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サ活 名東区「喜多の湯」でロウリュウからのトランス

「あれ?いつも寝不足で死にそうな顔してるのに最近顔色いいね」

仲の良い同僚に肌ツヤの改善を褒められるアラフォー独身。

めっきり冷え込んだクリスマス

年内の仕事も終りが見えてきたと言え、帰宅してからも仕事が残っている。講義の仕事は今日で終了となったが、個人事業主としての仕事はいつも家か、PCを持ち出してそこらへんでやっている。その「そこらへん」に「スパ銭」が追加されたのは私の人生において大きな変化だった。

最近、スキあらばスパ銭でサウナに入る日々である。今日もその例にもれず、最近通い詰めていた春日井の満天望から気分を変えて名東区の喜多の湯にやってきた。

荘厳なたたずまいがワクワクを加速させる

この中をくぐってエントランスに向かうわけだが、駐車場が思っていたよりめちゃくちゃ広い。というか奥が深い。ドラクエで初めて訪れた城を散策するときのあの感覚に近い。ていうか天気めちゃクソいいな。こんな時間からスパ銭なんぞ入ってて申し訳ない。帰ってから仕事するから。実際19時帰宅して、飯食ったあとついさっきの深夜1時まで仕事してましたからね。ほんとだよ!

こんな看板を見ると
「くぅ~、いいお湯あります、だって。おいおい、嬉しいじゃねえか、こちとら銭湯とくりゃいいお湯に目がねえってんだ。細かいところだけどな、良い演出じゃねえか、ええっ?それじゃ、早速入らせてもらいやしょうかね」
などと落語口調で心の声が聞こえてくる。実際には声に出していないはずである。たぶん。

いそいそと階段を上がり、入浴券を買う。平日大人700円である。さらに階段を上がると浴場だ。

いざ入浴

更衣室も浴場も比較的新しいのもあって清潔だし、清掃も行き届いている。常連と思しきおとっつぁんでいっぱいなので、結構秩序は保たれている。平日の昼間から結構な混み具合だが、窮屈だと思うほどではない。

早速体を洗う。ここのボディーソープやシャンプーは業務用にありがちなケミカルな匂いが抑えられていて、かといって無駄にフェミニンな香りがするわけでもなく、非常に良い。シャワーヘッドも程々にちょうどよい水流だ。

一旦屋内風呂に入り、体を温めてから、満を持してサウナへ突入だ。

セルフロウリュ可能なサウナときいて

サウナ室内は明るめ。一面にマットが敷いてあるが印象としては清潔だ。緩やかなひな壇になっており、前後の間隔にはゆとりがある。つまり、奥行きがあるため奥や熱源近くの激アツコースから入口正面のマイルドコースまで自分の体調や好みに合わせてポジショニングしやすい。

で、サウナ室の入口前にセルフロウリュ用と称してうちわが置いてある。普通のうちわである。電器屋とかでもらえたりする感じのあれである。ただし、湿気でだめにならないよう、おそらくコーティングされた紙に印刷してあるものが貼り付けられている。なんとも俗っぽい。しかし、私は足先が冷え性で、ここだけなかなか温まらないのでこういうのは実に嬉しいサービスだ。

水風呂は15度で、深さはしゃがむとちょうど首まで浸かる、スパ銭の標準的な仕様だ。さて一発目の水風呂、これがやめられない!バキバキにキマっていく感じが全身を襲う。まだ体が温まりきっていない一回目の水風呂は40秒ほどで切り上げて外気浴。

露天ゾーンはこれまた例によって普通の浴槽が2つ、つぼ湯が3個。そして寝湯である。まずは5個並んだリラックスチェアに横たわる。

空が青い。飛行機雲が一筋。こんなに贅沢な時間を過ごしているのに、仕事はなんとかあるし、今年は大変なこともあったけど楽しいこともたくさんあったし、死ぬほどきつかったサラリーマン時代と使うお金は変わらない。ああ、今の仕事に変わってよかったなあ。。。うとうと。。。となりかけたが危ない。湯冷めしてしまうではないか!

2度めのサウナへGO!

以下略。

ロウリュウ、どういうもん?

で、3度めのサウナはちょうどロウリュウサービスの時間と相成った。というか、ロウリュウサービスの存在に気づき、時間稼ぎをしながらその時間を待った。

係員さんがやってくる。祭と書かれたでかいうちわを持ってやってくる。片手にはぶっかけ用の手桶である。

「今回はレモンにミントを少し入れてみました」
なんやそれ女子力高いな。。。

ザバー

一瞬で蒸発したそのアロマ入りの水は浴室内に爽やかな香りを充満させる。いいじゃんこれ。そう思っていた矢先、ロウリュウサービスが始まる。巨大な祭うちわで2度、3度ほど真正面から思い切り風を当てられる。暑い。たまらん。

係員さんは一人ひとり、そうやって扇いでは「ありがとうございました」と声掛けして回っていく。こっちが言うべきだよな、本当は、などと考えつつも滴る汗。次の水風呂の気持ちよさを体が否応なく期待させる。

ラストの水風呂のガチーンと来る感じはなかなか最高だった。15度なのは正しい!

あと、更衣室に「水素水」の自販機が未だに堂々と稼働しているところはご愛嬌と行ったところだろうか。男で買うやつおるんかな。

飯食って寝るか

食堂のメニューは刺し身、寿司から麺類、丼など一通り揃っている。さらにつまみメニューも多く、レギュラーメニューの他にも季節限定物も色々あるようだ。

券売機の上に「鱈の白子」「あんきも」など非常に興味をそそられる手書きのメニューがあるが、それぞれ700円とかする。酒飲むわけでもないしちょっときつい。そこで定食と迷って、「牛ホルモン入り焼きそば」950円をオーダーした。

鉄板に乗って供されたそれは香ばしくて味はなかなかいける。ただ、価格の割に量が少ない。。。たぶん、丼とか定食のほうが満足できそうだ。次はそうしよう。

リクライニングシートコーナー

更衣室手前に薄暗い畳の休憩室もあって、そこで寝ている人もいたが、今回はオープンスペースの休憩所でリクライニングチェアーに寝っ転がることにした。冬休みに突入しているので中学生グループがなにやらガチャガチャしているが、そんなことはどうでもいいくらい早く横になりたかった。

食後なので、胃が落ち着くまでスマホを見て仕事メールの確認とか、将棋アプリをやったりして眠気が来るのを待つ。

ほどなくして一気に眠気が来たのでスマホをしまい、背もたれを倒す。5分ほど意識が途切れたあと、両手両足になんとも言えないじわじわと来る心地よさを感じ、頭の方までそのジワジワは上がってくる。これだ!これを待っていたんだ!

流れに身を任せ、なすがまま、気持ちよくなるまま。。。で1時間ほど寝てしまったようだ。しかし周囲はそれなりにザワザワしているので、そんなに何時間も寝てしまうようなことはないだろう。

ちなみに今の所スパ銭のリクライニングチェアーは春日井の満天望が別室で薄暗く、気に入っている。

釣りの帰りのチョイスが一つ増えた!

ヒキグロ(イシグロ名東引山店)の帰りとか名港の帰りに寄るのも一興だと思った。302号線からのアクセスも悪くない。あと、疲れているときのマイカー通勤の帰りねw

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