チャリティー大会の記事を書かなきゃ書かなきゃとなっていたところ、仕事のストレスと強行軍でちょっと参ってたのでブログ更新も滞り…、ついに1か月近く遅れてしまった。体重も増えてしまった。まいった。こまった。うーん。
ともかく、能登震災復興がテーマとなった今年のC☆MAXチャリティーかかり釣り大会はがまかつフィールドテスター末吉さんをはじめがまかつファンの皆様にもご参加いただき、さらには香港からのNSRファンたち(直後にTeam ASRA HKが結成された!)も遠路はるばる来日、大いに盛り上がった。
ただし、当日の天候は天気明朗なれども波高し、で、コンディションとしてはかなり体の方がしんどかった。
ついにリトル門脇くんがC☆MAXの集まりに参上
旧渡船場集合ということで一応伝えていたつもりだったが、現渡船場で、誰も来ないなあ、おかしいなあと思いながら待ちぼうけしていたというハプニングがあったが、電話をしたらすぐにやってきた。あれだけわかりやすく大きい看板を立てあったのに見落とすのか…w
黒河アドバイザーとはすでに対面済みで、今回はいよいよニシダさんとご対面。楽しんでもらえたようだ。

運命のくじ引き
くじを引いたら「小田の浜3番」にあたった。なんか嫌な予感がしていたが、濱口副会長にくじ番を見せたら
「あちゃー!やっちまったなあ!もう何十年も通っているけど、そこで人が釣ってるの見たことないぞ」
だって。マジかよ。そこまでかよ。
加えて、北からの爆風である。渡船を遅らせるかあるいは開催が危ぶまれたほどである。先が思いやられる。
この日は2隻の渡船がフル回転し、40人以上の参加者を次々と筏に送り出していった。私は最後の便だ。それにしても、相変わらずCMAXの先輩方は荷物の積み込みが速いしきれい。

人類未踏の地こと小田の浜3番筏
なんたって、客を乗せることをほとんど想定していない事実上の道具置き場と化しているためトイレがない。爆風の中放物線をうまくコントロールして放尿するほかないのである。ダンゴ用のバケツとタライは置いてあった。
そんな筏に吹き付ける爆風。6人の同乗者でじゃんけんして釣り座を決める。CMAXからは市原兄さん、亀兄さんとツネ兄さんが一緒だ。風上に陣取ったツネさんから空き袋やらなんやらが飛んでくるのをキャッチするゲームをしばし堪能した後は実釣へ。
いずれにしてもチヌが寄り付きにくいだろうと踏んで、各々が早めにダンゴを打ち始めたがエサ取りの気配も薄い。たまにベラ、チャリコが釣れるくらいで、しかも徐々に活性が薄まっていくし、爆風でやる気を削がれる。エビをどんとぶち込んでもチャリコしか拾えなかった。
それに昼頃に風がやむ予報だったので、いい加減見切りをつけて戦略的睡眠をとることにした。
これがソロ釣行だったら泣いていたかもしれないレベルだが仲間のおかげでブーブー言いながらも釣りは続けられる。一方、有力視されている大村筏からは早速釣果が出たという報告のLINEがポコポコと上がり始めた。
放尿するときの放物線で改めて納得する
立ちしょんはお行儀が悪い…が、そもそもこのイカダにはトイレがない。やむを得ない。周囲の迷惑にならないように、と思ったが風下にはゲストの方が入っている。まっすぐ風上となると、放物線はマイナス方向に押されてわが身を汚すことが確実と思われる。そこでやむなく…であるが、ちょうどツネさんが寝ているのでそのすきにツネさんの釣り座からできるだけ距離を取りつつ風上側から放尿を開始する。
右斜め前方に飛ばした放物線は風に押されて、減衰しつつやがて左下に向かって直線的に落下していく。ちょうど、「フ」の字のように。風がある日のダンゴ釣りではついつい穂先を風下の水面近くに落としてしまう人が多いが、ラインとの角度が取れなくなり、テンションも取りにくいのでここは穂先を風上に立て、ラインを風下に向かって張った状態で安定させるようにしたい。一般的な水深があればそれでハリが極端に浮き上がるということは心配せず、乗ってくるテンションを感じながらゆっくり送っていく、ということを意識したい。
午後に入ってようやく筏中ファーストフィッシュ
釣ったのは潮下側に入っていたがまかつの方。喚起に沸く6人。これは貴重なチャンス到来か!?と全員釣りに集中する…が、その後誰もチヌをヒットさせられず。あっという間に納竿時刻となってしまった。
つまり私はチヌの釣果なし。猛烈に眠い中追加のエビを買いに走ったのに残念無念である。

香港のAngusさんが優勝!!おめでとう
人類未踏の筏の惨劇をよそに、釣れているところはちゃんと釣れていた。

香港のNSRファンAngusさんが長寸勝負で見事優勝を勝ち取った。おめでとう!!

今回はメーカー、個人問わずチャリティー大会を盛り上げようということで思いが一致した方々からたくさんの協賛品をいただきました。ありがとうございました。

門脇くんはチヌのアタリと確信するシーンがあったようだがいずれもとり切れないという惜しい釣りになったようだが、爆風の中、また、おじさんたちがひしめく中で一日よく戦い切った!いい経験になったと語る。
先輩方からは「うちP追い越されるんちゃうの~?」といじり倒されたw
うーん、ありえるw

やま栄渡船さんからは巨大な伊勢海老が協賛品として提供されるも、発泡スチロールのケースを鋭い爪でミシミシと音を立てつつ脱走を図る様子に恐怖を覚えたり。
でかいエビって怖いねん。
きっとおいしかったんだろうなあ…

当事務所からはささやかながら、能登応援オリジナルデザインステッカーを提供させていただきました。こちらもはるばる、能登から参加されたコッシーさんがたくさんもらっていってくれたのがうれしかった。ありがとうございました。
会長はじめクラブ員の先輩方、大会運営ありがとうございました。