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テナガエビのアヒージョ

すでにシーズンが終わってしまったから食べられないけど、来季のために先に書いとく。

テナガエビはうまい!!!!

木曽川の立田大橋周辺が名古屋周辺では一番有名で、美味しく食べられるポイントだと思う。シーズンは岬釣具店に聞くのが間違いないけど、だいたい5月から10月頭くらいまで楽しめるイメージでいれば間違いないかと。テトラや護岸にひそんでいるのを釣ってもいいし、夜になると穴から出てきて水没した護岸やテトラの浅いところにいるので、エビ網ですくっていく。ただし、ヌマエビなどの淡水エビも一緒に取るような形になる。ちなみにこれらの川エビも美味しく食べられるので心配しなくていい。

エビ網ですくう場合、手の長い大型のテナガエビを捕まえるのは少々難しいので、これを確実に確保したいなら釣りに限る。延べ竿でもあれば仕掛けは岬釣具で全て揃うし、立田大橋に特化した仕掛けなので安心だろう。

おすすめは、ハゼ釣りのあとに日没となる頃合いからウキにケミライトを付けてエビ釣りに移行。釣り方はまた別の機会に書く。そして大型のエビをある程度揃えたら、小型のテナガエビや川エビを捕獲しにタモに持ち替えて岸壁をさまようのだ。

持ち帰り方

基本的にバケツやバッカンの中で活かしたまま持ち帰りたいが、筆者の家は釣り場から2時間近くかかるので死んでしまったりする。生きたまま泥抜きして2日とかおいとくなどという意見が多いので、最初は不安だったが、捕まえてからしばらくバケツで泥を吐かせておけば死後2時間程度なら全く問題ないと思う。塩ゆでがお好きだったら土臭さが感じられるかもしれない。

俺流アヒージョを作ろう!

知り合いに晩酌用に毎日のようにアヒージョを作ってインスタに載せるおっさんがいて、ココロの中でアヒージョオヤジと呼んでいたんだけど、自分で作ってみると超うまいし、簡単。すぐできる。ぜひ、釣りに疲れた晩のおつまみに取り入れていただきたい。ごめん、アヒージョおじさん。

できれば小型のフライパンを用意する。意識高い料理屋でグラタンとか煮込みハンバーグがグツグツ煮えながら出てきたりする感じのあれである。あれなんて言うんだっけ。ああ、スキレットか!Google検索したので思い出したけど、多分筆者と同じように検索する人いっぱいいるんだろうな、

「小さいフライパン」まで入れたら、検索候補に「名前」って出てきたw

とにかく、そのスキレットとやらを用意できればベスト。

エビは腕が折れないように気をつけながら丁寧に水洗いし、生きていたら日本酒のプールにぶち込みアル中に追い込む。その間に玉ねぎやエリンギ、トマト、オクラなど、好きな野菜をカットしておく。とりわけ夏野菜がいいと思う。季節感あって。

それで、ニンニクもステーキで使うような感じでスライスして、唐辛子(鷹の爪)も用意する。なければ七味でもいいんじゃないか、自分が納得できればそれでいいじゃん。

スキレット(覚えるために何度も書く)にオリーブオイルをなみなみと注ぎ、ニンニクと鷹の爪を入れて加熱。写真はオリーブオイルが足りなかったので貧相だが、足りないと蒸し焼き風になるのでやっぱりこんがりと仕上げるためにはケチらずにやりたいところ。

「お前モコミチかよ!うちはそんなにオリーブオイル使えるほど金持ちじゃねーよ!!」とばかりに奥様からのブーイングが予想されるので、ポケットマネーでマイオリーブオイルを買いましょう。そのくらいの価値はある。

IHでもスキレット(鉄)が対応していれば問題なし。そしてエビを投入していく。すかさず塩コショウをぶち込む。もがきながら絶命し朱に染まるエビたちに怯んではいけない。ごめんと思いながら、火が通ってきたかなというタイミングで野菜を火の通りにくい順番で放り込み油となじませながら加熱。加熱開始から5分も要らないだろうと思われるが、一応、川エビは寄生虫が怖いので少し余計に火を入れよう。

出来上がったら熱々のうちにビールを開けます。ワインでもいいけど、シーズンを考えると火照った身体にビールでスパイシーなエビを流し込むのがやっぱり至高でしょう。アヒージョは油を絡めながら食べるのが美味いので、唐揚げのように廃油もあまり出ない。唐揚げに飽きてきたら是非。

ま、カリッと仕上げた唐揚げも最高だけどね~!

追記:ハゼなどを一緒に焼いてもいい

どうせハゼも釣れるので、ハゼも一緒にアヒージョにしてしまってもいい。炒めていく時にエビに揉まれて身がばらばらになると思うが、あまり気にせず豪快に行こう。

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