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ジョギングが楽しくなってやりすぎたっぽい

ここ半月ほど体重が増加傾向なので、有酸素運動を増やそうということでジョギングの量を増やしていった。元旦には美濃金山城トレイルラン、3日、5日は近所の団地一周4.5kmコースとしたが、きのう5日の折り返し点あたりでなにもないところで突然バランスを崩して転んでしまった。

右膝の関節やや外側が痛いが、奥まった部分なのでここが痛いとピンポイントで示すのが難しい。もしかしたらランナー膝というやつだろうか。バンテリンを貼り付け、数日様子を見てダメそうなら病院に行こうと思う。

まず、膝を曲げると痛い。あぐらが難しい。普通に歩くのはそれほど問題ないが階段の上り下りが厳しい。残念だがジョギングは当分休むしかなさそうなので、上半身の筋トレを中心にやるしかあるまい。目指すは小橋建太の上半身。嘘です。無理です。何だあの冷蔵庫みたいな上半身は。

体重は正月太りを避けられなかったのか少し増えているが、走れる距離も筋トレの負荷リミットも上がっているのであまり心配していない。それより早く膝が治ってくれれば、の一心だ。あー痛ぇ。

走り始めの億劫さ、走ってしばらくのしんどさ、無限に走れそうな気がする中盤

ジョギングを強化して気づいたことがある。寒い季節は外に出るだけでも億劫なものである。まずはこれを乗り越えなければならないのだが、オチから先に言うと、ある程度距離を走った後の爽快感やその後の一日の頭脳のクリアさというQoLを高める利得を体が学習できていれば、「楽しいから走りたくなる」が勝つようになる。

筋トレも同様だ。やっているときはただただつらくて、なんでこんな苦しい何も生み出さない反復運動をやっているんだ、と思うが、終わった後の心地よい疲労感と活力は同様にQoLを上げるご褒美となる。筋トレに関してはテストステロン分泌と関係がありそうだ。

ともかく、最初の2キロは体も温まっていないし、進んでいくと脇腹が痛くなったりだるかったりで結構苦痛になってくる。苦痛度合いによっては一旦走るのをやめて、ゆっくり歩くようにしているが、その後また走り出す。すると、今度はそれほど苦痛なく走り続けることができる。

実はこれ、最初の苦痛は「デッドポイント」と呼ばれる状態で、ランナーあるあるなのだとか。酸素供給が追いつかない状態に起こるという。私が思うに、運動不足だとこのデッドポイントに到達するかどうかの頃合いにそもそものスタミナ、筋力の限界を迎えてしまい、走ることが苦痛であると学習してしまうことでジョギングが続かないのではないか。

ともかくそれを乗り越えられるだけの基礎体力をつけていくとその後にある「セカンドウィンド」という走りやすい状態に移行できる。全身の筋肉に酸素が十分送り込める状態になっているため楽に走り続けられるという。最近感じているずっと走れるような気がする感覚はまさにこれだ。

これが楽しくて、元々長年運動不足だった体に無理をさせすぎたようだ。

没頭の魅力とオーバーワークのリスク

楽しくなってきたときが危ない、ということが今回の学びになった。釣りも同じで、楽しさゆえに無理しすぎて事故に繋がりかねない。ローマは一日にして成らず。これも一つ勉強になったと前向きに捉えて、他にできることから取り組んでいこうと思う。

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