P-squad Magazine(旧ドブログ

終盤戦か?イワナの谷を駆け上がれ

猛暑である。

こんな日は渓流に逃避するに限る。

まずは早朝にお初の本流ポイント…

以前から目をつけていた本流ポイントに入ろうとすると、用水路みたいな流れ込みが。何となくそこにルアーを投げてみたら、ワラワラとアマゴが群がってきた。ヒットには至らなかったが、なんなら本流よりそっちのほうが反応が良かった。

初めての一本目の谷へ

グーグルマップで見る限りは小さな谷だと思ったが意外と広く、適度な開きがあり、林道もそれほど高低差なく隣接しており実に楽ちんなところだった。ということは、真っ先に荒れるということでもある。

それなりに魚がいることはわかったが、まるで反応がなく、ああやっぱりな、という感じだった。もう7月も後半だから、そんなもんだろう。来年の春先に再訪しよう。

本命の谷の更に上を目指す

先日ナイスなヤマト系を釣り上げた谷の更に上を目指すが、道路が険しすぎて難儀した。あまり車から遠く離れるとクマも怖いし、やむなく折り返して無難なところからエントリー。

しかしやっぱり無難だからか、イワナは出るけどヒットに至らない。水量は平水と言っていいレベルだがやや高めか。しかしイワナの出方が甘い。ダウンストリームのルアーを上から追いかけてくるような形で、時間がかかりすぎる。しばらくそのままリュウキ50Sでやってみたがなかなかヒットに至らず、リュウキ38Sに交換。するとようやくヒットに持ち込めた。

小ぶりだがヤマトイワナと言って良さそうな個体

なぜサイズダウンするとヒットに持ち込めたか、という考察は別記事に書くが、少なくとも「すれている」からではない。とりあえず活性と個体数が厳しさを増し、食わせられるような場所が非常に狭い範囲に限定されるから、ということは伝えておきたい。

イワナ自体の食い気がないとか見切られているとかというわけではないのだと思う。

実際、水量があるポイントでは改めてルアーを交換して、適切なタイミングで食わせるよう工夫して実際に結果を出している。

淡い模様がエレガントでちょうどいいサイズのニッコウも

驚くほど狭いポイントを釣っていくようなパターンでなんとかかんとかヒットに持ち込もうとすると、流れの肩のギリギリでようやく追いつくという感じになったりもする。こんなときはヒットしたこともわからず、下の段に魚とルアーが一緒に落ちてきてようやくそこでヒットを知る、という流れになる。

できれば着水直後にヒットさせたい、それでもダメならなんとか早く追いつかせたい、というのがアップストリームの難しさであるが、猛然とルアーを追尾してくるイワナが見えるだけでも結構面白い。

あまり使ったことないスピナーでも連続ヒット

AR-スピナーの3グラム、5グラムをそれぞれ持ち込んでみた。水深のあるポイントに投げ込んで、低層から巻き上げていくとゴンと重たい手応え。

こんなサイズが数匹どんどん湧いてきた

ただこのスピナーのシャフトがずいぶん柔らかい。キャストで攻めすぎて岩に衝突すると簡単に曲がってしまう。ミノーから交換した直後は飛距離の感覚が狂うので事故りやすい。もう少し剛性があるとよいのだが。ともあれ、普段のテンションオフからのヒットを心がけるミノーとは違う、巻き上げからのヒットという重量感あるファイトシーンを楽しめた。

隠れ場所が明確なポイントではこんなサイズも出る

また小場所が続くようになったのでリュウキ38Sに付け替え、テンポよくつり上がっていく。小場所が続くのでトゥイッチからのテンションオフでの間づくりが難しく、ヒット直後のバラシ、追尾ミスがかなり続く。厳しい。もう夏の渓流だ。

1時間半ほど釣っていくと、大きな堰堤が見えてきた。ここで打ち止めだが、その堰堤の下は”ナメ”であった。大きな落ち込みがあることを期待したが、水深が浅く、狭い。これはもう終わりかなと思ったが、そのナメの一部に大岩が乗っかるようにオーバーハングを形成しており、もしかしたらまだこの下にいるんじゃないかと思われた。

ここまでそれほどパッとしなかったように感じていたので、集中してその落ち込みの際からオーバーハングの横を通過するようにキャスト。すると25cmオーバーサイズのイワナが複数出てきた。しかし前述のとおり狭い場所なのでヒットに至らず。それでもイワナは勢い余って水上の岩に一瞬乗り上げるほどの勢いだ。

これはまだチャンスが有るとふんで、少し休んでからよりじっくり狙ってキャスト。同じポイントで粘れば粘るほど釣れなくなるのが渓流ルアーの基本的な流れではあるが、この場合は別だ。最後のポイントだし、あれだけの活性ならまだチャンスはあると確信。ただし3投目が限界。この一投で絶対に食わせたい!

ドン!

脳汁が吹き出す音が体内に響いたような気がした。それくらい官能的で本能を刺激されるような瞬間。ラストの場所で今日イチの大物!明らかに重量感が違い、ロッドをぐいと曲げるファイトを楽しんだ。

あんな狭い場所にこんなやつが…

泣き尺サイズであるが、先日に続いてこの小さな谷なら十分すぎる獲物だ。そしてこんな狭い場所にこんなのが何匹もいてしっかり太っている。きっと堰堤から落ちてくる流下物を飽食しているのだ。

その後15時を回って谷に入るには遅いため、この谷の下流で簡単に入って上がれる場所、そして他の大場所ポイントも回ってみたが、小さめのイワナが2つ出たところで終了。

イワナが一応小型も含め12、チビアマゴが1という釣果ということで、今年のアベレージを維持する結果に終わったので、終わってみれば十分な釣果であった。それでもやはり難しくはなってきている。初心者をガイドしてもなかなか簡単に釣果は出せなくなってきただろう。

そろそろオロロやその他のアブ、スズメバチも危険度を増してくるし渓流釣りも終盤。もしかしたらもう一回行くかどうか、くらいだろうか。雨上がりに時間があればリトライもある。

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