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パサパサ糠砂ダンゴでシラサエビは使えるのか??

先日浜名湖でシラサエビとオキアミを中心にしたダンゴ釣りをやってきたのだが、使用したダンゴはいつものヌカ砂ダンゴ。色々ネット検索していると、シラサエビには柔らかダンゴを使うと良く、パサパサのダンゴではエビが弱るからよくない、という論調のものが見つかる。

では、果たして実際のところはどうなのか?

NSRのマスター陣に直接質問してしまえば即答で解決してしまう問題ではあるが、あえて自分でいろいろ試した結果の感想を報告しようと思う。頓珍漢な記事だったら訂正記事書きます。

サシエとして使うぶんには普通に使って大丈夫だったし、釣れた

何度もしつこくてすみません、へへへ(4日ぶり4度目の画像投稿

浜名湖釣り公園の激流が止むタイミングで、ダンゴ釣りを実施。いつものヌカ砂ダンゴを適当なノリで作った場合の誤差程度に、気持ちヌカ多めに作った程度で、特に握り方を変えたり、水を多めに入れたりしたわけではない。

実際それでダンゴ釣りの時間帯はシラサエビを多用したが、普通に釣れていた。エビがダンゴから出るタイミングを早めたいので、ダンゴに包むときに外側に入るようにする。パカパカ釣れるような状況でダンゴの中央だと抜けるまでに時間がかかりすぎるからだ。ダンゴを握る際に掛けるテンションはいつもと同じ。でないと、崩れてしまうからだ。いつも通りではあるが、いつまでも握り続けるのは避けて、手早く仕上げることは意識した。

かくして、先日NSRアドバイザーの黒河さんに教わったように、エビがダンゴから出たあとのテンションに気を払い、「乗る」アタリをとった。ただし、魚が小さいので一発で取れることはあまりなく、一口ちぎって、もう一口、うんうまい、じゃあ残りも、位のタイミングで乗ることが多かった。もちろん、ピン!とエビが跳ねる様子もあり、決してエビが死んでいるわけでないことは確認済み。

それに、アタリがもらえず回収したエビは普通に生きていた。

ということで、結論としては「パサパサダンゴでシラサエビを使っても釣りはできる」。

ただし、理想的な釣りになるかどうかは別、ということになるのではなかろうか。偉い人教えて下さい。

やわらか片手ダンゴと比べて手返しは悪い

片手で作るダンゴと比べると、握っている時間も長くなるので効率は悪い。足元には大量のカイズがいて、今か今かと待っている状況で一日通したら、相当釣果の差は出てしまうだろうなあと思った。が、現状、一般的なアングラーの釣行でダンゴのコストを抑えるのを重視するならヌカ砂ダンゴでシラサエビを包むことを「弱るから」という理由であえて嫌がることはなさそうだと思った。たぶん、弱るのだとしたら、そもそもそれは使う前から弱っているような。

決定的なデメリット:エビを巻き込んで握ると手にトゲが刺さる

ダンゴにシラサエビを何匹か混ぜ込んでポイントのチヌを刺激する局面も必要になってくるというが、ことヌカ砂ダンゴに関してはこの使い方をするのは苦労が多い。両手でガッツリホールドしてダンゴを締め込むのだが、どうやっても混ぜ込んだりあんこにしようとしたエビの角や尾羽根がダンゴから飛び出す。特に鼻先の角が一番硬く、手に刺さると普通に皮膚を貫く。いってえ。

それに、ダンゴの特性上、たくさんのエビを抱えさせることは難しい。そこがデメリットか。

「シラサエビ”も”使う釣り」か、「シラサエビ”を”使う釣り」かによって、持っていくダンゴは切り替えるべきなのだろうと思った。

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