2020年9月ひだ池トーナメント参戦、兄弟子との対決

4時前に現地着、ギリギリまで仮眠しようとしたが続々と集まる車の音で眠れず。気がついたら集合時間になっていた。えらいこっちゃ。ゾンビみたいに中腰でそろそろと事務所に移動し、「おはようございまーす」。メンバーはすでに揃っていたので、道具を桟橋に運ぶ。今回はマネージャーのお友達として関西から大ベテラン、同級生の若者が参加。8人並んで中央部に入るので釣りは難しくなるだろうが、その中で揉まれつつ楽しい交流をするのが目的なのでこれでいい。

マネージャー「いつもブログ見てますよ。兄弟子との戦い、楽しみですね」
兄弟子「まーた俺ボロカスに書かれちゃうんだよな~ひどいもん」
私「でもちょっと嬉しいやろ?」
兄弟子「うれしくないですよぉ~」

リアクションが完全に決め手のない微妙な若手芸人のそれである。もうちょっとキレのある返しというものを学んでもらいたい。

兄弟子は常に立ちはだかる

右隣はちょくちょく絡みのある通称ピンクのおっさん、まだ予選通過を果たしていないのをネタにされているが名手。というか、自分は予選通過なんてまだまだ遠い先のゴールなのでこちらからそれをいじるなんてとんでもない。ひだ池PV撮影でマネージャーに撮影協力を依頼したら勝手についてきて撮影中ずっと横でやいのやいのうるさかったが、雲の上の人である。いじるなんてとんでもない。

左隣は兄弟子である。先月のトーナメントでは惨敗を喫した。2週間前にはまさにひだ池でセット釣りを一日通して練習した仲である。今回は闘志十分、負けられない。きっと向こうもその構えだろう。さらにその左には最近知り合ったYouTuberのA&Kチャンネルさん。底釣りにめっぽう詳しい。歳も近いし、今後ぜひお近づきになりたいw

ということで、散々セット釣りがベターだろうということで兄弟子と意思疎通を図っていたし、よっぽどのことがない限り浅ダナセットでタナ調整、エサ調整の幅で乗り切るプランでスタート。

セッティング

竿:8尺
道糸:1.2号
ハリス:0.8号
ハリ:改良ヤラズ6号 角マルチ4号
ウキ:パイプトップボディ4センチ(カッツケだとトップ破損が多いので安いものを採用)

バラケ:とろスイミー50+凄麩400+バラケマッハ100+浅ダナ一本100+グルテンダンゴで追加調整
食わせ:力玉ハード

好調な滑り出し、兄弟子はギャグが滑りっぱなし

6時半スタート。兄弟子からの一枚目は先制攻撃。いつも、釣り出しは早い。どうやってメンタルを揺さぶっていくか。釣り始めはヘラの動きも集まりも悪いのであちこちでブルーギルがウキを引っ張っていくようだ。しかしいずれヘラブナが集まるのは間違いないからと落ち着いてバラケを打ち込んでいくとチクッと狙い通りのアタリ。それからピンクのおっさんにピッタリ追従する形で数を稼ぐ。毎回苦手なスタート直後の課題はクリアか。

8時すぎだろうか。無事15枚釣り上げ、早々に検量となった。この時点で先月より圧倒的に結果がついてきた。兄弟子にはすでに圧倒的な差をつけた。ダブルスコアもまもなくである。兄弟子は相変わらず尻に針が刺さった魚を見て「グーグルアドセンス剥奪されるレベルで下劣なワード」を大声で言い放つ。比較的空いている日だったので、周囲にこだまする。このグループが情けない下ネタに走る意識の低い集団だと思われたらかなわない。速攻で両隣から「You Tubeの収録してんだよ!!やめろ!!」「営業妨害か!」「毎回そういうフレーズ使うからプライベートでもそういう事やってんだろ!?」「高圧洗浄機で腸内デトックスしてもらえ!」と逆襲を食らう。

A&Kさんが兄弟子が持参したウドンのタッパーを見て、
「なにこれ?カブトムシの幼虫入ってんの?」。
兄弟子、「違いますよぉ~そんなわけないじゃないですか~」と及第点以下のぬるいリアクションをしているので、
「その幼虫、おやつだろ?小腹がすいたらパクパクって」と言ってやった。
A&Kさん「おやつwwwwwww」

兄弟子がトイレで席を外せば、
A&Kさん「あれ?兄弟子くんどこいったの?」
ドブ「おやつの幼虫掘りに行ったんじゃない?」

10時頃、一通り食い気のある魚を釣りきったか、バラケで満腹になったか、ヘラブナの動きが悪くなる。浅ダナセット釣りではある程度魚に揉まれるくらいでないとなかなかうまくいかないものであるが、こうなるとバラケの付け方を甘くしたり角ばらせたりしてもあまり状況は変わらない。待ちすぎては余計にヘラブナが離れていってしまうという教えを守り、割り切ってガンガン打ち返していく。ピンクのおっさんも動きが悪くなったとぼやきつつ、ウキを変え、タナを変え、それでもちょこちょこと釣っている。この技術と引き出しの差が出た形になる。

このあたりで左から衝撃の発言が飛び出す。

「グルテンやろうかなあ~」

でた。悪いパターンのやつ。この言葉を引き出せたら勝ったも同然だ。心を折ってやった。ガッツポーズだ。

ブレる釣りはいかん、セット釣り一択だ、セット練習しよう、この一ヶ月あれだけそう言っていた兄弟子が10時ですでにブレ始めた。私は失望した。グルテンのほうが間違いなく釣れるという確信があってそう言っているようには思えない。いわばネガティブな路線変更だ。それじゃ先月と同じじゃないか!私は彼を目標にしていた。しかし本当にそれは正しかったのだろうか?渋くなるウキを見つめながら、自分の心も見つめ直す苦い時間になってしまった。25枚あたりから急減速した時合の中、休憩の合図。

ところでピンクのおっさん、二回りくらい若いマネージャーにいじられたりしてると思えば、周囲に着地点を全く顧みない雑な絡み方をしては困惑させ、いじってくれオーラがすごい。会ったの3回目だけど、私は見抜いた。彼が食事に立った瞬間からずっと背後からビデオ撮影し続け、すれ違うマネージャーがにやけているのを「何をにやけてんだ、おい」と言いつつも背後には全く気づかず、なめるように下から横から撮影しても気づかない。自販機まで行って、ようやくバレたw

「あれ!?なにを撮っとるんだ~」

「桟橋からずっと回してましたけど、でもいじられるの嫌いじゃないでしょ?」

「お、おう////」

おっさんかわいいwwww

昼休憩、この日はのり弁を頼んでおいた。社長の焼きそばもいいが、出入りしてくださる弁当屋さんにもお金を落とさないといかんなあと。

休憩後はますます状況はタフ

池全体としては釣れる状況が続いていたようだが、自分の周りは徐々に食わなくなっていく状況で、休憩後もそれは変わらなかった。27枚目からがなかなか釣れない。振り返ると、この時間帯に釣れない状況を打破できなかったのが悔やまれる。ピンクのおっさんはあっさりと二度目の計量で目盛り確認作業に付き合う。どうやらここでキャリアと実力で決定的に差がついた。

左隣では兄弟子が相変わらず楽しそうにA&Kさんと会話しながら18尺の両グルをやっている。休憩前にも30分ほどやっていたが、釣れている様子はなかった。「いるんだけどなあ~」だって。ふーん。

完全に勢いが死んだ兄弟子をスルーしてなんとか拾い釣りにて2フラシ埋まった。左隣なので兄弟子に重量見分してもらう。私は「ぽっと出おじさんに先に計量確認要求され続ける一日を過ごす気分はどうだね?」とメンタルにダメージを与える一言を忘れない紳士的なプレーヤーである。13時が近づきダブルスコア。もう勝負は決した感がある。今思うとその時自分の気が緩んでいた。自分の結果にもっとこだわっても良かったはずだ。

13時過ぎ、兄弟子は「今日はもうのんびりやるんだ。そう決めたんだ。明日の例会が本番だから、そっちの調査する」と意味不明なことを言い出した。事実上の白旗か。

「なんだよ、降りるのかよ」
「だって釣れなかったもん」
「俺はちゃんとマネージャーに講師料払って教わってんだぞ。あんたはCコースだからちゃんと教えてもらってないんだよ。俺みたいにちゃんとしたコース申し込まないと」
「コースなんてあるんですかwwwwww」
「Aコース、Bコース、Cコースってあるけど、Cコースだと『どうやら粉っぽいのがエサになるらしい』くらいまでしか教えてくれないからな?」

A&Kさんも15尺?で底釣りを開始するが、やはり底釣りに慣れているだけあって兄弟子よりコンスタントにヘラブナを釣り上げていく。ちょいちょい横目で見ていたが勉強になる。

ラストスパート!

14時が近づいた頃からまた釣れ始める。この流れに乗じて3フラシめを埋めたい!兄弟子に追いつかれるとかそういうことはもう考えていない。とはいえ、時々集中力を削ぐ発言をぶつけておくのは忘れていない。ラスト30分を切った。ここでまさかの失敗。

ウドンの在庫が切れた!

あれ?新しいの買って持ってきたはずなのに!荷物をひっくり返しても見つからない。車に置き忘れたかと思って探しに行くが見つからない。事務所で買ってもいいけど、もういい。両ダンゴだ。ちょうどバラケエサはほとんどダンゴに近い。そのものではないが、調整次第で似たような釣りはできるだろう。

で、実際に2枚追加。3フラシ埋まった!が、その後が続かなくて終了。ちなみに家に帰ってから荷物を片付けてたらウドンはちゃんとあった。あると思っていた袋の中に。なぜ見つからなかった。。。

リザルト

最終的な順位としては社長いわく「まあまあ下の方」。先日の「(今回の釣果は)見なかったことにしよう」よりは改善したようだwそれはともかく、兄弟子には不可逆的な差をつけて完全勝利。日曜日は釣れるといいね!などと心にもない言葉をかけておいた。

エサも残ったので残業。兄弟子はマネージャーとピンクのおっさんから浅ダナセットのテクニックを教わっていた。来月は逆襲があるだろうか。私は気分転換に10尺チョーチン両ダンゴで遊んで終了。

そろそろ秋冬の釣りに意識を変えていく必要がありそうだ。

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