片道一時間程度の距離にもかかわらず、帰宅する元気は残っていなかった。
結局明け方に自宅に戻り、三度寝をきめる。10時頃起床。外は雨だ。
(あー、これ、アマゴ出そうだな)
気がついたら41号を北上していた。2時半スタートでも良いポイントを決め打ちすれば間に合う。入るとしたら、少しでも水量が安定していそうなあそこだな??と目星をつけておく。
イノシシ(豚コレラ)対策の金網がびっしり どこから入る??
初めて入る渓流の入口と出口を検討する。色々探して、なんとなく人の歩いたであろうルートを見つけ、入っていく。水量は十分あるが、ごくごく細く狭い川だ。最近購入して気に入ったスミスインターボロンはこの場には少し長すぎたが、フリッピングとサイドスローでの送り込み、バックハンドのオーバースローを駆使すれば釣りにはなるだろう。そして時間もあまり残っていないので、イワナがついていそうだと思しき小場所は割り切ってスキップし、良いポイントに絞ってテンポよく上がることにした。

最初の開きで猛追してくる魚影が2つ。小ぶりだが、美しいアマゴがヒット!かなり魚がいる!
続けて落ち込み、開きをテンポよくリュウキ50Sでトレースしていくと、アマゴとイワナが交互に釣れる。

活性が上がってきて激しくアタックするからか、バラシは少なめ。次々とヒットするが、リリースサイズも多い。
やがて、奥行きのあるスペースに行き当たった。ここで出なかったら嘘だろう!絶対ミスキャストはできない名所だ。集中して一番美味しいコースに投げる!ゴン!
よし、いいサイズのイワナだぞ、と思って寄せていくと、なんだか体側がイワナよりオレンジで鮮やかだ。おお、いいサイズのアマゴ!これは嬉しい!!


だんだん落差が大きくなって谷も深くなっていく。それにしても、短い区間でかなりいい釣りができている。調子に乗って夕暮れに遅れては大変だ。退渓ポイントを伺いながら進む。

リリースサイズのアマゴがちょこちょこ飛び出してくるが、途中からはイワナが増えていく。18センチくらいのイワナが数匹出て、もう少し上に行ったらもっと面白いかなと思ったが、釣果としてはアマゴ4イワナ10以上と十分以上に楽しめたので、木に巻かれたピンクのリボンを頼りに退渓することにした。

かつてここにも人の営みがあったのかな?と思うような石積の遺構をたどるように森の中を進み、離脱。昨日はへらぶな釣りを仕事の合間に少し楽しんだわけで、それはそれは楽しい釣りだと思う一方で、新緑の渓流を分け入ることでしか得られない栄養がある・・・w
いろんな栄養をバランスよく取らないとね。次はかかり釣りの栄養分を吸収しなければ・・・?