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新年初釣りで悶絶からいつものパターン 段底でズンドコ

新年初釣りは愛すべき釣り場「ひだ池」。冬将軍、兄弟子、そして冬将軍の釣友のお三方と並ぶ。年末から雪が積もったりと冷え込みが厳しくなる中、池に着いてみると超満員。そして水位が高くなっておりぼっち桟橋への道は閉ざされた。そういう状況なので、珍しく混雑し15人くらいが並ぶ渡り桟橋の1号ワンド向きに入ることになった。

すでにほかでやっているグループに話を聞くと、チョーチンか、段底。しかし混雑ゆえに激渋とのこと。そういうことなら、苦手なチョーチンの練習にちょうどいいと思い、正月セールで購入したダイワへらS8尺を継ぐ。本当は月光にしようと思っていたのだが、某釣具店でにべもなく「そこにあるもんしかないよ」と言われ、まあ手が届く価格だし、8尺といえば年間を通して最も出番の多い長さなので、予定にはなかったがこういう竿を持ってもいいと思って買った。

チョーチンウドンセット苦手なんですよ

ひだ池をメインに釣行しているくせに、チョーチンウドンセットが苦手で、さらに好んで選ばない釣り方である。赤い親方はその話題になるたびに「仕留めた感があって楽しいよ、真冬のひだ池では一番有利だよ」と私に説得を試みるのだが、どうにも苦手である。しかしシビアな状況でも釣るためには、できるようになっておいたほうが良いことには違いない。

というわけでセッティング

竿:ヘラS8
道糸:0.8号
ハリス:0.4号7-50㎝
ハリ:関東スレ8号 コム3号
ウキ:グラスムクトップ

バラケ:粒戦100+細粒50+水150ふやかし サナギパワー150+セットガン150+バラケマッハ100 水50(適宜追加)
(一度にたくさん作りすぎたので参考にしないように!)
くわせ:感嘆

先日同じ場所の10尺の底釣りで極限までテンテンになったのでこれでよいと思っていたら、実は実質段底だったことに後で気づき、微調整を入れて段底に切り替えるという失態を犯してしまう。しかしなかなかあたらない。ほんとにあたらない。いわゆる人災というやつだ。両グルチームも全然当たらない。釣れても1枚とか2枚とか。ちなみに自分は昼過ぎまでノーヒットwwwwww本当にここはひだ池なのか????

午後、住民票を加福の横の物置に移したと噂のマネージャー先生がやってくる

「あれ?そんな竿持ってたっけ?」
マネージャーほんとよく見てるな。。。。

別会場で段底縛りミニ例会をやっていたマネージャーが立ち寄ってくれて、段底の釣りの基本を教わる。いい機会なのでねほりんはほりん。なぜウキのバランスはここなのか、とか、どのくらいずらすのかとか、どんな質問をしても的確な答えが返ってくる。すげえ。めちゃくちゃ頼もしい。ちなみに兄弟子が入会しているCコースではなんか糸のさきになんかつけてなんかする、くらいしか教えてもらえないのだが、私はAコース会員なのでたっぷり質問ができるというわけだ。

ちなみに住民票を加福の横のログハウス風物置に移したといううわさを流したのは私である。弟子にあるまじき悪行。

せっかく教わったけど、それから一時間以上あたりが出ない。おそらくこれで問題なく釣れるときは釣れるだろうと思ったのと、浅ダナのほうが魚が活発だと確信したので教わったところ申し訳ないという思いがありつつも、段底はまたの機会にするとして中層のセット釣りに移行。竿は8尺のまま。バラケはそのままではちょっと使いにくいので、セットガンを振りかけつつ手水で調整。ようやく釣れ始める。決まってくると連発も。やがて満員だったお客さんも徐々に引き上げていき、魚の活性も戻ってくる。なんとかラスト一時間半くらいで8枚釣って終了。苦しい釣りだったけど最後に釣れてよかった。

そしたら兄弟子が黙って同じ釣りを始めてた。しかもよく釣る。人の判断に乗っかったな!

あと、ヘラブナ釣りが初めての若者(他の釣りはベテラン)も参加してくれたけど、この日は本当に運が悪かった。めちゃくちゃ難しい日に当たってしまったが、それでも延長お慈悲アディショナルタイムでもはや日没直前、というところでウキの小さな動きを見切って一枚釣り上げた。本当によかった。ひだ池の女神は初心者を見捨てない。

厳しい冷え込みはますます進むと思われるが、ひだ池も混雑を避ければ初心者にもチャンスはあるし、最近は温泉前が好調のようだ。こちらも気になるところ。

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