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あえて短竿チョーチン両ダンゴで挑むひだ池

徐々に本ブログの「ひだ池の社長に媚びるコーナー」が充実してきたw

本当は浜名湖に出かけようと思っていたのだが、雨上がりの強風が予想されたのと、sato師匠と予定も合い、ひだ池での仕事の話もあったので、ひだ池に出かけることにした。

深緑の山を縫うように248号線を南下。微妙にケチって瀬戸しなのから高速を使う。たいてい空いていてめちゃくちゃ快適に走れるんだが、少子高齢化社会、数十年後にこの道路は維持できるんだろうか。。。

ひだ池の魅力はなんと言ってもこの緑に囲まれたロケーション!

パソコンと釣具を同時に持参する変な釣り人、夜ふかしで出遅れる

友人と夜中に電話していた関係で睡眠時間が足りず、7時頃到着。すでに桟橋は満艦飾である。100人を余裕で超える混雑、社長いわく「20年前の往年のひだ池の風景はこんな感じだった。満員御礼だね」。そんななか、ようやく車を停めて歩いていくとすでに師匠は浅ダナ両ダンゴでお楽しみであった。燃える男、ヘラブナ界のカズレーザーこと師匠、全身真っ赤なので居場所が一発でよく分かり大変にありがたいです。

スタートは浅ダナ両ダンゴも苦戦

竿:陽舟8尺
ウキ:PCムク
道糸:0.8号
ハリス:0.5号 25-30cm
ハリ:角マルチ5号

例によって
凄麩100+ガッテン100+グルテンダンゴ50
からスタート。

一投目から消し込みアタリでカラを引く。これは調子良さそう…?3投目で無事一枚目を確保。

前日までの大雨で濁りが入っており、魚は全体的に上ずり気味。しかしバクバク食う感じでもない。その後はなかなか伸び悩む。多分このまま続ければなんとか午後から復調して師匠が100枚釣るなら例によって60枚くらいにはなるだろうか、と思われた。しかしそれでは毎度毎度のパターンで面白くない。

「俺、チョーチンやりますわ」

チョーチン両ダンゴのセッティングにそのまま移行。

ここでタックルを書くが、実はこれ滑ってるパターンなので反面教師にして欲しい。

竿:8尺
ウキ:PCムクチョーチン用ボディ6cm
道糸:0.8号 (←駄目。ほんとは1~1.2号にすべき)
ハリス:0.5号40-45cm
ハリ:へら鮒スレ5号(←駄目。7~8号を使うべき)

エサは
凄麩200+ガッテン100+粘麩50 
先に給水させベトベトな感じにしてダンゴのコアになるペーストを作る。
その後バラケマッハ100追加で水気を整えつつベースに差し込んでいくようにして撹拌。これが開きながら魚を寄せるというコンセプト。

このような濁りのある日は大きい魚も浮いてしまうのではっきり言って分が悪いのだが、引き出しを増やしたいのであえてチョーチン両ダンゴで一日頑張ってみることにした。

色の薄いヘラが釣れてくる。濁りのある深場ならではだ。しかしなかなかアタリが出ない。エサをいじる。ハリスを伸ばす。しかし当たらない。エサの粘り具合を色々試してみるがなかなかウキにいい動きが出ず、ランチタイム。もうエサはどれがどうなっているやら、というわけのわからん餌になってしまった。色々入れ込みすぎて意味不明な味になってまずいラーメンとかあるけどあんな感じ。何を引いて何を足せばいいかわからない。

師匠は両ダンゴが厳しいと言いつつポツポツと数を伸ばしていた。

愛情コミコミ焼きそば

すっかりひだ池名物となった例の焼きそば。

ちょうど出来たてにありつくことができた。来るたびに美味しくなっているが今回もまた美味しさが増していた。社長、いつもごちそうさまです。頭が下がります。

焼きそばを頂いていると、子供連れのグループが3組ほど釣りを終わらせて退場していった。実は子供も手軽に遊べるのがヘラブナ釣り。メディアが出す情報はベテラン向きの話が多すぎて、すごく難しいと誤解されているけど、誰でも気軽に楽しめる釣りなんです。よりたくさん釣ることを目指すと難しいけど。こうやってファミリー層にも楽しんでもらえる釣り場っていいね。

午後からチョーチンの調子が上向き

午前中に死ぬほど苦労しては置き去りにしてきたダンゴエサが残っていたのでこれを使うが、午後になると普通に釣れ始める。あの苦労は何だったのか。

しかしそれ以上のペースで師匠はひげトロセットで連発している。

「うひょ~たのしーい!」

水面下に集まったヘラを観察すると、たしかにダンゴに興味を示すが、あくまでダンゴから散らばった粒子だけをゆったりと吸っているような状態だった。こういうときこそヒゲトロセットが強いということだろう。

周囲の例会が終了後、例によって勢いを取り戻したへら鮒がガンガン集まってくる。さあショータイムだ!と思いきや、ウキが入らなくなっていく。師匠は最終的に103枚で早々と余裕の納竿である。その後手が空いた師匠から色々アドバイスを受けるとだんだん釣れるペースが上がってきて一投一枚になってきた。

修正してからハイパー連発チョーチンダンゴタイム

直したのは、ダンゴをもっと大きく、そしてハリスをもっと長く。といってもめちゃくちゃ寄ってるからこのときはそんなに長くしなくても食った。とにかくダンゴを意図的に大きくつけることでしっかりタナまで持たせられることがわかった。粘りとかタッチとかで苦労してたが根本的にエサが小さすぎたようだ。あと、それを背負える大きなハリを使え、ということだった。これもこの日用意した中では最も大きい改良ヤラズ6号でどうにか、という感じだった。準備不足だったね。

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最後にダブルでなかなか良い型が出てニッコリである。おもわず写真撮影をお願いしたw 頭がでかすぎてワークキャップのフロント部分が潰れて旧軍の略帽みたいになっているのはご愛嬌だw

インスタにも書いたように50枚ジャストで仕掛けが壊れたので納竿。

師匠が「ひだ池に遊びに来て嫌な思いをしたことがないんですよね~」と話していたのがすごく印象的だった。

愛されるひだ池、みんなで支えていこう!(新参者のくせに超生意気発言)

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