相変わらず多忙である。時間がないわけではないが、一日を空ける、というのが難しい。
いつものことだが、ありがたい多忙さの中に、ときにはありがたくない多忙さがまだら模様に侵食してくる。すると人生の充実度にノイズが混ざり、やがてスポンジにたっぷり含まれたありがたくない多忙さは人生の充足度に対する感受性を失い、乾いた感情をもたらすものだ。そういうことを減らすのに努力が必要なのは、まだまだ自分が未熟である証拠といえばぐうの音も出ない。もやっとするまえに線を引きたい。
10年近く前に、当時色々と噛み合わずうまく行っていなかった公私にわたるあれこれを転覆レベルで変える決断をし、このブログもその頃始めた。それから色々とあったが、今ではかなり良質のストレスと有意義な居場所に恵まれるようになった。
早い川では2月に渓流釣りが解禁される。ホームでも解禁されて10日も経つ。まだまだ放流魚頼みのシチュエーションだし、得意なルアーの釣りをするには早い。今年は鮎釣りも解禁と同時にスタートすることは確実だし、次年度は掛け持ちしている現場を集約しておかげさまでよりよい環境で働くことになったのだが、そのかわり拘束時間が長くなるのでそのぶんフリーの仕事が空き時間に追いやられることになる。そしてありがたいことにフリーの仕事も稼働時間の短さの割に絶好調である。
正月早々手掛けているネタがバズったり、ひょんなことから一つ新しいプロジェクトにかかわらせてもらえる話が来たり。Xtreme IKADAも本格的なキャンペーンを開始しじわじわと注目を集めている。悪いニュースと言えば尿管結石で気が狂いそうな痛みを味わったというのがあるが、それから水分補給には非常に気を使うようになった。
まあなんにしても、気が向くときにふらっと釣りに、というのがだんだん難しくなってきた。いや、男40なかばにして仕事がないというのはそれはそれでメンタルに悪いだろうし、社会にしっかり関わっていくことだって大事なことだ。
ともあれ、例年は暇になりがちだった3月もあれやこれやで埋まってしまった。1~2月が多忙な分ゆっくり、というのが通年の流れだったが今年はそうも行かないようだ。
さて、先日も書いた通り今月はどこかで大チヌ狙いに出かけようと考えている。それとはまた別に、今年は渓流釣りを餌でもやろうと思っている。ダイワの春渓を買った。仕掛けはもうやらなくなっているヘラ釣りのハリスとか、鮎釣りの天井糸を流用し、餌箱やらなんやらも流用可能だ。竿とハリだけあれば釣りができる・・・おっと、川虫をとるためのブラシは新たに買ったんだったか。
なんとか今月試しておきたい。
20代の頃思い描いていた「こうありたい」が味付けこそ変わってはいるものの、本質的にはかなりいい形で実現していると思う。それは、自分を見つけてくれて、可能性を信じてくれて、見守ってくれる方々のおかげ。おそらく、最初に入った会社にずっといた場合より幸福度も可能性もずっと高い。
釣りというライフワークを噛み締めながら、そういう遊びをさせてもらえていることに改めて感謝したい。




