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タケノコメバル、名古屋港にもたくさんいるぞ!

先日釣り友が豊浜でいいサイズのタケノコメバルをルアーで釣ったとの報告あり。羨ましい限りである。PV稼ぎのクソブログだったらタケノコメバルとは何か、タケノコメバルの釣り方、タケノコメバルの生態、タケノコメバルの食べ方なんかを6ページくらいに分けてどっかのコピペでたれ流し、まとめとか言って、いかがでしたか?とか書いたりするところだ。そういうダサい真似はしたくないので、せっかくここに来られた諸兄のためにもう少しマシなことを書こうと思う。

タケノコメバルは少し群れるぞ!

鳥羽水族館に行ったことありますか?あそこにいる魚で一番多いのはどう考えてもタケノコメバル(筆者の感想です)。他の魚が主役の水槽でも、30センチを超えたタケノコメバルが床に、壁に、岩に、ぴったりひっついてうじゃうじゃいる。群れる習性がなければこの距離感はストレスになるはずである。壁に、と書いたが、カサゴも含め、この手の魚は棘をうまく使って頭を上に向ける形で縦のストラクチャーに張り付いてエサが通るのを待っていたりする。それも複数で。

海の中でも餌場になる場所や居心地のいい場所はある程度決まっているはずなので、タケノコメバルは自然界でも何匹かで群れて潮汐に合わせて居場所を変えているのではなかろうか。ブラックバスを釣っていた人なら25センチくらいが3匹ほどで柱の陰に群れているような情景をイメージしやすいかもしれない。実際、1匹ヒットしたらその場で一回り小さいサイズが続けて釣れる傾向がある。

基本的に、そのポイントでは一番大きい魚から釣れるものだ。

タケノコメバルは夜になると結構泳ぎ回っているぞ!

夜になると、カサゴに比べてタケノコメバルはそれなりに中層をうろつくものらしい。ミディアムシンキングタイプのメバキャロリグで遠投してテンポよく探るのもおすすめだ。底から1メートルまでの範囲を沈み込まない程度のリトリーブで探る。やったことはないが、満潮のゴロタ場や知多半島の石畳などで威力を発揮するのではなかろうか。あのシチュエーションでジグヘッドを着底させてゆっくり探っていたら根掛かりするし時間もかかる。筆者は前打ちなので、カメジャコなら沖に振り込んで引きずりながらアタリをとるし、モエビなら軽いガン玉にして落とし込みながらアタリをとる。モエビは活きが良ければ夜でもしっかり魚にアピールするから心配いらない。エビがよく踊るように、軽いハリでガン玉も遠めにつけるといいだろう。ルアーの場合、ボトムワインドがこのアピールに近い感じになる。ポイントが近いなら直結でワインド用ジグヘッドをつけてキビキビ誘ってみよう。豊浜でデメキンサイズのメバルを乱獲するマナーの悪い親父の真横でグッドサイズを引きずり出せる釣り方なのでボトムワインドとメバキャロは是非試していただきたい。

名古屋港にも付き場はたくさんある!

9号地の周りもいいし、貯木場が特に有名。鍋田もいいゴロタがある。天白川の河口周辺にも回遊ついでと思われるがある程度入ってくる。どこでも20センチオーバーの可能性はある。うまく竿抜けポイントにはまれば尺も期待できるのではなかろうか。筆者はまだ貯木場外側の25センチがマックスだけど。SOLAS条約で立ち入れなくなった波止場が多くなったぶん、魚が育つ環境が整ったのかもしれない。

*いくらなんでもチビメバルはリリースしようね!

 

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