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今年一回目のかかり釣りは孤高の筏で試練の釣り

先日の黒河さんの動画を編集したり、TEAM ASRAコミュニティでやり取りされている知識共有のなかでムクムクとかかり釣り欲が湧いてきて、気がついたらやま栄渡船に電話していた。

日によってむらがかなりあるようだが、エサ取りもおらず、あたったらチヌ、みたいな根気が試される状況。ということで、ボケを多めに買い込み、ボケとオキアミを中心に釣りになるだろうと計画した。オキアミをかなり使ったダンゴを多用するであろうと考え、オキアミは2キロのやつを買った。あとはコーンだけ。エサ取りが少ないときの待ちの釣りからのボケで一撃必殺!な想定だ。

名古屋はちょうど満開、されど鳥羽はすでに葉桜

やっぱりあったかいんやなあ

やま栄渡船の乗船場の脇に桜の木があるのだが、これを見るのもまた楽しみの一つ。ところがすでに桜は終わりかけだった。名古屋より3日ほど早いかな。

やま栄渡船では一番船の10~15分くらい前に船頭とママさんがやってきて、予約した名前を告げてお金(4000円)を支払い、しかるのちに三々五々荷物を積み込み、そのまま乗り込むシステムだ。荷物は邪魔にならないところに寄せて待機し、お金を支払ってから船に積み込むようにしよう。

期待が高まる時間

船はどんどん進み、連結筏にそれぞれ同船者を降ろしていく。テンポよく荷物のリレーを手伝い、次々と進む。おそらく自分もいつもの大村島西か麻倉島北の連結筏の何処かだろうと思ったが、自分だけ残った状態で船はどんどん走る。一体どこまで行くんだ。

たどり着いたのは鳥羽キャンプセンター前のワンド状の地磯から沖合に出たところの筏だった。ダンゴのカスとかも見当たらず、桶も長いことそのまま置いてあるようであまり人が入らなさそうだ。たぶん、むらがあるけど出たらすごく出る、みたいなところなんだろうと思ったが、ニシダさんに聞いたらやっぱりそうだと。

他の渡船も含めて、かなり他の人から離れて視界に人の姿が見えないような遠さで、まあまあ寒くて風もあり心細いが、がんばってみよう。

まずは状況把握から慎重に、それがNSRの流儀

いくらエサ取りが少ない、チヌが出るかどうかはその日次第といえども、「いきなりダンゴを投げてポイントづくり」はやらない。まずはオキアミを1.5号オモリで沈めて様子を見る。少し左右、下手くそなりに前にも投げて、底の地形なども把握しておく。どうやら本当にエサ取りもいない状況だ。水深は竿5本1/3と、割と深い。

続けてボケで同様に探っていく。反応無しと思われた30分後、穂先をガツンと叩く反応あり。チヌ??

なかなか押さえ込む動きが出ず、続けて穂先を叩いたところであわせてみるが空振り。しまった。でも何かしら大きめの魚がいる。続けてボケを同じ場所に打ち込む。もぞもぞ、ゴン、…もぞもぞ、もぞもぞ、ゴン ここであわせ、乗った!ASRA D1が弧を描く!

が、走らない、叩かない、浮かないw

微妙に違和感あるスタイリング

あれ!?ヒラメ!?でもあんた、妙に幅広だし、背びれ前に出すぎじゃね??

面白くてLINEとツイッターに投稿。するとわざわざニシダさんから「ガンゾウビラメじゃないか?刺し身より火を通すほうがうまいらしい」とリプが。ほんとだ、これだ。よし、持って帰って食べよう。

それにしてもチヌの遠さよ。

オキアミでみっちみちになった濃厚ダンゴを定期的に入れていくが、全く状況は変わらず。

潮変わりしても全く時合が来ない

それからたまにショウサイフグが釣れるものの、昼からは全くもってなんの反応も得られなくなってしまった。昼飯をコンビニではなくスーパーで買ってあったのだが、こういうとき忘れがちなんだよな、俺は賢いからちゃんとカバンに割り箸入れてるんだ、へへんと割り箸をしまったカバンを車においてきてしまっていた。

したがってランチは原住民スタイルである。手づかみ。

2時のワイドショー

時計は2時をまわる。嫁姑問題の寸劇が子供心に怖かったんだよなあれ。鬼嫁役の人が良すぎた。あまりにいじめられるおばあちゃんが気の毒でwwww

ぐぐってみたら、テーマの一覧が出てきた。怖すぎwwwww

https://yorozu.shiga-saku.net/e1471809.html

個人的にグッと来るのは、「姑の頭で鏡もちをたたき割る嫁」「姑の顔にヌカミソぬりたぐる嫁」「モチを姑の口にねじ込みチッ息さす嫁」あたりだ。ポリス沙汰待ったなし。大人からしたら誇張も誇張、もはやコントレベルだったんだろうけどよくこんなもん真っ昼間に流してたなあ、昭和って怖い。

なんのこっちゃ。

2時過ぎにようやく送り込んでいったオキアミに反応が。

弱くもぞもぞといつまでも続く微妙なアタリ。それでも微妙に送り込み、どんと入るのを期待するが、もぞもぞは変わらず。しかしある程度時間が経っても変わらないのでこれは食っていると判断、聞きアワセで重量感じる瞬間のフッキング。

まさかのガンゾウビラメおかわりwwwww

時間いっぱいまで色々試してみたがチヌは姿を見せず??

その後、ひたすら濃いダンゴを重ねながら色々落とし方を替えてみたり、前を釣ってみたり、色々やったが全く気配を感じることなく納竿タイムに。D1で落とし込み、F2でダンゴ釣りと、テクニカルに望むつもりだったが結局なんの手がかりも得られないような厳しい海だった。他の人達も釣れなかったようで、この日はどうもハズレを引いたみたいだ。

ただ一人、NSRテスターである常連の橋本さんは2枚立派な腹パンチヌを上げていた。すごい。マジですごい。

せっかく作ったメジャーを珍プレーで活用w

気配があって釣れなかったら腕を恨むが、これほど反応もエサ取りもない一日だともう手も足も出ないし、ま、しゃーない!と思わざるをえない。こんな日もあるさ。ナイスサイズのガンゾウビラメ2枚という珍記録はそうそう破られないだろうw

腐っても鯛と言うが、ブサイクでもヒラメ、というフレーズを思いついた。さて、料理の感想は別記事にて紹介しよう。

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