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【ひだ池】三者三様のテスト、冷え込みに苦戦【ヘラブナ】

動画公開予定。数日お待ち下さい。

雨上がりの霧に閉ざされたひだ池。前日の雨で一気に冷え込んだ感じがあり苦戦が予想されたが、こういうときだからこそここのところ研究中のセット釣りに丁度いい。到着したら旧桟橋の入口付近にすでにsatoさんと牌派2号さんが釣りを始めていた。その奥側に入れてもらい、トーナメントに備えた情報収集である。釣果の写真をすっかり撮影し忘れていたが、それくらい苦しんだということでご理解をw

スタートダッシュ!

この頃の鉄板ネタであるところの高速浅ダナウドンセットで挨拶代わりに5枚釣り上げ、調子良さそうだと期待が膨らむ。そこで霧の風景の撮影をしておきたいので5枚釣った時点で釣りを中断し、撮影に。ゆっくり戻ってきてからリスタートしても釣れるだろうと高をくくっていたのだが、甘かった。めちゃくちゃ活性が低くなってしまっていた。

湧きまくりだけど食わない時合

ヘラブナが水面直下に真っ黒に湧き上がるが、その割にはアタリが遠い。ハリスを少し伸ばしてみたり、バラケを抜くタイミングを変えてみたりするが、時折ダンゴにあたってくるのを拾うような釣りになり、数が伸びない。それでも牌派さんは苦しいと言いつつポツポツ釣っているし、satoさんは突然覚醒して連チャンタイムが発動したりしなかったりを繰り返して結果的に釣果が伸びている。ふたりとも割とオーソドックスなメーターセット釣りを基準にしているようだったので、自分はその逆にタナをうんと浅くしてみたり、グラスムクのウキに変えて抜きセットにしてみたりするが、ダメダメ。

まずカッツケにしてみたところで湧いているヘラブナはかなり細かい粒子にしか興味を示さないし、打ち込んだエサを追っていく様子もない。着水の衝撃でこぼれたバラケのさらにそのカスにだけは反応するwで、メーター抜きセットにしてみたところ、時折アタリは出るが釣っても釣っても口の周囲にハリがかりする惜しいスレが続き、その対策にハリスを詰めてみたら今度は当たらないw難しいことになってしまった。おそらく抜きセットは間違いだ。持たせて短めのハリスでなんとか食わせるように持っていくべきだったが肝心のアタリが遠い。もっとバラケをもたせてゆっくり待つべきだったか??マネージャーにこういうときの攻略法を質問しておかねば。

苦しい苦しい日中を突破するソリューションはまさかの

昼を過ぎても20枚とかそのくらいしか釣れていない絶望的な状況だった。多分右のお二方はその時点で3~40枚かあるいはそれ以上は出ていたはず。いつの間にか右二人は両ダンゴ、それぞれチョーチンとメーターで連発しだした。ぐぬぬ、くやちい!!と歯ぎしりしていると牌派さん、
「ダンゴいいっすよ~ダンゴ。ダンゴやりましょう」と囁いてくる。

確かにダンゴのほうが釣りやすく、それで実際に釣れるなら、それに越したことがないのである。なにせ、ダンゴなら魚にとって食う標的そのものがハリにくっついているからだ。セット釣りはあくまでも誤飲を誘う前提だから、そこが違う。ちょうどバラケを使い切るタイミングについに心が折れてしまった。

まずはガッテン200+GD100と、ネバ系の浅ダナ両ダンゴで様子を見るが、やっぱり食いが遠い。凄麩などを使ってボソッけを出してみるが、こんどはタナに入らない。そこで夏をパラパラとふりかけてさらっとかき混ぜた元餌のエアーを少し抜いてやった感じのダンゴにしたら、タナに入りつつアタリが出るようになった。比重が必要でなおかつボソッけが必要というシチュエーション。だから午前中のセットでもダンゴあたりが多かったのか。やや粘らせたバラケがちょうどそれに近いタッチだからだ。

最終的に ガッテン3+凄麩2+GD1+BBフラッシュ0.5+夏少々 というだんごになった。

例によってしりあがり寿状態

なにぶん出戻り一年目、シチュエーションが変われば常に釣りは尻上がりであり、尻上がりになればむしろそれは下手なりに結果を出せたということなのでOK。例によって例会終了を境に釣果が安定してきてなんとか40~45枚位で終了。正確な数はカウンター破損中に付きわかりません。今週中に買っておかないとね。

とまあ、釣り自体は苦労したしトーナメント最終予選も先が思いやられる結果となったが、satoさん、牌派さんと並んで釣りをして学ぶことは相変わらず多く、そして楽しい一日だった。お二方とも貴重な休日を一緒に過ごしていただきありがとうございました。

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