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2021年を振り返って へらぶな釣りとかかり釣りに仕事として関わるチャレンジの総括も

昨年に引き続き、例の流行病でなにかとおかしかった今年。業務にも色々支障が出て、あるいは講師業(給与所得)ががっつり減って休業支援金を申請するなど決して事業が安泰とは言えない一年だったが、そのかわり釣り関連事業についてはいよいよISSEN by NSRも本格的に動画コンテンツが動き出して新たなファン獲得や業界への問題提起が進み、ひだ池のほうではこれまでへらぶな釣りと接点がなかった潜在利用者の拡大が進み、さらにその方向性に向かって力を合わせてくださるスタッフさん、協力者様の団結力が高まった。

まあ色々あったけど、とても充実した一年だったというのは間違いない。

正直へらぶな釣りをやるのが苦痛だった時期が半分以上で、その苦痛の原因は色々あるけど、これを打開できたのは周囲から見た自分のポジションがある程度許される感じになった手応えを得られた10月の「初心者釣り教室」や「佐屋川ひだ池スタンプコラボキャンペーン」の成功がとても大きい。おかげさまでたくさんの方に喜んでもらえたようで、ぜひ次回も、という声が集まっている。今回得られた反応や実績をもとに、より充実した企画を展開したいと思う。

ひょんなことから年末運良く出会ったエキスパートアングラー氏(秘密…w)ともイベントをやりましょうという話を頂戴しているので、お楽しみに。とにかく、来年のひだ池は子どもたちの声が今年以上にこだまする、場のリニューアル、コンセプトのリニューアルを進めていきます。私の見立てではほっといたらあと10年以内にマーケットが半減する中京のヘラブナ業界で、それに対しての価値創造を進めているのは同業者であっても大切な仲間です。お手伝いいただいたりお知恵を分けてくださる方も大切な仲間。ともに盛り上げていくストーリーはひとりひとりの人生の1ページとしてかけがえのないものになると思う。

ISSEN by NSRの活動では、ロッドについて、そしてNSRの釣り哲学について理解を深め、それを可視化する作業に取り掛かった一年だった。一定数、若い人にもかかり釣りに興味がある人達がいるのだが、そのような人たちが迷い、苦しむ「難しいかかり釣り」に対してのカウンター的なアプローチとしてのNSダンゴ釣法だったり、チヌに対する間違った思い込みの是正などをニシダテツヤさんという存在とともにコンテンツ化できたことは正直かかり釣りに対するイメージを変えていく存在になったと思う。まだまだその要諦がビギナーや潜在的な新規ファンにリーチしきれていないと思うので、来年はそのへんにも取り組んでいきたい。

さて堅苦しい話はこの辺にして、今年の思い出深い釣りを振り返ろうと思う。これでもかなり端折った。

始めて「へら専科」に掲載してもらった写真。読者ライターのSAYOさんにお願いして、「ひだ池*神戸屋ハンバーグ弁当チャレンジ」を企画した日、レッドマンに習った抜きチョーチンセットでの一枚。奥側の隣は牌派2号さん。

https://www.youtube.com/watch?v=YsyvNpd6Co4

そして牌派2号さんが遠方に転勤ということになってしまい、開催された送別会。氏がお好きだったつつじ池での開催予定も、爆風予報により急遽ひだ池に変更。本当にいい日だった。ここだけの話、この日の前日に感謝の思いと寂しさで車の中でめちゃくちゃ泣いた。それと、託されたとても貴重な品。お金では手に入れられない、卓越した人にしか着ることを許されない例のアレは家宝です。

https://www.youtube.com/watch?v=mDFQRxtnm_4

クリエイトクラブ発祥の地、加福フィッシュランドでの例会。死ぬほど渋い状況、ボウズ回避で精一杯だが、さらに伝説の雨男ことトシくんがいるせいで(失礼)集まってきた爆弾低気圧によりヒョウが振ってくる珍展開。まいったなあ

NHCつつじ池大会で精一杯頑張って27位、中途半端な順位だし手ぶら帰宅だなあと思ってたら「フナ賞」なるものがあって、ブランドスイカをゲット。午前午後の席替えがあったにもかかわらず、右隣がヒロ兄さんというラッキー展開。一日楽しく過ごさせてもらいました。また、関西勢のみなさんとの交流が深まりとても楽しかった。昨年のひだ池大会に出てたことを覚えててくださってたり、クリエイトクラブのことをご存知だったり、動画チャンネルをご覧いただいていたり感激。

ニシダテツヤさん、黒河さんについていった四国のカセ。エサ取りがそんなにおらず、釣れてくるのはいい魚ばかり。さらに、年無まで釣ってしまった。年無しといえどもあっさり上がってきてしまうのがASRAのすごいところ。こんなに楽しい、学びになる釣りはなかなかなかった。カセの上でニシダさんといろんな話をしたのはとてもいい思い出。ちなみにこの一週間後にはやし渡船で46センチを仕留める。

ひだ池で開催された初心者釣り教室。企画した我々も、当日サポートしてくださったインストラクターやスタッフの皆さんも、そしてこどもたちも、みんな笑顔になった最高の一日。これ、絶対次につなげたい。無事終了して、帰宅してからガッツポーズしながらビールを3本ほど一気にのんだね。ここまで色々あって結構しんどいこと多かったし。

クリエイトクラブの例会。このクラブが開設一年目でここまで大きなグループになり、盛り上がっていて、さらに20代30代が多数在籍しているという中京の奇跡。ほんと楽しい。部長のキャラが。

落合池の放流も、思い出深いと言うか有意義なイベントだった。最近放流量が確保できなかったり、地元や行政の心象などの問題で放流が減っているような事例をよく聞く中、このような形で一気に話が進んで無事放流までこぎつけ、予算も確保できた例は明るいニュース。引っ張っていってくださったリーダーのみなさんが実に素晴らしい。そしてそれに賛同し、これだけの方が放流に協力するために集まりました。

22年も、どうか変わらぬご愛顧を!

釣り事業やります!と手をあげてからもうすぐ2年。その布石としてこのブログを始めてから4年。速攻で釣り業界からドロップ・アウトし、くすぶった人生を送ってきた孤独で下手なソロ釣り師が、小太りのおっさんになってから始めたチャレンジ。一年目は色々うまく行かないことが多かったが2年目はその種まきから芽が出た感じがする。

仕事の方ももっと収益を高め、それを釣り関連に投入できるようにしたいと思っていて、釣りに限らずそちらのチャレンジも進めていく。

そしてようやく雲が晴れてきた感じのあるへらぶな釣りはこれから上達していくし、かかり釣りもより実践回数を増やしていけるだろう。それらは全て、皆様のご理解とご支援あってのことです。大変お世話になりました。

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