共に学ぶ仲間を見つけると釣りが上達しやすい

なんかここ数日のアクセス状況が大きく変化し、どこぞのアプリからたどってきてくださる方が増えた。で、そういう方々が読む記事というのが、うちではあまり書いていないルアーがらみの話とかが多く、本ブログのメインコンテンツ荷台巨頭であるチヌ釣りとヘラブナ釣りのほうはお気に入りからの常連さんとか検索からのお客様がほとんどで現状維持である。

おそらくルアーマンの方には退屈な記事も多いブログだと思うので、少しでも参考になればと思って今回の記事を書くことにした。単独釣行に限界を感じている方にはぜひ参考にしてもらいたい。

竿を振るだけで満足・・・なら水たまりでもええやんと思ってしまう

やはり釣りは釣れないより釣れたほうが面白い。釣れないと思われた状況で釣れたらもっと面白い。釣りを趣味として没頭するレベルになると、簡単に数釣れる魚よりも手ごわい魚にチャレンジしたくなる人も少なくない。ルアーの世界では川に立ちこんで延々とサクラマスの遡上とリアクションバイトのワンチャンを待つようなストイックな釣りもある。餌釣りの世界でも夜通しぶっこみ釣りでコロダイのような磯の大物釣りをする人もいる。原則的には釣るという目的あっての釣りだ。ボウズが当たり前というジャンルに果敢に挑む人も多いが、たぶんそういう人は竿を振っただけでは心の底からは満足していない。次こそは、と執念を燃やしていることだろう。

もちろん、今回のコロナ禍でしばらく釣りができなかったストレスは皆さんと同じように私も強く感じていて、それこそひさしぶりに竿を出したら「竿を振っただけで満足」みたいな感覚はあったけど、やはり同時に「なまってしまった感覚を取り戻してもっと釣りたい」と強く思った。

練習するにしても、魚はいないよりいたほうがいいだろう。

ネット情報からジャンルに参入することが普通になった時代の釣り

かくいう私もその一人である。ウェブ検索で情報収集し、YouTubeで参考になる動画をはしごして、自分なりに仮説を立てては出かけてきた。もちろん釣具店で質問したりもするが、それはウェブや本のようなメディアでは納得いかなかったり得られなかった部分についてである。これはこれで一つのコミュニティとも言えなくはないのだが、肝心の「現場でのフィードバック」が得られない。思考と修正のスパンが緩慢になってしまうのである。ゆえに結構な遠回りをしてきた感覚がある。

良き師匠をもて

ビジネスの世界ではメンターと呼ばれるような存在、これは釣りの世界でも当てはまる。このブログの中でも散々触れてきたが、私は最初チヌのダンゴ釣りに挑戦しても坊主続きだった。浜名湖でチヌを確実に数釣るにはダンゴ釣りが最も有利であると考えたのだが、苦戦していた。

そんなときたまたま隣でダンゴ釣りをしていたおっさん(くそ失礼)がこちらのダンゴを「こんなじゃダメだよ」と手直ししてくれたらとたんに釣れた。おっさんはバッタバッタとグレを釣り上げていく。梅雨時の浜名湖ではグレをダンゴ釣りで狙うことができるのだ。あっという間にフラシの中は真っ黒になった。おっさん改め「師匠」を通り越し、「神」に見えたのは言うまでもなく、次回も教えを乞うことにした。

そして3度目の釣行以降、ダンゴ釣りで並んだら師匠に負けるということはなくなった。もう浜名湖のダンゴ釣りはある程度理解できたと思って、次はウキフカセ釣りで師匠に挑むことにした。やはり惨敗であった。「まあ、またいつでもおいでwwww」と大人げなくマウンティングをとられるのをさめざめと泣きながら受け入れるしかなかった。これはフカセ釣りも覚えたい。悔しい。

その翌年、というか去年だが、まず近場の名古屋港で徹底してウキフカセ釣りをやった。前打ちのほうが効率が良いことが多いのではないかと思いつつも、さらに夏場はウキフカセでは釣れない場所といわれながらも、何とか攻略法を見つけ、12月頭くらいまでなら行けば大体釣れるというある程度の成果を出した。これが私のTwitterアカウント名の由来である「ドブサナギ釣法」である。まあ、普通にサナギを底付近に流し込むという釣り方なんだが。

とにかく、偶然にもいろいろと気の合う師匠に出会えたことは釣り人生、そしてこのブログにおいても非常に大きな影響を与えた。

よき師匠の次はよきコミュニティと関われ

ジャンルが違うアングラーでもいい。同じ釣り場をホームグラウンドにしているが釣り方が違うという知人とよく情報交換するが、そこから得られる学びは少なくない。そして同じジャンルのコミュニティがあればぜひ何らかの形で関わりたい。かかわりの度合いはそれぞれの心地よさで決めればいいと思うが、実際に何でも聞ける、真横で見れるというのは大きな学びになるはずである。

といっても、ジャンルによって仲間と並んで釣るものもあれば、そうでないものもある。渓流の釣りあがりはエサでもルアーでもギリギリ窮屈な思いをしなくて済むのは2人までだろう。そして秘密の多い釣りである。こういうものはコミュニティを形成するのに苦労するが、3人くらいの仲間を作ることはできるだろう。

ちなみにヘラブナ釣りやかかり釣りは並んで一日中釣りをするのでコミュニティが形成されやすく、また情報交換の量はおそらく他ジャンルに比べてかなり多い。半面、人間関係がしんどくなったときはめんどくさいというデメリットもあるが、うまい具合に人間関係を形成できれば一生ものの財産になると思う。これがいくつか重なると得られる情報量と経験が一気に増える。

これまで肉眼で何の教練もなく一人で狩りをしていたのが、集団でノウハウを共有し獲物の動向がデータ化されることで視界も深度も段違いになる。情報はすべての結果を下支えするものだ。

門外不出の情報というのは意外とまだまだたくさんある

テクニック的なものはいまや有名なアングラーもどんどんその内容を紹介しているし、メーカーも自社製品のプロモーションにからめて盛んに行っている。しかし一つ落とし穴がそこにあって、メーカーのプロモーションが絡むコンテンツは基本的に「売るためのシナリオ」に沿って作られる。現場で困っている状況を打開するというのが商品開発のベースになっているので結果的にお役立ちになるというパターンだが、大抵は売れた後の個々のアングラーの問題解決まで寄り添うことはない。

好奇心の強い人はそのうえで実践レベルにて模索することになるが、それの蓄積が自分なりのノウハウになっていく。しかし、それには時間もかかるし、前回執筆した「他責志向」のままでは、メーカーのせいで釣れないという思考に陥ってしまう。この道具つれねえーって言っているのは、その生かし方を知らない自分が悪い可能性が高いし、それを購入するという選択をした自分を変えるしか問題を解決できないのである。

で、実際にコミュニティをもつことでそうした問題の共有がスムーズになるし、案外とインターネット上にてきちんと言語化されていない情報や技術があったりする。やっている人からすると当たり前すぎてスルーされているものごとというのがその一つだ。こんなくだらないことを聞いてもいいのかな、と思うようなことでも、親しい仲間がいれば聞けるものだ。

三人寄れば文殊の知恵、である。

ちなみに、私は長らく「ぼっちアングラー」だったが、おかげさまでこのブログやTwitterなどの活動を通してかかり釣りやヘラブナ釣りではハイレベルな情報に接することができる立場になった。自分の技量ではすぐマネできることは少ないが、とんでもなく釣る人がどんなことをやっているか、考えているかを遠慮なく聞き出せるというのはそれだけでも面白い。自分が有名アングラーになろうとは全く思っていないが、その世界を深く知ることができるというのは単純に楽しい。

いつも仲良くしてくださる方々にあらためて感謝します。

そろそろ長くなってきたので、どうやったらコミュニティを形成できるようになるか、についてはまた別の機会に書こうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.