私がこよなく愛する猫ヶ洞池は地下鉄東山線本山駅から徒歩15分。名城線自由が丘駅からも１０分ほどで到着する、都会のオアシスである。
やばい殿様が猫ヶ洞池にハマってしまい（物理的にではなく、面白さという意味で）、また行きたいと言うので、職場が近く、午前の仕事を終えて１時間以内に竿を出せるメリットを存分に生かす釣行をねじ込むことにした。
１時間前には職場で普通にガンガン仕事をしていた…ガンガンというほどでもないか…疲れも一気に吹っ飛ぶ緑豊かな平和公園の一角、通称墓下に陣を構える。
やばい殿様の火の玉ストレート
「おつかれっす！ジャケット着てるとか場違いすぎwwwww」
「しょうがないだろ、この後また人に会うんだから」
そう、この日も夕方に別の予定が入っているのであるwもう中年に差し掛かり一番働き盛りであるはずの私はこれでいいのだろうか…w
ダンゴえさが足りず、セット釣りをすることに
竿：HERA S10
道糸：PET 0.6号
ハリス：0.5号 6－20㎝
ハリ：バラサ6 サスケ4
ウキ：クルージャンASA ＃3
バラケ：バラケマッハ200 セットガン100 セットアップ200 水200 BB適宜
くわせ：力玉ハード2
例によって道具の展開が遅いやばい殿様を尻目に早速ウキが動き出す。
小さいものの、重量感あるいいヘラブナが釣れた。尾が太く将来有望。
魚影が濃く感じられるのでバラケはある程度もたせるようにして、その分ハリスを短くしていく。するとコンスタントに消し込むいいアタリが出てくる。
きゅきゅきゅきゅーっと小気味よい糸鳴りが響く。これぞ、猫ベラ！
いやあ、たまりませんな！
やばい殿様は両ダンゴで釣っているが、なぜかこちらは先日と同じようなちゃんベラが続いている。寄せ負けているか、あるいはいいサイズのヘラブナとミニサイズの活性に差があるのか…？
とはいえ、彼にも40センチに迫る文句なしの猫ベラがヒットし、大満足の様子だった。
予定時間を忘れていて、やばい殿様に「そろそろ時間ですけど大丈夫？」と話しかけられてようやく片付けリミットに気づくwあぶねーｗというわけで、午後釣行でもつ抜けして満足な釣行となった。猫ヶ洞池はまだ日によって、場所によってむらがある、、、というか、普通そうだよな、という範囲なのであまり難しく気にすることなく、普通に行って楽しんでいける状態といってよさそうだ。
やばい殿様が生み出した概念であるところの、「高級住宅街から吹き降ろす血糖値が上がる風」がさわやかな初夏の猫ヶ洞池、また近いうちに遊びに行こうと思う。
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