C☆MAX釣行会で行われた第5回WRFC大会に初参戦。
今年は小さいが数が出る、という情報から考えると、最近発売したところ即完売したSTARCFAFT Xtream IKADA1.2号とASRA MAX 160F2の動画撮影にピッタリのシチュエーション!わくわくしながら真夜中の若狭路をひた走る。
新発売、夜中にリリースして朝起きたら完売していたXtream IKADA1.2号
夜中の3時とかだったと思うけど、7時には完売。会員向け先行販売でぼちぼち売れたらええなあと話していたニシダさん。いやいや、もうちょっと勢いよく売れると思いますよ、といつも悲観的な予測を立てる私としては強気の予測をしていたが、更にそれを超える早朝の4時間で完売w作った数も僅かではあるにせよ、この勢いはすごい。
すでに追加生産が始まっていて、まだお手元に届いていない方にはおまたせしてしまっている状態。パッケージの仕様も少し改善したりいろいろやってますので、楽しみにしていてください。。。
Xtreame IKADA公式サイト https://shop.nsr-issen.com/
Xtreame IKADAについてはもっと詳しい記事を別で書くので、ここでは釣行記ということでまたの機会にします。
そんな新兵器を大会で試せるまたとない機会。まだ届いていない方には申し訳無さとやましさを感じつつ、そしてプロデューサーとして動画撮影のため、と自分に言い聞かせつつにんまりしながらリールを準備したw
タックルとエサ
ロッド:NSR ASRA MAX 160F2
リール:シマノ セイハコウ 60
ライン:STARCRAFT Xtreame 1.2号
ハリ:オーナー スーパー競技チヌ 3号
ダンゴ:NSD(フィッシング遊で販売の生糠+カインズホームの左官用砂)
エサ:オキアミ半枚、はやし渡船謹製さなぎ、コーン、シラサエビ2杯
総勢21人参加でくじ引きの結果、宮浦さん、TAKAさんと3人で乗ることに。TAKAさんはCMAX加入前からはやし渡船でばったり会ったことがあり、よく話しかけてくださる気さくな方。宮浦さんはSNSでお世話になっていて、今回お初にお目にかかった。なんと前回のチャンピオン。これは大変だ…w
若番につきなんとなく左の席をリクエストしたら、潮下。これは頑張るしかない。
文字通り、水面下の駆け引き!?ダンゴワークで先行を許す
一番右に入った宮浦さんは早い段階からダンゴを打ち始め、いきなり掛け始める。セオリー通り落とし込みから入ったものの、アジ、ヒイラギが暴れているのでシラサエビが通らない。かといっていきなりサナギに反応がもらえるわけでもなく。コーンもヒイラギが気まぐれにつつく感じ。
そのまま落とし込みをダラダラやっていても埒が明かないと判断し、ダンゴを握る。ダンゴに集魚性はあえて全く持たせない、プレーンな糠と砂だけを基本にしてオキアミを刺し餌に。
続いてTAKAさんにヒット。
「右、真ん中と来て順番でいうとそろそろくるで~」
と励ましてもらった直後にサシエが抜け、テンションを微妙に張り気味にしていくとくわえ込み!こちらにもヒット!うなるF2!

さらに連続ヒット!!

二投連続ヒットは動画でもしっかりお届けします。それにしてもASRA MAXの凄さよ。美しい弧を描き、スイスイとチヌを浮かせていく。
荒らさないダンゴワークを意識して場をキープしていく
隣でダンゴを打っているからといっても、負けじとポンポン打つのは悪手だと思い、打つんだけど、あえて量を絞る、大きさを小さめにする、インターバルを取る、といった感じで静かに続けていく。時々落とし込みタイムをはさみ、あえてシラサエビを落としてみたりもする。意外と無事通過することもあり、そこはチャンス到来とかんがえる。逆に、静かな時間が長いと感じたらダンゴにシラサエビを混ぜ込んでいく。今回はオキアミをダンゴに混ぜるのはごくごく限られた状況に絞った。こちらが休憩せざるを得ないまでエサ取りが密集してしまう状況を作らずに、かつチヌを呼び込ませるバランスを取りに行くことが重要であることを去年の動画取材などで学んだからだ。
つまり、隣でダンゴが入り続けているからといってダンゴの濃さと量で対抗するのではなく、入れるタイミングで短時間勝負する、ということを意識した。漫然とやらない、ということ。
周囲が小休憩に入ったりするなどダンゴを入れる間隔が空いたタイミングでエビ入りダンゴを落とす、など。

サナギやコーンの落とし込みにはほとんど反応が貰えないが、ダンゴあたりは結構ある。かといって抜けたあとダンゴからサシエが離れていくと全く反応がない。抜けた直後に当たらせたいからオキアミやエビを使うが、食ってくれるかどうかは抜け方とテンションがドンピシャのときだけ、みたいな感じだ。
ここでオキアミを混ぜすぎると、きっと抜けた直後の当たりが糸ズレなどでわからなくなってしまう。
ガチガチに締め込んだダンゴでもボラにタコ殴りされる恐怖
ここまでダンゴがフルボッコにされるのは初めての経験かもしれない。ボラがダンゴをどつき回し、その隙間でチヌらしきだんごあたりが伝わってくる、という感じ。そういうときは左右にずらして落とし込みをしてみるなどをはさみ、それから気持ち水気を多めにして握り込んだ経時変化を抑えに行ったダンゴをスローペースで打つ。これは自分なりの考えでやったので正しいかどうかわからんが、はやく抜きたい、当たらせたいという気持ちを抑えて我慢する。
エビワークで終盤に向けて勝負
午後からはチヌらしき反応が続くようになってきたらエビ単体で落とし込んだり、エビなしダンゴにサシエエビで勝負する。反応が遠くなったらエビダンゴ、のローテーションで手持ちのエビを積極的に使って数を伸ばしに行く。

F2とエクストリームの相性が抜群にいい
一日を通して実に快適な釣りだった。詳しくは別記事に。
テンションコントロールがうまくできたときに「つかむ」ことができる
サシエがダンゴから抜けた直後、流れや海底付近の魚の動きによる水流などでサシエはおそらくダンゴから離れていく。このときは離れていくと当たらないと感じたので、抜けた直後のテンションをしっかり見てやる必要がある。これがうまくできていると思われるときにだけ、チヌがハリを掴んだかのような小さな重みを察知できて、いわゆる食い込みあたりでなくとも掛けることができたシーンがあった。
これもASRA MAXの穂先が持つ最高級の性能があってゆえのこと。まさに、これがセンシティブなかかり釣り、なのだろう。まだそれがしっかりこなせなくて有効なテンションを出せる確率が低いが、これを高めていけたら、、、と思うと次回の釣行がますます楽しみになる。
1.2号という細めのラインだからこそできる釣り、という感じはめちゃくちゃある。上潮や風に対して踏ん張りがきくのである。なので、テンションコントロールがやりやすくなる。結果、魚の動きを読みやすくなる。
そういう意味ではF2とXtreme IKADA1.2号の組み合わせでの実釣として最高の動画が撮影できた。
最後の最後に、ダメ押しの一枚
9枚目チャレンジは、ダンゴから少し潮下へ竿1本ぶん離れたところへの落とし込み。きっといるんじゃないかと思ってシラサエビを落としてやると、やっぱりいた!!

これで9枚のチヌを釣り上げ、時間となった。
豪華景品が全員にあたるというとんでもない記念大会
沢山の方々のご協賛により過去最高のゴージャスな景品が目白押し。全員に豪華景品があたるというすんごい大会でした。
ご協賛の皆様ありがとうございました。

CMAX大会ルールは、その日自分が釣った最長寸+釣ったチヌの数を1ポイントずつ足してのポイント制。
私が釣った最長寸は30センチで、釣った数が9枚なので、39ポイントとなる。サンキュー。9枚というのは結構良い数だと思われ、まずまず好成績が期待できるのではないかとドキドキしながら順位発表を待つ。
同率5位/21人!古豪ひしめくCMAXの中で快挙でしょこれ
優勝は中型が多かったこの日の中で45センチを釣り上げたK山さん。かなり遠いところからの参加で、会えばよく話す仲なので私も嬉しい!罰ゲーム副賞としてチャンピオンベルトが贈呈されていた。おめでとうございます!!
そして貫禄の、最多数を釣り上げた黒河会長、トシミツさんとバリバリのトーナメンターが続き、宮浦さんもそこに食い下がる形。数センチの差で惜しくもそこにぶら下がる形になったとはいえ、なんとうちPわい、同率2名で5位!マジか!
賞品はクーラーボックスを選べそうだったが、同率じゃんけんであえなく敗北し、逃してしまうwが、それはそれでほしいと思っていたダイワのトランクトレイをゲットできてよかった~!

数が出る筏に当たった幸運は間違いなくあるんだけど、その状況で釣り逃すことなくちゃんとやりきれた、というのがこの結果になったのだと思える釣りができた。隔月釣行くらいの少ない経験でこの結果を出せたのは間違いなくニシダさん、黒河会長に教わったおかげです、間違いなく(二回目)。ありがとうございます。間違いなく去年の夏より上達できています。
嬉しい外道のシオはどうやって食べようかな。。。