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2年ぶりのひだ池単独釣行ウドンセット

豊田市のひだ池。中京地区最大級のヘラブナ管理釣り場で、水質、景観ともに素晴らしいロケーションで魚影もトップクラス。熱心なファンとキャラがめっちゃ立った大将のマメな管理が行き届いた良い釣り場だ。

このところヘラブナ釣りから離れてたし、近くで40センチ級が割とコンスタントに狙える野釣りに傾倒していたのだが、例会とかに出て細かな調整を繰り返してガチで釣り込むような釣りをしなくなって久しい。先日慣れないつつじ池で初心者に教えながら、それも鉄板の竿を貸してたのもあって一枚に終わってしまったのだと、腕のなさをそういう言い訳にしたくないと思ったのでふと平日に時間ができたタイミングで出かけることにした。

今年はとにかく気温と気圧の乱高下が激しいので戦略を立てにくい

実釣8時スタート。入川15人くらい。気温が急降下した日が3日続いたため、まずは8尺のチョーチンウドンセットからスタートすることにした。魚影が濃いうえに平日で空いてるため魚だらけになることはわかっているが、食い渋りもあると判断したからだ。

土日しか行ったことがなかったので、ウッソだろこれってくらいのゆとり。野釣りのような開放感すらある。

今回はヒキグロ(イシグロ引山店)で力玉ハードを買ってきたので、早速使ってみる。

黄色い粒がよくアピールすると書いてあるが、黄緑色の水中、抹茶のような薄暗い緑の世界では黄色ってのは逆にどっちかというと目立たない色なんじゃないのかと思うのだが…。濁った池で釣ったあらゆる淡水魚の背中ってイエローオリーブじゃん。逆に黒とか赤紫は目立つと思う。ちなみに、より深くなると赤が目立ちにくい色になるのは深海魚が赤い理由から自明だ。

でも、黄色であることが効果的であることに変わりはない。バラケの煙幕とシルエットが同化するからだ。

というウンチクはともかく、今更だがこの力玉ハード、結論から言うと実にいい。ノーマルでは揉まれてハリ抜けすると思われる煽られ方をしても安心して待てる。シルエットが小さく、やや重いので沈むのが少し早いが、基本的に揉まれる状況でハリスを張って強い当たりを出させるには多少の重さが必要だからだ。

朝のセッティング

8尺道糸0.8号、ハリス0.6号、上8センチヤラズ6号、下40センチクワセマスター5号

バラケ:セットガン2、凄麩2、とろスイミー0.5、粒戦0.5、水1

かなり粒が立ったボソボソのバラケだ。

で、食わせのハリには今回クワセマスターを採用した。確かにウドンのホールド性が高い。うどんを刺す時にしっかり引っかかる感じがある。ハードタイプを使っているので尚更効果的だ。

まずはチョーチンウドンセット、3メーター弱の深さで寄せていく。

程なくして2枚。しかし後が続かない。この前のつつじ池と同じく水深4メートル以上のポイントなので、水温が上がりにくく魚が浅場に集まっているのかもしれない。

食わせに当たってくるのが散発的にいるので凄麩2、ガッテン1、マッハ1、粘麩0.5というセッティングでロングハリスのチョーチン両ダンゴも試してみたがこれもなかなか安定しない。というか一方通行の釣りが成立するには不安定すぎた。しかし、ボソ餌よりねちっこい感じのタッチが好反応というヒントが得られた。

11時に超無難で得意なメーターウドンセットに切り替える

桟橋だとどうしてもチョーチン釣りしたくなるじゃないですか。ならない?なるでしょ?豪快に真下に引き込まれる魚信がたまらない。しかし、今日はあれだ、上でかなり揉まれるのに馴染み始めたらあたりが遠のく。上ずりというほどの騒ぎではないにもかかわらずだ。

数もこの時点で6枚とかだったので流石に焦りが出て魚の反応も考えてメーターウドンセットに切り替えることにした。内心もっと早く切り替えるべきだったのではというのはある。こうやって釣りたい、と釣れるのはこのやり方、とのせめぎ合いは釣り人なら誰しも持っているものだ。

メーターウドンセットのセッティング

タックルは同じ。下ハリスを30センチに詰める。

バラケ:凄麩2、セットガン1、バラケマッハ1、水1で練りこんだり追い凄麩差し込んだりして調整。多少指でもみこむことでダンゴタッチでタナに入る頃にサラッと落ちる感じの状態を目指す。

昼は曇りで冷たい風が吹いたが、メーターウドンで正解だった。ここから連発。

ボン、キュッ、ボンないかにもな河内ベラとか

黒光りする歴戦の猛者とか。

一気にペースアップしてエサ付けの調整に絞って釣り込んでいく。31枚で3時になり、また変な焦りが出てあたりが遠のいてしまったことろで餌切れ。

普段慣れない場所で、不安定な時期にちゃんと狙ったように数が伸ばせたので満足。平日だから伸びやすいんだろうけど、今度からは土日になるのでそれはそれで試しておきたい。

それにしても、管理釣り場に来ると餌のサイクルが早いから消耗が激しいw毎週のように来てる人たちお金持ってんなぁ…

次に来る頃にはチョーチン両ダンゴでイケイケの釣りを楽しめるはず。

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