久々の#ひだあそびに参加。無理な早起きせずにマイペースで入場。今回は渡り桟橋で、トーベエさんを真ん中に、有志が並ぶ。とくにジンさんとは久々に会った。

緑豊かなひだ池。実は周囲に住宅地もあり、あるいは高速道路のランプを迂回する形の道路がうねうねと取り囲んでいるのだが、そんなことは感じさせない。真冬独特の彩度が低い景色もまた、味があっていいと思っている。
もちろん釣れたほうがいいんだけど、この景色、雰囲気も込みで考えると、少々釣れないことは気にならないと自分では思う。
さて、別に釣果を追い求める釣りでもなし、のんびりコーヒーを香りたっぷり味わい、着座してから準備を始めるまで20分くらいボーッとしてしまったw
不慣れな段底にチャレンジするが
みんな10尺前後でグルテンの底釣りか段底をやっている。10尺でちょうどいい深さだと言うので、段底をやってみることにした。ハリスは50センチ、ハード2をつけてテンションを微妙にかけながら様子を見てみるが、魚が動いていなくて密度が薄いらしく、さわりがあまりない。と思ったらたまに突然当たることがある。しかしどれも掛けるに至らず、時間が過ぎていく。ただし、ジンさん以外釣れていないという、全体的にシビアな状況である。
お客様からシフォンケーキの差し入れ
先日の釣り教室で見事釣果を出した女性アングラーのお客様が手作りシフォンケーキを振る舞っていて、ありがたくいただきました。お世辞抜きにおいしかったです!
昼から魚が浮くと判断して結局浅ダナセットへ
なんやかんやでいつものあれである。食わせハリと食わせの交換、バラケの微調整を行い、そのまま80センチくらいのタナに調整。14時過ぎになってようやく魚が集まりだしたようで、さわりが安定してきた。そろそろ釣れるぞ…!

一枚目からでっぷりしたいいヘラブナが釣れた!
「えーそれでは、例の儀式を執り行います。皆様もご唱和を」
「も~カウンター押しちゃう!ツンツン!ツンツンツンツン!ツーンツーン!(一回しか押さない)」
「ありがとうございました(低音)」
無事カウンターツンツンおじさんの儀が完了。
その後2枚追加し、トータル3枚で餌がなくなり、少し早めの終了。いいんだ、みんなで楽しい一日が過ごせて満足だ。
新しくへらぶな釣りを始めた大人たちも増えている!
この日嬉しかったのが、30代のアングラーがまた増えたこと。そして、来週はまた別の初心者からレクチャーの依頼が。
ひだ池の施策が色々結果を出してきて、一滴の雫が大河になるような感動を覚える。「こんなに面白い釣りと、素敵な場所をもっと知ってもらいたい」という思いで集まった方々のパワーが束になって次の展開を作り出す。いい方向に向かっていると思う。色々苦労してきたけど、子どもたちやみんなの笑顔を見ていたら、本当に報われる。もっといろんなことができるようになるだろうし、その経験は自分の人生の重要な一つの記憶となるだろう。