GW期間中の釣行はのべ3日。尻上がりに内容が改善する良い釣だった。
初日は益田川本流の新ポイント開拓
現地についたのが昼一。減水ぎみで、まだ小坂川方面は良さそうだったがどうせ先客がいると見てあまり人気がなさそうな本流のポイントを回ることにした。
数か所実に美味しそうなプールがあったので、その落ち込みと流芯をDコンタクト、深場はDダイレクトで探っていく。
開始3投目であっさりヒット。

続けてルアーのサイズを落とし、リュウキ45で同じく流芯を釣り下がっていく。

このポイントの上流には先客がいて下流側が開けていたので下っていく。この日は減水気味ということも、まだ水温が低めということもあってか瀬では魚が出ない。トロ場やプールの流芯を中心とした場所でなければ反応が得られなかった。結局最初にやったプールが一番高活性。


更に車で移動して下流の戻りシラメポイントはことごとく先客がいるか、数年前の大雨で砂が堆積してアマゴがいるはずもないような平坦な流れになっていたり、あまりいい成果を得られずこの日は終了。
宮川下流のポイント探し 目指せ大岩魚
日を改めて、宮川下流に初釣行。初めてのヤマメ生息地域だ。思えば、岐阜県は分水嶺を境にしアマゴとヤマメの両方が狙える贅沢な環境である。
宮川下流というと、大型のイワナやニジマス、ブラウントラウトが狙えるということでウキウキで出かけたが、日の出前から目ぼしいポイントはことごとく千客万来。まずは小鳥川に行ってみる。
これは!というプールを見つけたので、その少し下に回って釣り上がっていく。やっぱりまだ浅瀬では出ない。予想通り、例のプールで連続ヒットに持ち込めた。

アマゴよりやや鋭角さを感じるカツン!とした軽くも鋭いアタリから人生初のヤマメを釣り上げた。嬉しい!


結局このポイントが一番いい釣りになった。その更に上に上がっていくと40センチオーバーのニジマスらしき魚影を発見するがアプローチに失敗。ルアーを見切られてしまいどっかに逃げられてしまった。
その後、隙間を探すように本流のポイントを回り、巨大なプールの流芯に向かって遠投すると稀にあたってくる、という感じだったがなかなか伸びない。

遠投して流芯にドンピシャで入ったときにだけ、入った直後にスコーン!とヤマメが反応することがある。そういうときは決まってサイズがよい。「山と溪谷社 日本の淡水魚」というバイブルがあるが、そこに書いてあるように、流れに対して一番前にいるのが最もその場で有力な個体。縄張り争いの勝ち組である。
これを考えると、良いシーズンにはあまり慎重に手前の肩から何投もしてはプレッシャーを高める、というのは小さいのしか出せないという下策になることもあるかもしれないな、などと考える。ここというところではいきなり一番美味しいラインを通していく判断をもう少し入れてみようかな。
結局夕方まであちこち回ってアタックしてみたものの、もはや稀にチェイスを観測することがある程度でもう釣りとしては終わった感じだった。GWの本流は競争率が高すぎた。
翌日の大会日の釣りは次回の記事にて!