7か月ぶりのヘラブナ釣りの初ヒットで尺半

仕事の予定がないし、せっかくこんなにいい天気なら、とホームグラウンドの池に出かけた。今度若い子を連れて管理釣り場を予定しているので、感覚を取り戻さないといけないのだ。花粉症が嫌なのでサングラスとマスク姿だが。おかげで今も目がかゆい。

先日の記事では初心者を管理釣り場に連れて行ってうどんのセット釣りをさせようということを書いたわけだが、ここは普通のため池なので魚影は濃いとは思うものの管理釣り場のそれに比べれば圧倒的に薄いのでウドンを使った釣りをするのはもっと活性の高い時期でないとならない。

基本に忠実でオールドファッションなバラグルセットの底釣り

バラグルという言葉自体この辺りではあまり聞かないが、昔から初心者向けの野釣り、特にマルキューなどのメーカーの冊子などで紹介されてきた釣り方だ。底釣りのバラグルセットでは、底に沈殿させるバラケによって魚を集め、底に意識を向かせ、もちの良いグルテン餌を食わせる、という釣り方になる。特にダンゴ餌をパクパク競い食いするような地合いにならないような早春や魚影が薄いが大物がいるような場所など、待つ釣りが必要なシチュエーションでは両グルテンに並んで有力な方法だ。

両グルテンはポイントが絞り切れていればじっくり回遊を待つ強さ、寒い時期食欲のない大型ベラに口を使わせる、ドボン釣りと相性がいい、といった特性があると思うが、底釣りのバラグルは片方のハリにグルテン、もう片方は重量のあるバラケを底まきするようなイメージで、集魚力を重視した釣り方になる。筆者は野釣りにおいて浅いタナでコンスタントにアタリが出る状況でないと判断したらまず考える釣り方だし、管理釣り場でも風がある日は選択肢に入る。

ウキがよく動くようになってきたら、両グルテンに切り替えたり、打ち始めは両だんごにしてとにかく集魚に徹するという切り替え方もある。それぞれの長所を自由に選択できるのも強みだ。バラケはうどんや段底などのセットの時のそれと違い、そのまま底釣りのダンゴ餌にも使えそうなタッチを目指すが、開かなさ過ぎてもよくないので着底後に拡散して溶けるような状態にする。

竿は15尺にハリスは上40センチ下は48センチ。駆け上がりでも釣りやすいように段差は大きめにとった。上針トントンからややずらしたところからスタート。

バラケの構成

凄麩2+バラケマッハ2+粘麩1+水1 からの手水で調整

水を入れる前に丁寧に指でかき混ぜて粒の大小や重量による偏りを防ぐ。野釣りなのでバラケマッハを多めに入れて寄せ効果を重視した。重さとまとまりをつけるために粘麩を追加したが、着底後は速やかにバラケが開くようになっている。

食わせの構成

凄グル1+水1

パッケージ通りの作り方。暖かい時間帯はいいが、冷えてくると少し練ったほうがいい。グルテンは練らないほうがいいというが、さすがに糸を引くような粘りが出てはいけないけどほどほどになら練ったほうがいいこともある。状況を見てタッチをいじっていく。凄グルはそういう使い方をしてもそれほど扱いにくくならないので愛用している。

実釣。ひたすら寄せる作業。

この日はすでに気温も20度程まで上がり、もじりなどはないにせよ先客は2枚ずつくらいあげていたようだ。この池は年季の入ったヘラと、尺近い大型のマブナが釣れる。油断すると穂先を引き抜いていくようなコイもいる。昨シーズンも大きいへらをたくさん釣ってお世話になったし、その逆に穂先を抜かれたりウキを飛ばされたりそっち方面でもお世話になったが。。。

となると、まだ山間にあるため池で手のひらサイズより大型の個体がゆーっくり回遊してきて思わせぶりに口を使うような状況だろう。チャンスは少なさそうだ。浅いタナでは水温が上がっていると思われ、中層でのセット釣りもよぎったが、ここは少ないチャンスを逃さないために底釣りに絞る。15尺でかけあがりだし野釣りなので段底は選択肢ではないだろう。もう少し暖かくなれば8尺でも釣れる場所ではあるのでまたそちらは別の機会にレポートする。

予想通り、なかなかウキにさわりの反応が出てこない。1時間ほど、打ち込みすぎない程度には打ち返しをしていく。それでもじーさまたちよりはかなり早いサイクルで底に餌をスタックさせていると思う。ある程度の経験があるから、根気強く魚が回ってくるのを待てる。

シカの鳴き声も聞こえてくるようなところで鳥のさえずりと合唱していて実にのどかだ。ちょっとうとうとしたような刹那、底釣り用のPC無垢のウキがふた目盛ほど力強く、ズイっと入った。見逃さなくてよかった。いつものように片手でさばこうとするが、突っ込みが強烈なので両手もちで耐える。

そうして上がってきたのがこれだ。

(ついでにフォローもお待ちしております^^)

魚体が曲がってしまったので撮影時には測れてないけど、実測で45センチジャスト。いつものようにめんどくさいからハリスメジャーで測るずぼらぶり。狙い通り、下のグルテンをしっかり食ってた模様。ここでは40センチ級も夢ではないので、待つならグルテンも大きめにつけていい。猫が洞池や風越池も同様に、尺以下の個体の動きがよくない時期にグルテンでじっくりやるときは親指の爪くらいの大きさにつけても普通に吸い込んでくるから問題ない。流れや風のある釣り場でも同様の傾向があると思うので底釣り=小指の爪ほどのエサと決めつけず、状況によって対処したい。

今年は暴風の浜名湖に始まり、しょっぱい上げ潮の名古屋港でも坊主を食らい、今回でようやく筆者が取り組んでいるなかの全てジャンルで今年一匹目となるが、それがこの一枚なら、言うことなし。

 

ちなみにそれ以降、日没までやったがさわりが散発するだけでなかなか食いアタリは出なかった。

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