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暑すぎて忙しくて釣りに行けないからテナガエビの泥抜きについて語る

きっとこの猛暑でも木曽川では元気に夜な夜なテナガエビがテトラの上を散歩しているはずで、これを玉網ですくってビールのおつまみにすると楽しいはずなんだが、今年はまだテナガエビとりにでかけていない。

そして、釣りのブログだから釣りのことをなんか書こうと思ってもこの暑さ、そして仕事の充実具合でなかなか釣行も及ばず、8月に予定しているイカダ釣りも諸事情でやれるかどうかわかんない。そうしているうちにどんどんこのサイトへのアクセスは右肩下がりである。なので無理やりテナガエビのことを雑に書こうと思う。

木曽川のテナガエビ、絶品だからみんなも食べてみて

木曽川の立田大橋周辺、ここはハゼ釣り、セイゴ釣りの超メジャーポイントだが、そのなかでテナガエビ釣り、あるいは夜に玉網ですくうのも捨てがたい遊びだ。玉網では、意外とうまくすくえないというか、難しい。大きいテナガエビは警戒心が強い。その分、スジエビ類は意外とよく取れるので、結局「テナガエビ(が少々混ざった雑多な川エビ)すくい」になるが、別に特段問題なく全て美味しくいただけるのである。一方で文字通り手の長い、立派なテナガエビを確実に捕獲したいなら、岬釣具で仕掛けを買って一尾一尾釣り上げていくのが間違いない。夜にテトラの隙間に仕掛けを落とし込んで、ウキの上にケミホタルをつけてそれであたりをとるとわかりやすいし、大きいのがとれやすいのでおすすめだ。セイゴのブッコミ釣りであたりを待つ間、こうやってエビ釣りをすると効率よくおかずが増えるという算段である。

テナガエビの鮮度を保ったまま持ち帰ろう!

テナガエビは極力エビクーラーなどで酸素を送り込みつつ活かしたまま持ち帰りたい。ただし、それでも死んでしまうエビもいる。それでも採捕してから5時間以内なら唐揚げなどで別に問題なく食べられる。せっかくの手が折れないように配慮はしておきたい。

泥抜き

テナガエビの持ち帰り方についてかいてあるブログにはほぼ間違いなく泥抜きをするように書いてある。すごいのは、7日くらいトロ箱の中で生かしているとか。そんなに待てるか!筆者の場合は、そんな面倒くさいことは完全無視である。釣ってから帰宅するまで生きていれば多少泥抜きは進むのでOKとしている。つまり

テナガエビの揚げ物は鮮度さえ良ければ泥抜きのための留置はしなくていい

が筆者の結論である。ただ、持ち帰ったら即調理しようね。冷凍とかした場合は知らん。

個人の感覚の問題かもしれないが、名古屋港の魚や淡水魚をいろいろ食ってみるというライフワークを忘れた頃にやっている筆者に言わせれば、木曽川で取れたエビは油で揚げる調理法であれば全然泥臭くない。本当に全然問題ない。やってみたんだから言い切る。泥臭いのは、加熱が足りないからだ。そして泥臭いのは頭部、口周りの器官から出てくる汁だ。しかし油が沸騰することでそうした嫌な匂いを蒸散させてしまうのだ。したがって唐揚げでもアヒージョでもしっかり加熱することがポイントだ。嫌なら頭をとってしまえばいい。身の部分はほんのり川の香りがするはするが、それはワイルドな個性として全然愛せる範囲で全く嫌な匂いはしない。むしろ香ばしいという評価がなされるのはこのあたりの個性である。塩ゆでの場合なども、頭を食べなければいい。そもそも海の甘エビとかだって中途半端に湯がいたものを頭からかじればそれなりに嫌なエグミがあるはずである。

ところでテナガエビを活餌にしてますか

眼の前で取れるテナガエビ、どう考えてもセイゴ釣りの有力な餌になると思うんだけど、あんまり使っている人の話を聞かない。今度試してみようかな。

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