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作者へのリスペクト

こと、釣りの道具を手作りしようとすると言語化が難しいノウハウだったり、技能、手先の器用さ、そして時間が必要だ。

私は手先が絶望的に不器用で、ライン結びは「どうしても釣りがしたいから」むしろ普通の釣り人より早くできるけれども、道具の自作は苦手だ。釣り自体も、おそらく手先が器用で繊細な人のほうが上手なのではないだろうか。いまいち自分がうまい人と認識されるようなレベルに至れないのも、そのへんに原因がある気がする。

とはいえ、下手の横好きである。まあ、それはそれでいいじゃないか。

しかし、ウキはそうもいかない。やっぱり、しっかりしたものでないと、釣りにならない。そういうわけで、市販のウキでは手に入らない設計のものがほしい時は、知り合いに依頼することになる。

ひだ池の新規客の満足度とウキのメンテナンスはハタさんが支えてくれている

私が大変お世話になっているのが、ひだ池の週末ヒーローことハタさん。毎週末、レンタル竿で入場するビギナー、ファミリーのお客様対応と、ベテラン向けにはウキのオーダーや修理、改造も対応してくれている。独自に入手した竹材や、ユニークな発想で作るオリジナルウキもその飄々としたキャラクターも相まって面白い。

オーダーするとだいたい1500円から2000円くらいだったかな?

塗装は比較的薄めで、トップのカラーリングはピンクをアイキャッチにしているのが最近の特徴だ。山の映り込みや薄暗いときの乱反射に対してもピンクは比較的見えやすいので、なかなかに良い感じ。

私は底釣り用のものと、真冬のチョーチンセットに特化したものを作ってもらった。野池の釣りでも活躍している。もちろん、動画でも度々登場している。

屋台骨を支える大ベテランに敬礼!

年齢も離れているし、突然現れて色々やりはじめた自分を不思議な存在と思ったようで、出会ったころはどうも噛み合わないような、あまり好かれていないのかな、みたいな感じがあったが、色々意見交換したり、ウキを作ってもらったり、仕事を一緒にしたりしていった結果友情が生まれ、最近は軽くハグするくらい仲がいいのであるwしらんけどw

ウキ作者としてもそうだし、ひだ池の来客対応でも、今やハタさんの貢献はかなり大きく、いろんなイベントでも現場になくてはならない存在。こう言っても何だが、格安でウキを作ってくれるので、ひだ池に通い始めたビギナーの方はハタさんに好きな釣り方と課題を伝えて、自分向けのウキを作ってもらうのがおすすめだ。

ひだ池に若者、ファミリー客のような新規セグメントを開拓することを進言し、実際に形にする中でハタさんの貢献は間違いなく大きかった。これからも、ハタさんがますます元気に、末永くひだ池の現場監督としてご活躍していただけるよう、気持ちよく過ごしてもらえるように、自分なりに考えてみようと思う。

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