今年はそれほどトラウトフィッシングに行けていない。夏日が続き、雨が少ない5月も中盤に差し掛かろうかという頃合いで、どうもやる気なく昼頃に到着する行程でHGの益田川支流小坂川へとやってきた。
たしかこの前の週も川には入っているが、エサ釣りで山之口川を釣ってイワナ、アマゴをトータル4匹ほど釣って日没となり終了。やる気がない釣りが続いている。
仕事が忙しいのもあるが、ちょっと気分が釣りに向いていなくて、別に釣りには出かけなくてもいいな、と思いつつ、それでも何もしない週末というのは精神衛生上のマイナスと運動不足を招くと思い、行くだけ行ってみるかの精神で出かけた次第である。空は青さを増して、山は新緑で鮮やかだ。完全に夏の川の表情になっている。雪代の影響もかなり落ち着いただろう。
本来なら、あまり人が入らなさそうなところを狙っていくところだが、めんどくさくて道の駅のちょい上から入った。
鮎シーズンの前に本流域の大物を釣っておきたい
この日のテーマはずばり、渓流域ではなく本流~支流域の大場所で本流アマゴもしくはイワナを釣る、である。今年はなかなか釣果が出ず、やきもきしていた。と同時に、年齢のせいか、執着するわけでもなく、血眼になって通うほどのモチベーションもない。
この日もドメジャーポイントに適当に入って、一応それでもルアーでなければ攻められないポイントを中心に狙っていく。そしていよいよ一つの核心になる大場所の瀬落ちを横切るようにTIMON トリコロール流芯ノッカー63をキャスト。ちょうど流芯脇を通るあたりで重量感あるドスンとした手応えが来た。確実に魚だ。それも大きい。ニジマスだろうか、と思いつつファイトへ。釣り開始から10投目、そのポイントにおいては当然1投目である。
一瞬で目が覚めた。
ジャンプして暴れるアマゴ
さて、これが異様に走る。右へ左へ、強烈な流れをものともせずにビュンビュン走る。しまいには連続ジャンプまで見せる。身切れさせたくないし、かといって流芯に乗られたくもない。25メートルほど遠投した先でのドラマ。自分と魚の間にはとても入っていけない流れが2筋ほどある。遠くてロッドの角度がつかないのでリールファイトで詰めていくしかないが、この時ばかりは久々に本気で集中して対処した。岩に巻かれないように、そして下流に走られないように、だましだまし流れを横切らせ、もう一度ジャンプ。ニジマスだと思われたその魚体にはくっきりとアマゴ特有のパーマークが見えた。これはぜひともキャッチしたい。
ずいぶん太く見える魚体をなんとかネットイン。

パーマークのつき方と尾びれから成魚放流から時間が経過した個体だと思われるが、63ミリのルアーが小さく見える。

写真だとサイズ感が伝わらないが、普段釣っている20センチ前後のアマゴよりも明らかに力強く、精悍だった。
これでもう満足して帰ろうかと思うレベルだったが、流石に実釣10分、往復4時間半はちょっと間抜けな感じもする。せっかくなので大場所を釣り上がっていくことにした。

こう見えて里川。夏になれば鮎釣りにも良さそうだが、鮎釣りの道具を担いでここにエントリーするのはかなり面倒だと思うし、そこまでしなくても十分釣れるだろう。時折足元に鮎の群れがいて、来月への期待が膨らむ。
さてこんな支流部の流れでも押しが強い川はルアーも大きくしたい。60ミリ~70ミリ級を水深に合わせて使い分ける。50ミリではポイントを通過する前からルアーが浮き上がってしまって良くない。
ルアーが大きいと釣れない、というのは間違いで、狙う場所の流れの強さや水深で適切なサイズを選ぶことがコツだ。

63ミリで16センチくらいのニジマスがポコポコ釣れたのだからw
GWに上流の管理釣り場で放流したのが流れてきたのだろう。
その後もあまり芳しくなく、アマゴを一匹追加して終了。こちらはDコンタクト63である。この流域で釣れるアマゴは背中が淡いグリーンに染まり、これもまた美しい。

一応もう一本本流域で夕方の釣りをしたが、残念ながらこちらではヒットなし。
それでも十分以上に納得の釣りができた。体力が落ち込んでいたこの日としては上出来だった。





