P-squad Magazine(旧ドブログ

Xtreme IKADAはルアーFにも適している説を検証中

【この記事はPRがうんちゃらかんちゃら。だって私NSRのスポークスマンだもの。ステルス性ゼロのマーケティング記事です】

我らがニシダテツヤさんによるSTARCRAFTから発売されているフロロカーボンライン、Xtreme IKADA。こちらはかかり釣りに特化してチューニングされたフロロカーボンラインであるが、号数表記の割に細く感じられ、しなやかかつ腰があり、引張強度にも優れているという理想的とも言えるスペックを水平応用したいと常々考えていた。

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うちPのUP’s TVでもたびたび活躍している1.2号は6.7lbもの直線強力を誇る。普通の1.2号だと、だいたい4.8lb相当であるところに、実質3割増級である。つまり同じ目的でより細いラインを選べる、ということになる。

かかり釣りにおいては風や潮に対してラインを細くすることができると、より高い感度を保ちつつ、ラインにドラグがかかりにくいため釣りやすいというメリットがあるが、これはルアーフィッシングのショックリーダーとしても同様のメリットがもたらされるのではないかと思ってアイデアを温めていた。

私がこれまでに好んだルアーフィッシングといえば、渓流、シーバス、メバルである。ここ2~3年に知り合った人からしたら、ルアーやるというのは意外に思えるようだが、実は過去にやっていたのだ。

今手元にあるのは1.2号と3号。それぞれ、渓流とシーバスにちょうどいい番手である。そこで、ダイエット継続を兼ねて1.2号の実釣として渓流釣りを再開することにした。

PE0.6号+フロロリーダー1.2号という基本設定が完成

渓流といっても色々ある。私のホームグラウンドである益田川では、川幅40メートルはあろうかという本流から、里川、傾斜のきつい谷までそれぞれ支流が多い訳では無いがそれなりにバリエーション豊かなエリアである。

同じタックルで70ミリのミノーをぶん投げるときもあれば、40ミリ程度のスプーンやミノーをバックハンドで送り込むときもある。釣れてくるのはリリースサイズギリギリから40センチ級のイワナやニジマスまで。

そんな釣りをするうえでずっとPE0.6号を使っている。もしかしたら0.4号でもいけんじゃね?という気もしなくはないが、高切れほどつまらないことはないし、現状でも十分釣れているのでこれで良しとする。

そして本題のリーダーである。本当は最低でも1.5号(6lb相当)を結びたいところだが、今回はワンランク細い1.2号で6.7lbもある。果たして細糸かつ強力なXtreme IKADAが渓流でどんなフィーリングをもたらしてくれるだろうか。

このくらいのチヌなら朝飯前の強度があり、開けた場での40センチ程度ならまだ余裕がある

空振りだらけのスタート、なかなかデータが取れずw

よくよく考えれば水温が高いであろう矢作川水系や板取川あたりに出かければよかったのに、年券を買って勇み足で益田川へ行っては返り討ちにあっていた。現地の桜が満開になるまで我慢しろって言ってるだろ!!

ようやく実釣らしい結果がw結論、問題ないどころかルアーでも優秀なラインだった

で、名古屋の桜もほとんど散ったかな、というタイミングで出かけるには最高の休日がやってきた。ただ仕事でだるくてどうしようかな、と思っているところに、釣友が背中を押してくれて重い腰を上げた。その日の様子は前回の記事に掲載している。

ライン強度が6.7lbもあるので、20センチ前後の魚を釣るには何ら問題ないわけで、ラストに釣れた尺イワナは流心に乗って走ったがそれでもゆっくりじっくりとファイトを楽しみながら余裕を持って寄せられた。ライン強度で言えば40センチ級がいきなり流心に乗って爆走でもしない限りよっぽど問題ないだろう。渓流においてはそれよりも食わせるまでのほうが気になるところかもしれない。

ぴったり30センチでした

強度はOK。その他の使用感は?→しなやかでありつつも直線性が良く感度が高い!

なかには、ゴワゴワした反発力の強すぎるフロロカーボンラインもあるが、Xtreme IKADAはその点細くてしなやか。しかしコシは十分あるため、余分なスラックは最小限で済む印象だった。

これは巻き返しや表層を滑る流れにも大きな影響を受けずに済むという点で、二枚潮でも釣りやすい細糸というコンセプトは渓流ルアーでも同様にその威力を発揮した感がある。

感度も良好で、より繊細にルアーが踊り、リリースサイズのアマゴがじゃれついてきている手応えも明確に伝わってきた。この手のアマゴは魚体が軽すぎてフッキングせずに弾いてしまうが、フッキングしてしまうとダメージが厄介なのでこれでいい。問題は良型がヒットしたときに弾いてしまう確率であるが、これは今後の実釣回数で徐々にわかってくると思うので、楽しみにしている。

心配は、細いがゆえの耐摩耗性

こればかりは仕方ない。こまめにラインチェックをして、、、というのはどんなフロロカーボンラインでも同じだが、より細い番手を使えるというメリットを享受しつつ、丁寧な釣りを心がけたい。

かかり釣り師以外にもおすすめできるライン。共同購入にいかがですか?

かかり釣りをやっている人も、そうでない人も。300m巻き6,000円(税・送料別 2024年4月現在)なので、単価自体はお高いが、長さあたりの価格でいうと思った以上にハイコストパフォーマンスだと感じてもらえるのではないだろうか。かかり釣りリールだとだいたい50メートル巻くことが多いから、6回巻き直しできる。ショックリーダーも一回につき1メートルも使わないだろうから、一度の釣行で一回結び直したとしても相当なボリュームである。

というわけで、知り合いにルアーマンがいれば、共同購入というのもおすすめ。シーバス向けには3号があります。こちらは13.5lbと強度も十分。

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