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人相の悪いマブナ、花粉、猫ヶ洞池、そして私【へらぶな釣り】

例会はあまりにアレな内容だったし行く前から疲れ切ってたのでちょっと落ち込んでいたのだが、野釣りで気分転換してきた。

先日調子よく夕マヅメのオイシイ釣りを楽しめた猫ヶ洞池である。

堰堤付近に陣取り両ダンゴの底釣り

新発売の「ダンゴの底釣り芯華」でこの日も攻める。動画も撮影したので確認してほしい。

セッティング

竿:月光12尺
ウキ:ひだ池のハタさん作成「昌月」ボディ10センチグラスムクトップ
道糸:クルージャンPET0.8号
ハリス:クルージャンナイロン0.4号 44-50cm
ハリ:がまかつ角マルチ6号

結論としては、ハリス、道糸が細すぎる。釣れる魚がガンガン走るので道糸1.2号、ハリス0.6号とかでいいと思う。

なかなか動き出しが遅いが芯華のポテンシャルを信じて待つ

芯華の特徴として、外側は膨らむけど芯は長い時間粘りでもって残るため、ウキの返りが遅い。逆に言えば長い時間待つことができる。例によって15投ほど餌切りして、そこから待ちの釣り。テンポはスローだが、この日は横風でウキも仕掛けも流され、結果的に打ち返しのリズムができる。

開始から2時間ほど大した動きもなかったが、もぞもぞとはっきりしない動きに合わせるとドスンと重量感ある手応え。なかなか浮いてこないがどうにかこらえ、水面を割ったのはマブナだった。

35センチ級のやばい腹パンのやつ来た

猫ヶ洞池で釣れるマブナはでかい。種類はギンブナかオオキンブナか、微妙ではあるが、尻ビレ付近の急激なボディの絞り方から、冷静に見るとギンブナだと思われる。いずれにしてもこのサイズはかなり大きい。「尺ブナ10年」と昔はよく言ったが、祖父の時代は鮒は持ち帰って食べていたのもあって、ここまで育つ個体も少なかったかもしれない。やっていることはへらぶな釣りゆえ、外道ではあるが、このサイズのギンブナは猛烈に引くので楽しい。

石鯛みたいなごつい口しとる

普通、マブナというと底の餌をついばむのに都合が良いよう、口を開くとうにょっと伸びるものなのだが、この個体はやけに下唇が分厚いしくちばしみたいだ。おかげで本来は穏やかな顔つきの魚であるはずなのに人相が悪いw

続いて釣りを続行するが、ハリス切れが連発。0.5号までしか用意していないという凡ミスにより、やむなく0.5号でしのぐ。1時間ほどあけて理想的なツンあたりで乗ったのがこの日唯一のへらぶなにして上がりベラとなった。

相変わらず、猫ヶ洞池のへらぶなはコンディションが良くて大きい!花粉症で目が辛いが、この一枚でようやく充実した感じで終了。池全体でもあまりこの日は釣れなかったようだ。とはいえ、無駄にハリス切れで3枚以上は損している計算になるので、今度はしっかり太めの仕掛けで臨みたい。

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