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初のへらぶな関東遠征ツアー!!最高の連休1 清遊湖

もう実質連休入りしたか、あるいはどうだろう、そんなタイミングでレッドマン氏からのお誘い。行くとは聞いていたが、直前に誘われるとは思わず。とはいえ、興味深い話なので色々調整の上参加することに。同じクラブのhiroさんも一緒だ。50代二人に、一回り下のアラフォーが85kgという珍道中は、夜の名古屋から静かに始まった。

ウッソだろおい、今何時だと思ってんだ!

真夜中の首都高、渋谷、皇居をスルーし行き着く先はのどかな清遊湖

新東名ってめっちゃ快適だけど周囲の車のペースがバラバラでペースがつかみにくいね。平日だともう少し違うのだろうか。やがて車は首都高速に入り、渋谷駅を左に見て、続いて六本木ヒルズを右に、さらには皇居を右に拝み、東京の中心部を横断する。助手席から見下ろすと、千代田区あたりは真夜中だと本当に車が走っていないことに驚いた。まああまり人が住んでいるところでもないし盛り場でもないから当たり前といえば当たり前なのだが、田舎者にはイメージが湧きにくいものである。

そんな田舎者ワイ、鎌ケ谷のローソンで朝食のパンを買い込もうとするが、あとから入ってきたヤンキーカップルに「首都圏在住」であるという意味不明な理由だけでちょっとビビって道を開ける。

到着後1時間半くらい仮眠タイムがあったが、神経質すぎて眠れなかった。いびきのステレオに、ようやくまどろんできて、、、と思った矢先に

バアアアン!!

「おはようございまーす!!」

景気よくハイエースのドアをあける音とともに池ちゃん登場。あああああああもう朝か!!荷台で寝ようと試みた私はおもむろにリアゲートを開けて清遊湖に降り立った。

奥行きの広さと席数にビビる

朝もやの中、かつてテレビの釣り番組で何度となく見た「やぐら」で交差する桟橋が徐々にその姿を表した。木立に挟まれたロケーションはなんとなく我がホームグラウンドひだ池を思い起こさせる。

事務所には食堂もあり、食堂の壁の上の方には所狭しと番付表が並んでいる。これを見ると、いかにも関東の釣り場らしさを感じる。いや、初めて来たから、あ、本当にこういうふうなんだ、というミーハーな感覚で見ていたのだが。

この日は関東のへらぶな愛好家のみなさんが多数集まり、20人以上の大勢での例会形式の釣りとなった。中央桟橋の、ちょうど池の折れ曲がっているあたり。最も深く、全景を見渡せるポイントで、1メートルのタナ規定があるエリアだ。中京勢は最初に好きな釣座に入っていい、というので、私ことドブちゃんと言えば、ツイッターもやめているし、関東での知名度などゼロに等しい。いそいそと、端っこの方へ。お隣は一席開けて物静かなアングラー。さらにはツイッター、ブログでおなじみのオレン爺さん!

私が最も奥だったので、右は一般入場の方。うるさくてすみません。

無難と思われたチョーチンで苦戦

初めての場所だし、勝手がわからないが10尺チョーチンセットでスタート。釣れない。9尺チョーチン。釣れない。寝不足もあってなかなか細かい調整に気が回らない。さすがに、関東だから魚影が濃くてバンバン釣れる、というわけではないが、どんな釣り方でもそれなりに釣れているからかえって釣り方を絞りにくい状況と言う。

苦悶する私とは裏腹に、レッドマン氏はホスト側の池ちゃんとワイワイ盛り上がっている。清遊湖の社長に「やばいんでうまく編集しておいてくださいね」と釘を差される程度にひどい。実にひどい。AdSense(広告)剥がされるのが嫌だからここには書かない。ワイワイというのは、実のところ、わいせつのワイである。猥猥。こう書くとパンダの名前みたいだが。

正直その猥ガヤにちょっと混ざりたかったが、自分の釣座は裏面である。たまにカメラを持ってから見に行く程度に留め、自分の釣りに集中。せっかく来たんだし、釣りもしっかりやりたい。

ランチはカレー。なんと、清遊湖の厨房で作っていると言う。

パックにぎっしり詰まっているのはカレーと愛情

めちゃくちゃ美味しかったです。外で食べるカレーというシチュエーションがますます食欲をそそる。丁寧に作ってる、という感じがすごくする。

10尺メーターセットで一気に追い上げる!?

最終的に、もっとも自分の中で調整が利くメーターセットに。これでしばらくやっていると徐々に釣れ始める。よしよし、いい感じだ。この調子で行けば、去年のつつじ池以来のレッドマン超え(めったにない)もありえるのではないか??

と思ったが、風向きがあっちこっち動く関係で水面に張り付いた大量の葉っぱが道糸に絡む。池は悪くない。これも自然の要素であり、その環境を考慮してでも釣りこなしてこそ楽しいのであるが。にしても、あまりに釣れなくなり、限界だ。結局午前中に苦労して苦手意識ができたチョーチン釣りに戻すも、苦戦。

一生懸命やっているつもりなのに、全然釣れなくて、というか、釣れる方向に向かっている感じがしなくて、その一方でhiroさんは3フラシめに入っている。こどもアングラーも景気よく釣っている。悔しい。釣りでこんなに悔しいのは久しぶり。せっかく来たのに、釣れないのなんて嫌だ。時折睡眠不足でふらつく頭をなんとか叩き起こし、どうにか釣ろうとするが、なかなか伸びず。

みんな話しかけようかと思ってくれていた様子だったのに、どうやら自分はその時必死オーラが出過ぎて近寄りがたかったらしいwすみませんw

結果はそのうちに公開する予定の動画でお楽しみください。

清遊湖で出会った人々

関東勢は関東勢で、お初の顔合わせになった方も少なくなく、今回の釣行会が中京と関東の懇親を、というコンセプトだったが、関東同士でも横のつながりが広がったようで、お開き後もあちこちで名残を惜しんで立ち話している様子が見られた。

自分はというと、(釣りシーンの)盗撮でおなじみ清遊湖の社長といろいろ意見交換をしたり、オジキさんとお話したり、太郎さんとボケあったり、Takaさん親子を執拗に撮影したり、そんな感じだった。正直言うと全然話足りないし、ちゃんとご挨拶できなかった方も多々いらっしゃったので、次の機会にはぜひもっと色々お話してみたい。

清遊湖がすごく愛されている釣り場であること、関係者全員が熱心に取り組まれていること、釣り場のマナー、民度の高さ、非常に勉強になる部分がたくさんありました。ありがとうございました。

お肉の美味しい店で乾杯!

遠征の醍醐味は、なんといってもその晩の食事と酒にある。あと、ビジホで全裸ベッドダイブ。

もつ煮。関東なので味付けはもちろん我々が食べているあれとは違う。

あまりにテンションが上って料理の撮影はこれだけだったが、普段真っ黒で得体の知れない、板ゴムとかが混ざってても気づかず食べてしまうんじゃないかってくらい深みのある色合いとコクのある「土手煮」とはちがい、あっさりしててまた違った美味しさだった。その他、低温調理のあれとかこれとかも絶品。

豚キムチを頼んだら、豚肉が入っているゾーンとそれ以外のゾーンに分かれていたようで、自分が担当したゾーンは不幸にもキムチオンリーだったけど、そんなことは些細な問題である。

「シメにラーメンいっときましょう!」

レッドマン氏、家系の店に突入を図るもノーマル中華そば。hiroさんと自分は家系に挑み、死ぬ気で食べた。

刻みタマネギがうまかった

50過ぎてるのにみんなバイタリティすげえなあ。。。

はち切れそうな腹をアスファルトに引きずっているような感覚でホテルに戻り、即落ち。起床は3:40である。つづく。

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