天気が少々悪くても出かけたい時がある。
アマゴもいいなあと思ったが、先日大雨で退散を余儀なくされた奈良井川にリトライすることに。ただし、やはり折からの雨で増水気味である。
岐阜県から向かうので、道中に木曽川漁協という一生かかっても踏破できない広大な領域を持ち豊かな水量で大型のイワナ、アマゴが育つエリアを通過することになる。なんだかもったいない気もするが、ヤマメを釣りたいのだ。
本流は増水、険しい谷が多くポイント選びに苦戦
奈良井川の上流部は意外と釣り場の選択肢が少ない。本流がメインで、谷は通い慣れた地元の人向けといった感じだ。車止めから結構な距離を歩く必要があるなど、ビジターで雨の日の単独行は不安が残る。そんな中で選んだ最初の谷には先行者あり。しかし渓相はなかなかいい。初心者にも釣りやすい感じで視界も広い。

そこで唯一ヒットしてくれたのがこちらの個性的なヤマメだった。最近Instagramで誰かが釣っているのを見て、自分もこんなヤマメ見てみたいなと思っていたところだったがあっさりと実現した。しかもNEWロッドのメジャークラフト・ファインテールグラス462ULのファーストキャッチだ。
結局その後は魚の気配を感じられず、別の谷に大きく移動することにした。
次の谷は林道との高低差がダイナミックに変化するため、入渓点と退渓点をあらかじめ下見してからトライすることにした。川幅は細いが、イワナなら出てくれそうだ。
どうにかこうにかイワナに出会う



リュウキ50Sで反応してくる魚を釣っていく。よく釣れる、とは言い難いが、本当にここぞ、というところではマアマアな確率で反応が得られた。ただ、大昔から人が行き来していたであろう川に沿って歩きやすい地形のため、結構人は入っているのだろうと思う。1キロ半くらい釣り上がったが、雨が強くなってきたので予定のポイントより少し手前で撤退を決断。
しばらく強い雨だったので、撤退は正解だった。
他の谷も色々行ってみたけど
あまりに水量の少ない川だったり、ボサが険しすぎて遡行不可能だったり、あまりいい感じのところはなかった。難しい。本来、平水時にもっと下流をせめて大型のトラウトを狙うなりしたほうが楽しめる川なんだろうなと思った。
一度の釣行で結論づけるのはあまりよろしくないが、魚影自体はそこまで濃くないが、近くだったら通うかな、というくらいの感じ。ヤマメ狙いだったら我が家からはもっと近く便利な川があるので、多分そっちに傾倒するだろう。
ヤマメ1、イワナ3のキャッチにとどまった。ちょっと惜しいがまあよく歩いたw