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三寒四温の寒い側にあたってしまったひだ池で浅ダナセットが刺さらない

昨年開催した「ステップアップ教室」に参加してから付き合いが始まった新しい釣り仲間のN氏(今のところP班入りはしていないのでひどい芸名はついていない)からのお誘いで、ひだ池へ出かけてきた。

昼からの雨予報だったはずだが

8時半到着。焚き火にいつものメンバーが集まっているところに手を振った瞬間、雨が振り始める。

「おーい、雨男が来たぞ」

「タイミング合いすぎw言い逃れできないwww」

と社長含む数名からの大ブーイングを浴びる。もう一度書くが、社長も一緒になってブーイング。

おかしいなあ、イベントやるときも雨予報になることが多いけど、私が仕切るときはギリギリ持ちこたえたり、むしろ晴れたりしてきたのだが。。。

在庫整理フィッシング

最近めっきりへらぶな釣りの頻度が下がっているため、色々買ってそのままになっているへらエサの在庫を効率よく使っていく必要がある。そういう手前都合で浅ダナセットを選択。なんとなく一日温かい雨(ただし気温は低い)だと底釣りがいいんじゃないかと思われたが、とにかく凄麩を使い切りたい。3年前はあれだけ重要視していたのに、さみしいものである。

ヘラS8にクルージャンのパイプトップ#2、下ハリスは40センチと、まさに端境期らしいセッティングにし、凄麩400+GD100+粒戦100+浅ダナ一本を手づかみで適量というややチキンなバラケを作る。まずこの作業自体がめんどくさい。

この調子で行けば次の釣行あたりからバッグの中はみやび、あやめ、爆バラ、軽バラ、フロート、クラッシュ、スクラム、ペレ充、各種グルテン、力玉ハード各種に統一されていくだろう。そう、つまりは麩エサを徐々にヒロキュー製品へ置き換えているのだが、これは別に某モニターに媚びているわけでもなく(w)、荷物を減らしたいこと、手軽にシンプルに釣りたいということ、餌の開発思想に共感していることなど、それなりにちゃんとした理由があるのだ。

ただ、力玉ハードだけは手放せない。こればかりはマルキユー製品が先んじている。ポンプ出しうどんは色々めんどくさい、という釣人として熱意が低いなんとも情けない理由だが、やっぱりサッと取り出してサッと使えて、片付けが不要であるというのはとてもありがたい。

メーカーと利害関係が発生すると何かとこのへんは面倒なことになるかもしれないが、私は一般ピーポーアングラーなので自分にとっていいと思ったものを買います。もしかしたらまた凄麩信者に戻るかもしれないし。

やっぱり鈍い反応、淡々と状況変化を待つ

9時頃実釣スタートするも、やっぱり30分くらいウキが動かなかった。寄ってきたらもたせる釣りをするつもりでパイプトップのウキをつけているが、早めの抜き気味にして寄せ打ちを続ける。

ほとんどさわりらしいさわりもないまま、ある刹那に急に強い受けがあり、チクッと入る。ヒットしたが、寄っているヘラブナは極端に少ないのだな、と判断できる動きだ。

コンディション自体は良い感じ

引き味も良く、肉厚のある良いヘラブナが釣れた。このあともしばらく静かな時間が流れる。

尻尾が細いタイプ

ひだ池では体高の割に尻尾が細いヘラブナが釣れる。このタイプはどうもダッシュ力に乏しく、あっさり水面を割ってしまう。

ちょっと地ベラぽい

やはりこういうどっしりした尾びれの付け根を持つヘラブナはキック力が強く楽しい。プロポーション自体はギンブナっぽくも感じるが、正真正銘のヘラブナであり、明らかにパワーが違う。

N氏も両グルテンの底釣りで色々試行錯誤し、スレがかりが多く苦戦したが、ハリスの段差やウキ下の調整を見直し、釣果が出始める。

13尺で丁寧に釣っているN氏

5枚ほど釣ったところでランチタイム。ちょうどこの日例会で来られていた方々に挨拶回り。ちょうど情報交換したかったところなのでラッキーだった。

ほんの少し好転

力強い、好みのタイプ

昼からも同じように浅ダナセットを続ける。ハリスを30センチに縮めて、バラケはさっきより長くとどまるように調整。数は少なくてもバラけに接近するヘラブナが出始めた感じがするので、そういう元気な魚を拾っていけばよいと考えた。

今日イチがスレがかり
やや小ぶりだがパワーは有る

終盤には連発もあったが、15枚程度で終了。底釣りをやっていた知り合いは軒並み午後から調子よく釣っていたそうなので、底釣りかチョーチンが正解だっただろうなあ。

N氏も苦戦していたが、久々の釣りを楽しんでいた様子だった。彼はかかり釣りにも興味があるそうなので、今後もお付き合いが深まりそう。

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