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猛烈な食い渋り!加福フィッシュランド大型例会の試釣

先日ひだ池でチョーチン両ダンゴの手ほどきを受け、翌週もぜひトライしようと思っていた矢先、25日に開催される加福大会の主催メンバーから誘われ、事前準備もかねて加福フィッシュランドへ予定を変更。

土曜日は深夜までだらだらと仕事していたのでなかなか日曜日もすぐには起きられず、ようやく加福に到着した時、時計はすでに7時を大きく過ぎていた。というか、加福に7時台に来ること自体がもう自分の中ではかなり苦行w

驚きの超満員!歴戦の猛者に囲まれた釣り座へ

加福フィッシュランドは事務所から延びる橋を境に釣り場の性質が東西分かれている。基本的に西側には常連・ベテラン勢がひしめき合うことが多く、東側は比較的人口密度も低く、事務所から近いゾーンはファミリーやビギナーなどレンタルタックルのお客様、さらに東側になると静かに釣りたい熟練者やマイペース派が陣取るような住み分けになっている。もちろん誰がどこに入っても自由だしルールもおおらかな池だが、事務所西側は常連がバンバン魚を抜き上げていくゾーンなので正直おすすめはしないw

そんなおすすめできないゾーンの一角というか、桟橋全体がベテランでパラソルの直径をピッチにしてびっしり埋められた状況でほぼ唯一空いているのがこの日の私の釣り座となった。

「おはようございます!そこに場所とってありますんでよろしくお願いします!」

さわやかな若手アングラー。彼が今回の大会開催にあたりいろいろと動いてくれたキーマンである。さらに呼びかけ人の方、隣になる方にもあいさつ。どうみても全員エキスパートである。

「25日はお互い頑張りましょう!・・・ああ、いや、楽しみましょう!」

絶対本音は前者でしょw

マイペースにのんびりやっていたヘラブナ釣りを数年ぶりに再開してから4か月、結構なペースで自分の中のヘラブナ釣りの世界が変わっている。得られる情報、技術は一人でやっていたころとはけた違いだ。特に「いわゆる」トーナメンターになりたいとか思ってないし、ましてやどこぞのメーカーのモニターになろうとも思っていないので、あくまでもマイペースであるが、それでもこういう環境に触れられる、迎え入れていただけることは大変ありがたく思っている。

すでに猛烈に食い渋っているから両ダンゴはあきらめたほうがいいだろうという情報を聞いて、まずはウドンセットからスタートすることにした。

ウドンセットのセッティング

竿:陽舟8尺
道糸:1号
ハリス:0.5号 7-25㎝
ハリ:ヘラブナスレ6号、クワセマスター3号
ウキ:PC無垢5㎝

凄麩100+ガッテン100+ペレシュート50+最後にバラケマッハ100
力玉ハード

まず凄麩とガッテンと吸水させたペレットをていねいかつ目詰まりしないよう混ぜ合わせ、ややべちゃっとした仕上がりにしてからバラケマッハをその隙間に差し込んでいくようにして水分調整と同時にマッハの麩が開くようなタッチを作る。ボソダンゴのような仕上がりにはなるがマッハがしっかりバラケを誘発するのがポイント。

幸先良いスタートと思われたが地獄の釜の蓋が開く

早々とセットで一枚を釣り上げた。

「おお~!やった!」

ベテラン勢のリアクションがうれしい!この調子で釣りこむぞ~と思ったものの、びっくりするくらいアタリが出ないw

その後、ベテランもなかなか釣れない状況となり、あわや1枚で終了かと思われるような厳しさに見舞われる。135人超満員という状況、最近の加福絶好調だね。でも、もともと管理釣り場としては魚影が薄めなので完全に魚に対して人が多すぎる。うれしい悩みである。

これだけ人によるプレッシャーが大きく、また餌だらけになれば魚もなかなか当たってこない。競い食いさせるような状況に持ち込めない。あくまでばらけて拡散した粒子を遠巻きに食うので、ハリスは伸ばしてもバラケすぎてはかえって釣れないだろう、というような非常にシビアな状況だ。

終盤にようやく3枚を追加し、トータル4枚という恐るべき貧果となって終了。

ベテラン勢もようやく20枚がやっと、という日。このぶんだと25日の本番も相当苦しい状況になることが予想される。はたして解決策はあるんだろうか。

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