サイトアイコン P-squad Magazine(旧ドブログ

初心者釣り教室お疲れ様でした

ひだ池の第二回初心者釣り教室は無事、どうにかこうにか終了。まずは、ご協力いただいたすべての人に心から御礼申し上げます。

また、天候不順にも拘らず参加して楽しんでくださった皆様にも感謝しかありません。

今回はキム兄のドローン、トーベエ釣三昧さんの動画撮影、さらにCATVひまわりネットワークの取材も。こうやっていろんな物事が動き出していくのって楽しい。

さて子どもたちと向き合う、へらぶな釣りの将来と向き合う、そんな素敵な人達の自発的な参加意欲によって作り上げられた世界。これはとても意味、意義のあることと思っている。

このイベントは定例化していく方向で進んでいくのだが、そもそもこの企画を持ち込んだのは私ではない。書いていいのかわからないのであえて書かないが、個人的にお世話になっている方から頂いたアイデアで、私は、その提案されたアイデアに肉付けして、仕組みを作ったに過ぎない。当然、当日は沢山の人の手をお借りしないと成立しない。みんなでこれやったら面白いんじゃない?という空気に呼応して集まった一人ひとりが、自分のできることを持ち寄って作り上げていった。

つまり純粋に「協力し合おう」と集まった人たちが動きやすく、安全にイベントを終えられるようにコーディネートするのが私の仕事である。そして次世代のアングラーを増やすきっかけづくりの手助けであり、結果的に釣り業界の経済的発展にも寄与するための活動でもある。

その趣旨がずれていってしまうと、どうなっていくのだろうか。

コンセプトを理解しないでエゴがちらついたらどうなるだろうか。

そういう極めて際どいバランスの上で、そこをきちんとハンドリングできる有志が集まってイベントを開催できることのかけがえのなさ、これがあるからこそ、関東の方々や他の釣り場の経営者の方からも興味を持ってもらえる活動足り得るものである。

そのような場や協力者は、政治やお金、私利私欲などでは絶対に手に入らないものだ。一旦壊れてしまったら、もう取り返せないものだ。だからこそ、道理と趣旨を大切にしたいもの。

魚が釣れなくて困っている参加者が一人も出ないように。釣れた参加者の喜びを一緒に分かち合うように。試行錯誤する参加者に寄り添うように。そうやって参加者一人一人と向き合ってくれるインストラクターの存在が、もしかしたら参加者の価値観や人生に影響するレベルで釣りの楽しさを伝えられるのではないか。

もしかしたら、一生忘れない思い出を作る手助けが出来たのではないか。

カメラを通して会場となる桟橋を見ていて、そう思った。

こういう体験は、自分が釣りたいだけでいたらできない体験だ。体験をシェアしていく、繋いでいく、そういう向き合い方があって、初めて釣り文化の継承、発展の基礎ができるのではないだろうか。今回は特に、そういう部分が浮き彫りになったと思う。主役である子どもたちと全力で楽しんでくれた、私が個人的にもとても信頼しているサポートメンバーの皆さんのおかげで、どうにか無事にやれました。ありがとうございます。

モバイルバージョンを終了