前日の情報では完全に両ダンゴの時合で100枚も狙える状況とのこと。
しかし、起きたのは兄弟子の現地到着を知らせるモーニングDMの着信音だった。しまった。スクランブル発進だ。麦茶だけ詰めて、あと自分も麦茶を飲んで、いざ出陣。ひだ池到着は7時半。社長と業務上の簡単な打ち合わせをして、新桟橋100番に入る。
釣るなら両ダンゴ安定だがセットで釣りこなしたい
釣果を求めるならひだ池で試行回数の多い両ダンゴであるが、最近ずっとウドンセット縛りで釣果を出すチャレンジをしているのでこの日もウドンセットだ。たまたまだが、チョーチン両ダンゴをやると思われていた、さらには先日の瀬戸・エースの袋エサセールで買い込んだ勢いで「いろんな釣り方を知りたいからホタチョーやるんだ」と嘯いていた兄弟子はどういうわけだかセット釣りですでに10枚を釣っていた。
ホタチョーどこいったんだよ。
「ドブさんブログでめちゃくちゃ書いてるでしょ!マネージャーもネタにしていじってくるんですよ!(泣」
構ってもらえてよかったやん。齢を取ればとるほど年下の友達は貴重だぞ。マジで。
この日は暑さも幾分和らぎ、小雨は降るものの午後には止みそうだし猛暑より全然いいよね、というコンディション。池的には残念なことに、例会のキャンセルがあったらしく、客入りは日曜日の割に少なかった。
記事の最後に当日の様子を撮影した動画を掲載します。ぜひご覧ください。あと、チャンネル登録もよろしければお願いしますm(_ _)m
セッティング
竿:8尺 のち 10尺
道糸:1号
ハリス:0.6号(判断ミス。本当は0.8号で良かった)
ハリ:上 改良やらず6号 下 角マルチ3~5号 6-10~15の短ハリス
ウキ:パイプトップ浅ダナ用ボディ4.5センチ
凄麩200+トロスイミー50 吸水後+ 凄麩100もしくはマッハ100 + グルテンダンゴ100
先日習ったタッチにするために水は多め。ほとんどダンゴエサだがトロスイミーが若干のシャリ感を出している。タナで一気に開く、というイメージで。これで持つのかと思うくらいやわらかくしたものでまずはタナ50センチからスタート。幸先よく釣れ始める。
しかし、どういうわけだか自分の前だけヘラブナがわんさか集まってきて層というか、もはや壁というレベルで水面を尾びれで景気良く叩きながら暴れている。上ずりである。さっさとエサを練ってタナを下げればよかったのだが、ここで粘ってしまうし、しょっちゅう水面直下で糸ズレを弾いてハリスがものすごい勢いで飛んでいく。ハリ+ハリスのストックは釣行3回分は十分にあると思われたが、どんどん減っていく。
ライントラブルも頻発し、タイムロスがえげつない、しまいにゃウキのパイプトップが折れる。
11時半頃の休憩で兄弟子が40枚手前、こちらはようやく19枚。ダブルスコアである。まずい!
午後はタナを下げつつも短ハリスストロングスタイルを貫いてみる
タナはウキ下~オモリまで70センチほどだ。いわゆるがさベラの壁の下にいるヘラブナにターゲットを絞る。ウキもワンランク大きいものに変更。ただしハリスは短いので馴染んだ直後のワンチャンスしかとらない。一切待たない。これも教わったことだけど。
ただし、ハリスが短いため、水面直下のスレがかりでビシバシ切られるのは相変わらず。トータル20本くらい持っていかれた。しんどい。その中でもいい感じに連発し、いっときは時速10枚を余裕で超えるペースになるが、喋っているとエサの調整がおざなりになり、意識を集中するまでバラケのタッチが乾燥で変わってしまっていることに気づかなかった。これで一気に減速。結果的に30分ほどロスしてしまう。
「ダンゴばかり食われてどうにもならんわー」
という兄弟子。
「粒戦とか抜いちゃえば?最近ずっと粒戦使わないバラケでセットやってるけど全然釣れるよ?」
というと最初は「えー?」とあんまり信用していないようなリアクションだったものの、いざ粒戦細粒を外したバラケでやったら下ハリで連発、しかも止まらないw教えなきゃよかったと毒づく私を横目にバンバン数を伸ばし、7時から4時で70枚釣ったようだ。なおこちらは7時半から4時で60枚。同時間帯で区切ると、ちょうど同数で決着。ただしアディショナルタイムで兄弟子は勢いづいてめちゃくちゃ釣ってた。こっちはヘラが集まりすぎて揉まれてタナに入らないと言うよりむしろ物理的にヘラブナの背中の絨毯が邪魔で仕掛けが入らないというレベルでカオスってた。
お互いに浅ダナセットの手応えを掴んでとても良い釣行になった。次は野釣りもしようね、という約束をして解散。
お知らせ 9月22日火曜日、NHCトーナメントひだ池で開催
当日参加可能ですので良かったらぜひ。私もクルーとして現地入りする予定です。