アオリイカを釣ったら是非試してほしい料理

ぶっちゃけて言えば私はイカ釣りはあまりやらない。確かに、いわゆるコロッケサイズのアオリイカを釣るのはカンタンで楽しいが、その時期の海釣りポイントと言えばもうエギンガーだらけでうんざりするくらいだ。目ぼしいポイントは結構荒れてしまう。場所取りを考えなければならなくなる。それだけでも行く気が遠のく。

それでも、その時期の海に出かけて目の前にいたら釣らざるを得ない、アオリイカ。

アオリイカは刺し身だけじゃもったいない

ぜひ、旨味成分を最大限に引き出す調理を

確かに新鮮なイカの刺身はコリコリして甘くてうまい。とくにアオリイカは上品なモッチリした味わいでありながら清涼感ある風味を楽しめる。ぜひ大葉と絡めて食べたい。しかし、持論だがイカ、タコのたぐいは加熱してこそそのポテンシャルを最大限に引き出せると思っているので、ここは新鮮だから刺し身を、という気持ちをぐっとこらえてひと手間かけた調理をしてみてほしい。

ひとつだけ紹介する渾身のアオリイカ明太バター炒め

三種の旨味が織りなす神が人類に与え給うたハーモニー

ひと手間と言っても面倒な仕込みとかわざわざ素材を買い揃えたりとかする必要はない。実にシンプルな料理だ。イカを適当に切って、バターを溶かしたフライパンで明太子と一緒にさっと炒めるだけ。あまり時間をかけすぎず、イカがプリッと盛り上がるような感じになってきたら完成だ。まだ身にハリとか透明感があるくらいでいい。焼き目がつくとか完全に白くなってしまうと焼きすぎだ。せっかく新鮮ないかが手に入ったのだから、短時間で仕上げてしまおう。焼きすぎるとバターや明太子が焦げて、イカも硬くなり風味を損ねる。

バターと明太子がよく絡む。もともとイカと明太子は相性抜群の組み合わせだが、ここに香ばしいバターが絡むことで最高のアンサンブルとなる。玉ねぎなんかが相性がいいが、あえて野菜は使わない。動物性蛋白質の旨味だけで酒が進むのだ。

パスタの具材にもちょうどいい

これを応用して、イカ明太子パスタを作るのもいい。その際はバターを多めに、みじん切りにしたにんにくを追加するといいだろう。こちらはお好みで玉ねぎもいい。マーガリンでなく、バターであることがポイントだ。

イカワタを使いたいと思っても

アオリイカはそれほどイカワタも墨袋も大きくない。基本的に身の部分だけで調理することになるので、こうした他の素材と組み合わせることでより奥深く楽しめるだろう。塩辛を作りたい場合は、塩と柚子、そして刻んだ昆布で造るとよい。

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